「霊界物語第4巻の諸本相違点」の版間の差分

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|御||p303（第42章）||八王大神は（略）盤古大神塩長彦に望みを嘱し、'''盤古大神'''の承認を得て
|御||p303（第42章）||八王大神は（略）盤古大神塩長彦に望みを嘱し、'''盤古大神'''の承認を得て　……底本の三版では「嘱し、大神（おほかみ）の」になっているが、王仁三郎が「盤古」という文字を挿入して「嘱し、盤古大神の」に訂正している。つまり八王大神は、盤古大神本人の承認を得て盤古大神を国祖の地位に代えようとした、という意味になる。
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|校||p266||「天の大神」
|校||p266||「天の大神」　……編者が「盤古」は間違いと考えて「天の」に変えたか？　実際に後の方（第45章）で八王大神は、天の大神に国祖を隠退させるよう要請しているため、「天の大神の承認を得て」でも意味的には正しい。
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|八||p463上||校定版と同じ
|八||p463上||校定版と同じ
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|愛||p257||御校正本と同じ
|愛||p257||御校正本と同じ
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|Ｒ|| ||{{Serious}}「天の大神」（文脈上「盤古大神」ではおかしい）
|Ｒ|| ||{{Serious}}「盤古大神」　……「天の大神」でも意味的には正しいが、「天の」はもともと底本の三版にも御校正本にも無い文字で、校定版編者が考えた文字なので、霊界物語ネットでは御校正本通り「盤古大神」にする。（以前は「天の大神」だったが2022/08/15に「盤古大神」に変更した）
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|愛||p267||数多の神人を引率し、
|愛||p267||数多の神人を引率し、
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|Ｒ|| ||愛世版と同じ
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|八||p467下（第44章）||大地の底深く'''地汐（ちげき）'''の世界に神退はれたまひ、'''地汐（ちげき）'''の精霊に感じて
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|愛||p269||大地の底深く'''地月（ちげつ）'''の世界に神退はれたまひ、'''地月（ちげつ）'''の精霊に感じて
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|Ｒ|| ||愛世版と同じ
|Ｒ|| ||愛世版と同じ
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|Ｒ|| ||愛世版と同じ
|Ｒ|| ||愛世版と同じ
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|八||p472下||地球および地汐（'''ちげき'''）、地星が、
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|愛||p281||地球および地汐（'''ちせき'''）、地星が、
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|御|| ||愛世版と同じ
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|Ｒ|| ||愛世版と同じ（「地汐」）
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|Ｒ|| ||愛世版と同じ（「自働的」はここ含め5ヶ所ある）
|Ｒ|| ||愛世版と同じ（「自働的」はここ含め5ヶ所ある）
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|八||p473下||同数同形の汐球（'''げき'''きう）が配列されありて、
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|愛||p288||同数同形の汐球（'''せき'''きう）が配列されありて、
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|御|| ||愛世版と同じ
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|Ｒ|| ||愛世版と同じ
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1,271行目: 1,246行目:
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|愛||p288||火球となりゐるなり。'''今、図を以て示せば次の如し。'''
|愛||p288||火球となりゐるなり。'''今、図を以て示せば次の如し。'''
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|御|| ||愛世版と同じ
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|Ｒ|| ||愛世版と同じ
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|八||p473下||地汐（'''ちげき'''）をして或ひは水を
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|愛||p288||地汐（'''ちせき'''）をして或ひは水を
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|御|| ||愛世版と同じ
|御|| ||愛世版と同じ
1,605行目: 1,571行目:
|Ｒ|| ||愛世版と同じ（「耳裡」は「俚耳」の誤りだと思われるが「耳裡」にしておく）
|Ｒ|| ||愛世版と同じ（「耳裡」は「俚耳」の誤りだと思われるが「耳裡」にしておく）
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== 地月・地汐・汐球 ==
[[霊界物語]][[第4巻]]と[[第6巻]]に「地月」「地汐」「汐球」という言葉が登場する。版によってフリガナがまちまちである。
* 地月：ちげつ
* 地汐：ちげつ、ちせき、ちげき
* 汐球：しほきう、せききう、げききう
昭和7年に王仁三郎が、地月を地汐と改め「ちげき」と読むのだと教示したことが『[[新月の光]]』に記録されている。<ref>『[[新月の光]]』0164「地汐」：〈「神示の宇宙」にある地汐（昭和七年節分後、聖師様が元は「地月」とありしを改めて）は「ちげき」と読むのである。（昭和七年）〉</ref>
【第4巻】
戦前の版を見ると、本字とカナがまちまちえある。当時は霊界物語を王仁三郎の校訂を得ずに次々と出版して行ったため、誤字・誤植によって生じた混乱ではないかと考えられる。
戦後の版は、[[校定版]]では全て「地汐（ちげき）」に統一されている。これは前述の王仁三郎の教示に従い「汐」を「げき」と読むことにしたのだと思われる。また「汐球」についても戦前は主に「せききう」（新仮名遣いだと「せっきゅう」）とカナが振られていたが、校定版では「げききう」に修正されている。
[[愛善世界社版]]は[[御校正本]]（三版を校訂したもの）に準拠しているため、本字とカナがまちまちである。
【第6巻】
初版では「地汐（ちげつ）」「汐球（げつきう）」だが、三版以降は「地汐（ちげき）」「汐球（げききう）」に修正されている。（二版は手元にないため未確認）
【霊界物語ネット】
[[霊界物語ネット]]では、第4巻も第6巻も「地汐（ちげき）」「汐球（げききう）」に統一する。（校定版と同じになる）
=== 第4巻 ===
* 大正11年（1922年）3月30日　初版
* 昭和4年（1929年）2月15日　二版
* 昭和7年（1932年）5月30日　三版
