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また久次岳の南西にある[[磯砂山]](いさなごさん)(山頂間の距離約5.6km)が比治山という別名も持っている。 | また久次岳の南西にある[[磯砂山]](いさなごさん)(山頂間の距離約5.6km)が比治山という別名も持っている。 | ||
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2024年7月27日 (土) 11:12時点における最新版
比治山(ひじやま)は、霊界物語に登場する山。主に第16巻・第17巻の丹波物語に出て来る。丹波の国にある。「比治山峠」という峠名でも出て来る[1]。
概要
- 初出:第16巻第20章「思はぬ歓」#
- 比治山の峰続き[2]、または麓[3]に比沼真奈井(豊国姫が出現した聖地)がある。
- 比治山の北に真名井ケ岳が聳えている。[4]
- 三五教の宣伝使・悦子姫の一行は、比沼真奈井や比治山の神様に参詣するため、旅をしている。[5]
- バラモン教の鬼虎・鬼彦に誘拐されたお節(丹波村の平助・お楢の孫娘)は、比治山の奥の岩窟(魔の巌窟)に監禁されていた。[6]
- 清子姫と照子姫[7]は、比治山で草庵を結び、時を待っていた。[8]
現実の比治山
現実の比治山は、久次岳の南側(山頂から約1.6km)に「比治山峠」[9]があり、その周囲の山が比治山ということになる。
また久次岳の南西にある磯砂山(いさなごさん)(山頂間の距離約5.6km)が比治山という別名も持っている。
「丹後国風土記逸文」には、比治山の山頂にある真奈井に8人の天女が降ったという羽衣伝説が記されている。
- 丹後国風土記 - ウィキペディア
- 磯砂山 - ウィキペディア
- 磯砂山 - 京都府観光連盟
- 羽衣伝説の山:磯砂山 - 丹後の地名
関連項目
脚注
- ↑ 出現回数は比治山18回、比治山峠5回。
- ↑ 第18巻第8章#:「広野を過ぎて五箇の庄 比治山峠の峰続き 比沼の真名井の神霊地」
- ↑ 第27巻第14章#:「雲に聳ゆる比治山の 麓に清き比沼真奈井」
- ↑ 第17巻第3章#:「揺られて来る比治山の 北に聳ゆる真名井岳」
- ↑ 第16巻第20章#:岩公のセリフ「私は比沼の真名井や比治山の神様に参詣する者で御座います」、音彦のセリフ「吾々は比治山の神様に参詣を致すもので御座います」
- ↑ 第16巻第21章#:「妾は比治山の奥の岩窟に押し込められて居りました」…ただしこれはお節に化けた化け物(白狐?)のセリフ。第17巻第3章#:「真名井ケ岳の山奥の、暗き岩窟に閉ぢ籠められし、丹波村の平助が孫娘お節は」…ここでは「真名井ケ岳の山奥の、暗き岩窟」と書いてあるが、本物のお節を岩窟から救出した後、一行は「真名井ケ岳の豊国姫の出現場」〔第3章#374〕を目指して登って行き、「比治山峠」〔第4章#134〕で鬼虎・鬼彦たちは凍死・羽化登仙しているので、お節が監禁されていた岩窟は、比治山ではないかと考えられる。
- ↑ この二人は第17巻で黒姫の部下のような感じで登場した第17巻第9章#・第10章#が、実は表面服従していただけ第27巻第15章#。
- ↑ 第27巻第15章#:「此照子姫、清子姫は其(略)神勅を受けて、比沼真奈井に豊国姫出現に先立つて現はれ、比治山に草庵を結び、時を待つて居たのである。そこへウラナイ教の黒姫に出会し、いろいろとウラナイ教の教理を説き聞かされ(略)只黒姫の言葉を反駁もせず、善悪を取捨して表面服従して居たのみであつた。」
- ↑ 現在の峠道はトンネルを掘り、国道312・482号線の「比治山トンネル」になっている。