「聖地エルサレム」の版間の差分
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− | * | + | * 第3巻までは「地の高天原」と呼ばれる方が圧倒的に多いが、第4巻以降は「聖地エルサレム」と呼ばれる方が圧倒的に多い。 |
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+ | 聖地エルサレムには[[国祖大神]]の雄大な宮殿がある。黄金や、瑪瑙等の七宝の珠玉で造られている。この宮は「[[エルサレムの宮]]」また「[[珍の宮]]」と呼ばれている。この宮が建っている所は蓮華台上であり、台上から見ると四方は屏風を立てような青山をめぐらし、その麓には[[ヨルダン河]]が流れている。また麓には湖水が取り囲んでおり、その湖水の中には大小無数の島があって、その島ごとに桧造りの宮が建てられている。そこに黄金の橋が架けられており、その橋の向こうに大きな黄金造りの高殿がある。それを「[[竜宮城]]」と呼ぶ。<ref>{{rm|1|23|黄金の大橋}}</ref> | ||
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+ | [[黄金山]]は[[三五教]]の本山である。 | ||
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+ | 聖地エルサレムの傍らに[[黄金山]](別名・橄欖山)が聳え立っている。<ref>{{rm|6|34|三大教}}:「黄金山は聖地ヱルサレムの傍に聳え立つ橄欖山の別名なり」</ref> | ||
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+ | 黄金山の麓に聖地エルサレムがある、とも言える。<ref>{{rm|6|41|桶伏山}}:「古き昔の神都なる、黄金山のその麓、蓮華台上と聞えたる、ヱルサレムの都に」</ref> | ||
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+ | * 第1~4巻は聖地エルサレムと竜宮城が物語の中心的な舞台となる。エピソードは各巻のページを見よ。 | ||
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+ | * [[国祖隠退]]後、[[八王大神常世彦]]は「地の高天原」を聖地エルサレムから、[[アーメニヤ]]に遷した〔第5巻第10~13章〕。→「[[地の高天原]]」「[[アーメニヤ]]」を見よ | ||
+ | * 神都が[[アーメニヤ]]に遷った後の聖地エルサレムは、統率者がなく、荒廃していた。[[真道知彦]]・[[青森彦]]・[[梅ケ香彦]]の三兄弟([[国彦]]・[[国姫]]の子)は[[天教山]]の教えを聞いて意を決し、聖地エルサレムに神政を復古するため、父母(国彦・国姫)を聖地の主管者とし、三兄弟がその神政を補佐することになった。諸方に散乱した神人が集まって来たが、しかし[[国彦]]・[[国姫]]は放縦で節制なく、再び聖地は混沌と化してしまった。〔{{rm|5|48|弥勒塔}}〕 | ||
+ | * [[盤古神王塩長彦]]は[[日の出神]]に導かれて聖地エルサレムに入った。[[真道知彦]]・[[青森彦]]・[[梅ケ香彦]]の三兄弟はこれを歓迎し、盤古神王を総統神と仰ぎ、日の出神を補佐として、[[神務]]と[[神政]]が復活された。〔{{rm|5|49|水魚の煩悶}}〕 | ||
+ | * [[大洪水]]後は、「聖地エルサレム」や「地の高天原」の名は頻繁に出るが、舞台となることはほとんどない。 | ||
+ | ** [[初稚姫]]、[[玉国別]]一行は「[[竜王の三個の玉]]」を捧持して聖地エルサレムに到着した。玉国別ら7人は神劇「[[七福神宝の入船]]」を演じる。〔{{rm|65|26|七福神}}〕 | ||
+ | * [[第64巻]]上・下はエルサレムが舞台となるが、それは太古の神代の聖地エルサレムではなく、現代のエルサレム(大正時代のパレスチナのエルサレム)である。→「[[エルサレム]]」を見よ | ||
