「宇智川」の版間の差分
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* 宇智川はオビ川の支流であるイルティシュ川(現地語に近い発音は「エルティシ川」。水源はアルタイ山脈)だという説がある。『[[おほもと]]』昭和31年(1956年)8月号p82で[[山田緑]]は「イルテイシユ河の魂返しはウチであり、ウチは即ち宇智川です」「一昨年のソ連原爆実験は、上述のイルテイシユ河の上流、ウスチカメノゴルスク市から適当にはなれたところで行われたと報ぜられ」と述べている<ref>『おほもと』昭和31年(1956年)8月号p80-83、山田緑「シベリア線を花道と─ソ連の重心の東漸─」</ref>。ソ連のウスチカメノゴルスク市(現在のカザフスタン共和国のオスケメン市)はイルティシュ川の上流にあり、その西方にあるセミパラチンスク核実験場はソ連の主要な核実験場で、昭和24年(1949年)から40年間で456回の核実験が行われた。 | * 宇智川はオビ川の支流であるイルティシュ川(現地語に近い発音は「エルティシ川」。水源はアルタイ山脈)だという説がある。『[[おほもと]]』昭和31年(1956年)8月号p82で[[山田緑]]は「イルテイシユ河の魂返しはウチであり、ウチは即ち宇智川です」「一昨年のソ連原爆実験は、上述のイルテイシユ河の上流、ウスチカメノゴルスク市から適当にはなれたところで行われたと報ぜられ」と述べている<ref>『おほもと』昭和31年(1956年)8月号p80-83、山田緑「シベリア線を花道と─ソ連の重心の東漸─」</ref>。ソ連のウスチカメノゴルスク市(現在のカザフスタン共和国のオスケメン市)はイルティシュ川の上流にあり、その西方にあるセミパラチンスク核実験場はソ連の主要な核実験場で、昭和24年(1949年)から40年間で456回の核実験が行われた。 | ||
* 愛善世界社版第10巻p325の注記には、宇智川は「オビ川の上流に相応すると思われる。なおオビ川は信濃川に比定されるが、信濃川の上流上田市の近くに内村という地名がある」と書かれている。 | * 愛善世界社版第10巻p325の注記には、宇智川は「オビ川の上流に相応すると思われる。なおオビ川は信濃川に比定されるが、信濃川の上流上田市の近くに内村という地名がある」と書かれている。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2022年7月17日 (日) 18:19時点における最新版
宇智川(うちがわ)は、霊界物語に登場する川。アルタイ山の方面にある。
概要
- 表記ゆれ:宇智の川、宇智野川(うちのがわ)[1]
- 初出:第10巻第32章「土竜」#
- 主に第10巻に出る。第11巻にも1回だけ出る。
- アルタイ山の麓の原野を流れるかなり大きな川で、この川を渡る者は100人中99人まで生命を取られるので、別名を「死の川」「魔の川」と呼ばれている。[2]
- ウチはアルタイの言霊反しである。
主なエピソード
アーメニヤへ向かう石凝姥神は宇智川の川辺に着いた。橋も舟も無く、濁流が漲っている。するとたまたま巨大な材木が次々と流れて来て、自然に浮橋が出来た。祝詞を奏上しているとウラル教の男が5人、地面の砂の中から現れ、石凝姥神を取り囲む。石凝姥神が宣伝歌を歌うと5人は改心し三五教に入る。一行6人は浮橋を西へ渡る。男の一人、鰤公が「アルタイ山には蛇掴という悪神が棲んでおり、村人が毎日12匹の蛇を捕まえて蛇掴に供えないと、村の女子供が食われてしまう。どうぞ助けて下さい」と言う。石凝姥神は村人を助けるために、鉄谷村(かなたにむら)へ向かう。〔第10巻第32章「土竜」#~第33章「鰤公」#〕 (この後、舞台は「鉄谷村」に移る)
現実の地理
- 宇智川はオビ川の支流であるイルティシュ川(現地語に近い発音は「エルティシ川」。水源はアルタイ山脈)だという説がある。『おほもと』昭和31年(1956年)8月号p82で山田緑は「イルテイシユ河の魂返しはウチであり、ウチは即ち宇智川です」「一昨年のソ連原爆実験は、上述のイルテイシユ河の上流、ウスチカメノゴルスク市から適当にはなれたところで行われたと報ぜられ」と述べている[3]。ソ連のウスチカメノゴルスク市(現在のカザフスタン共和国のオスケメン市)はイルティシュ川の上流にあり、その西方にあるセミパラチンスク核実験場はソ連の主要な核実験場で、昭和24年(1949年)から40年間で456回の核実験が行われた。
- 愛善世界社版第10巻p325の注記には、宇智川は「オビ川の上流に相応すると思われる。なおオビ川は信濃川に比定されるが、信濃川の上流上田市の近くに内村という地名がある」と書かれている。