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'''三笠山'''(みかさやま)は、
'''三笠山'''(みかさやま)は、


(1) [[霊界物語]]の[[天祥地瑞]]に登場する山。[[紫微天界]]にある。
(1) [[霊界物語]]の[[天祥地瑞]]に登場する山。[[紫微天界]]の[[真鶴国]]にある<ref>{{rm|75|17|西方の旅}}:[[結比合の神]]の歌「[[真鶴山]][[玉藻山|玉藻の山]]や三笠山は 真鶴国の要なるかも」</ref>。


(2) 奈良市の春日大社の東側にある山(通称・春日山)。古歌でよく歌枕として、月と組み合わせたり、笠を傘とかけて使われる。霊界物語においても、七五調の歌の中で何らかの歌枕として使われている。
(2) 奈良市の春日大社の東側にある山(通称・春日山)。古歌でよく歌枕として、月と組み合わせたり、笠を傘とかけて使われる。霊界物語においても、七五調の歌の中で何らかの歌枕として使われている。
<ref>天祥地瑞以外で「三笠山」が出て来るのは3回あるが、すべて歌枕だと思われる。{{rm|3|30}}:「ふりさけ見れば'''三笠山''' 峰より昇る望の夜の 清き月影欠くるなく」(月との組み合わせ)、{{rm|6|10}}:「正しき夢を'''三笠山''' 重(かさ)ぬる齢千代八千代」(笠と重をかけていると思われる)、{{rm|9|6}}:「神の救ひの此船は 深き恵みを三笠丸 空打ち仰ぎ眺むれば 春日の山や'''三笠山''' 峰より昇る月影の」(月との組み合わせ、及び三笠丸とのかけ合わせ)</ref>
<ref>天祥地瑞以外で「三笠山」が出て来るのは3回あるが、すべて歌枕だと思われる。{{rm|3|30}}:「ふりさけ見れば'''三笠山''' 峰より昇る望の夜の 清き月影欠くるなく」(月との組み合わせ)、{{rm|6|10}}:「正しき夢を'''三笠山''' 重(かさ)ぬる齢千代八千代」(笠と重をかけていると思われる)、{{rm|9|6}}:「神の救ひの此船は 深き恵みを三笠丸 空打ち仰ぎ眺むれば 春日の山や'''三笠山''' 峰より昇る月影の」(月との組み合わせ、及び三笠丸とのかけ合わせ)</ref>


本ページでは(1)について説明する。
本項では(1)について説明する。
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* 初出:{{rm|73|37|玉手の清宮}}
* 初出:{{rm|73|37|玉手の清宮}}
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* <wp>春日山 (奈良県)</wp>
* {{wp|春日山 (奈良県)}}
* [https://kobun.weblio.jp/content/%E4%B8%89%E7%AC%A0%E5%B1%B1 三笠山] - 学研全訳古語辞典(weblio)
* [https://kobun.weblio.jp/content/%E4%B8%89%E7%AC%A0%E5%B1%B1 三笠山] - 学研全訳古語辞典(weblio)


[[Category:霊界物語の山|みかさやま]]
[[Category:霊界物語の山|みかさやま]]