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時雨の森

717 バイト追加, 2024年5月22日 (水)
概要
* 時雨の森には兎の種族(月神を祭る民族)が住んでいる(南の森にある「[[兎の都]]」)が、[[モールバンド]]や[[エルバンド]]の怪獣の餌食とされ、ほとんど亡ぼされてしまい、数千頭になってしまった。また、[[常世会議]]の後、虎、狼、獅子、熊、大蛇、鷲などの猛獣が[[常世の国]]の[[ロッキー山]]方面から時雨の森に逃げて来て、兎の種族を餌食にしていた。<ref name="rm3202">{{rm|32|2|猛獣会議}}</ref>
* [[兎の都]]の中心には岩石で自然に造られた山があり、その山をめぐる広い湖の辺には無数の鰐(武人の群)が棲み、鰐と兎の両族は互いに提携して暮らしていた。鰐は兎の国の軍隊のような用務に従事していた。<ref name="rm3202" />
* 南の森は、猛獣毒蛇が公然として暴威を逞しくしていた。それに対して北の森は、全ての獣類が奸佞で妖怪変化をなし、その行動は容易に推測できなかった。<ref>{{rm|32|11|人の裘}}:「アマゾン河の南岸に展開せる大森林は、猛獣毒蛇の公然として暴威を逞しうするのみなれば、却て之が征服には余り骨を折らなくてもよかつた。只表面的神力を発揮さへすれば獅子、狼其他の猛獣をも悦服させ得たのである。(略)之に反し北の森林はすべての獣類、奸佞にして妖怪変化をなし、容易に其行動、端倪すべからざるものあり。」</ref>
* 「時雨」とは降ったりやんだりする雨のこと。

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