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+ | == 現実の聖地エルサレム == | ||
+ | エルサレムと言えば現代のイスラエルの首都であるが、太古のエルサレムは現代のトルコのエルズルム(Erzurum)の位置にあった。<ref>{{rm|37|1|富士山}}:「エルサレムは現今のエルサレムではない。アーメニヤの南方にあたるヱルセルムであった」</ref> | ||
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+ | また、[[綾部の大本]]のことでもある。 | ||
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references/> | ||
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+ | * [[黄金山]] | ||
+ | * [[エルサレム]] | ||
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2020年4月6日 (月) 14:30時点における最新版
聖地エルサレム(せいちえるされむ、ヱルサレム)は、国祖大神の宮殿がある場所で、太古の地上神界の中心地、つまり世界の首都である。別名「地の高天原」。
概要
- 初出:第1巻第16章「神界旅行(三)」#(「地の高天原」)、第1巻第23章「黄金の大橋」#(「エルサレムの聖地」)
- 第3巻までは「地の高天原」と呼ばれる方が圧倒的に多いが、第4巻以降は「聖地エルサレム」と呼ばれる方が圧倒的に多い。
国祖の宮殿と竜宮城
聖地エルサレムには国祖大神の雄大な宮殿がある。黄金や、瑪瑙等の七宝の珠玉で造られている。この宮は「エルサレムの宮」また「珍の宮」と呼ばれている。この宮が建っている所は蓮華台上であり、台上から見ると四方は屏風を立てような青山をめぐらし、その麓にはヨルダン河が流れている。また麓には湖水が取り囲んでおり、その湖水の中には大小無数の島があって、その島ごとに桧造りの宮が建てられている。そこに黄金の橋が架けられており、その橋の向こうに大きな黄金造りの高殿がある。それを「竜宮城」と呼ぶ。[1]
聖地エルサレムと竜宮城は黄金の橋を隔てているだけで、ほぼ同じ場所にあるが、「地の高天原と竜宮城」というように、別々のものとして扱われている。
【例】
黄金山
聖地エルサレムの傍らに黄金山(別名・橄欖山)が聳え立っている。[4]
黄金山の麓に聖地エルサレムがある、とも言える。[5]
主なエピソード
- 第1~4巻は聖地エルサレムと竜宮城が物語の中心的な舞台となる。エピソードは各巻のページを見よ。
- 国祖隠退後、八王大神常世彦は「地の高天原」を聖地エルサレムから、アーメニヤに遷した〔第5巻第10~13章〕。→「地の高天原」「アーメニヤ」を見よ
- 神都がアーメニヤに遷った後の聖地エルサレムは、統率者がなく、荒廃していた。真道知彦・青森彦・梅ケ香彦の三兄弟(国彦・国姫の子)は天教山の教えを聞いて意を決し、聖地エルサレムに神政を復古するため、父母(国彦・国姫)を聖地の主管者とし、三兄弟がその神政を補佐することになった。諸方に散乱した神人が集まって来たが、しかし国彦・国姫は放縦で節制なく、再び聖地は混沌と化してしまった。〔第5巻第48章「弥勒塔」#〕
- 盤古神王塩長彦は日の出神に導かれて聖地エルサレムに入った。真道知彦・青森彦・梅ケ香彦の三兄弟はこれを歓迎し、盤古神王を総統神と仰ぎ、日の出神を補佐として、神務と神政が復活された。〔第5巻第49章「水魚の煩悶」#〕
- 大洪水後は、「聖地エルサレム」や「地の高天原」の名は頻繁に出るが、舞台となることはほとんどない。
- 第64巻上・下はエルサレムが舞台となるが、それは太古の神代の聖地エルサレムではなく、現代のエルサレム(大正時代のパレスチナのエルサレム)である。→「エルサレム」を見よ
現実の聖地エルサレム
エルサレムと言えば現代のイスラエルの首都であるが、太古のエルサレムは現代のトルコのエルズルム(Erzurum)の位置にあった。[6]
また、綾部の大本のことでもある。