「田子の町」の版間の差分
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+ | 小さい家だが大勢の参拝客が泊まっていた。柴屋の二階に泊まることになり、階下で婆(お竹の母)が、汚い手で握った握り飯や、茶を入れた土瓶を綱に掛けてくれ、二人はそれを上に引き上げて飲食した。 | ||
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+ | 夜、小便がしたくなるが梯子がないため階下に降りられず、土瓶の中に小便を溜める。翌朝また握り飯とお茶を飲食するが、土瓶の中はお茶ではなく自分の小便であった。階下に降りた二人は爺婆(お竹の父母)と小便を飲ませたことで口論となる。そこへ馬に乗った[[半ダース宣伝使]]が現れ宣伝歌を歌い出した。一同は今までの争いを忘れて共に手を拍ち踊り狂う。〔{{rm|13|22|高加索詣}}~{{rms|13|23|和解}}〕 | ||
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2019年11月27日 (水) 23:11時点における最新版
田子の町(たごのまち)は、霊界物語に登場する町。フサの国にある。
概要
- 第13巻第22章「高加索詣」#と第24章「大活躍」#だけに出る。
- お竹の家が宿になっており、「田子の宿」とも呼ばれている。ここで出された「小便茶」が霊界物語の後の巻でたびたび話題として取り上げられている。
住民
- お竹:
- 爺:お竹の父。名前不詳。
- 婆:お竹の母。名前不詳。
主なエピソード
弥次彦と与太彦の二人はコーカス山の御宮へ参拝に行く途中、田子の町のお竹の家に泊まらせてもらうことにした(お竹は十年ほど前に高取村の弥次彦の家に奉公していたことがある)。
小さい家だが大勢の参拝客が泊まっていた。柴屋の二階に泊まることになり、階下で婆(お竹の母)が、汚い手で握った握り飯や、茶を入れた土瓶を綱に掛けてくれ、二人はそれを上に引き上げて飲食した。
夜、小便がしたくなるが梯子がないため階下に降りられず、土瓶の中に小便を溜める。翌朝また握り飯とお茶を飲食するが、土瓶の中はお茶ではなく自分の小便であった。階下に降りた二人は爺婆(お竹の父母)と小便を飲ませたことで口論となる。そこへ馬に乗った半ダース宣伝使が現れ宣伝歌を歌い出した。一同は今までの争いを忘れて共に手を拍ち踊り狂う。〔第13巻第22章「高加索詣」#~第23章「和解」#〕