{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p344（第44章）||大地の底深く'''地月（ちげつ）'''の世界に神退はれたまひ、'''地月（ちげつ）'''の精霊に感じて
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|二||p314||2ヶ所とも「地月（ちげつ）」
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|三・御||p314||2ヶ所とも「地月（ちげつ）」
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|校||p277||2ヶ所とも「地汐（ちげき）」
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|愛||p269||2ヶ所とも「地月（ちげつ）」
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|Ｒ|| ||2ヶ所とも「地汐（ちげき）」
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{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p360（第46章）||地球及び地汐（'''ちげつ'''）、地星が、
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|二||p328||「ちげき」
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|三・御||p328||「ちせき」
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|校||p290||「ちげき」
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|愛||p281||「ちせき」
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|Ｒ|| ||「ちげき」
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{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p364（第46章）||地汐（'''ちげつ'''）をして或は水を（略）地汐（'''ちげつ'''）は吸気作用を司る（略）地汐（'''ちげつ'''）は鳴門を入口として（略）火球及び地汐（'''ちげつ'''）よりは
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|二||p331-2||4ヶ所とも「ちせき」
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|三・御||p331-2||4ヶ所とも「ちせき」
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|校||p292-3||4ヶ所とも「ちげき」
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|愛||p288||4ヶ所とも「ちせき」
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|Ｒ|| ||4ヶ所とも「ちげき」
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{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p363（第46章）||同数同形の汐球（'''しほ'''きう）が配列されありて（略）大地の諸汐球（'''しほ'''きう）も
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|二||p330||2ヶ所とも「せききう」
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|三・御||p330||2ヶ所とも「せききう」
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|校||p292||2ヶ所とも「げききう」
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|愛||p288||2ヶ所とも「せききう」
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|Ｒ|| ||2ヶ所とも「げききう」
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=== 第6巻 ===
* 大正11年（1922年）1月10日　初版
* 昭和7年（1932年）7月15日　三版
{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p146（第20章）||その西南隅なる地汐（'''ちげつ'''）の世界に
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|三・御||p131||「ちげき」
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|校||p117||「ちげき」
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|愛||p115||「ちげき」
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|Ｒ|| ||「ちげき」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p182（第25章）||洽く地中の地汐（'''ちげつ'''）、地星の世界を遍歴し
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|三・御||p164||「ちげき」
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|校||p146||「ちげき」
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|愛||p144||「ちげき」
|-
|Ｒ|| ||「ちげき」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p222（第29章）||即ち地中地汐（'''ちげつ'''）の世界に
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|三・御||p202||「ちげき」
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|校||p174||「ちげき」
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|愛||p176||「ちげき」
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|Ｒ|| ||「ちげき」
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{| class="rm_syohon_souiten"
|初||p174（第23章）||又豊国姫命は地中の火球、汐球（'''げつきう'''）を守り
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|三・御||p157||「げききう」
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|校||p138||「げききう」
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|愛||p136||「げききう」
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|Ｒ|| ||「げききう」
|}
== 脚注 ==
<references/>


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