「六公 (曖昧さ回避)」の版間の差分
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2019年11月10日 (日) 12:29時点における版
六公(ろくこう)は、霊界物語に登場する人物。3人いる。
- 第13巻・第14巻に登場する六公は、ウラル教の捕り手。小頭[1]。初出:第13巻第24章「大活躍」#。後に三五教に帰順して、半ダース宣伝使のお伴をすることになる[2]。宣伝使一行は山田村の松屋という茶屋に入ると、そこの下女・お竹(小山村の鶴助・お亀の娘[3])が六公の元・妻だったことが判る。六公は酒を喰らい博奕を打ち、女遊びもするダメ亭主だった。お竹は逃げ出して実家に帰った後、松屋で奉公していたのだった[4]。お竹は六公以前に離婚歴があり、三五教には「夫婦は二世」という教えがあるため、三度目の夫は許されない。六公はすでに改心していたので、宣伝使の勧めで二人は復縁することになった[5]。
- 第34巻・第35巻に登場する六公は、大蛇の三公の子分[6]。初出:第34巻第21章「神護」#。
- 第49巻に登場する六公は、杢助の部下[7]。 →「六公・八公」を見よ
- 第56巻に登場する六公は、六造のこと。八衢でシャルや高姫と遭遇する。 →「六造」を見よ
脚注
- ↑ 第14巻第3章「鷹彦還元」#:(六公のセリフ)「オイオイ皆の奴、小頭の六サンが帰順したのだから」
- ↑ 第14巻第3章「鷹彦還元」#以降
- ↑ 第14巻第16章「返り咲」#:「小山村のお竹の生家は春の屋と謂ふ。爺サンの名は鶴助、婆サンはお亀、息子の名は松公、女房はお梅と謂ふ」
- ↑ 第14巻第12章「復縁談」#:(婆=お亀のセリフ)「一旦嫁いた亭主が俄にウラル教の捕手の役人になり、酒を喰ふ賭博を打つ、女にはづぼる、どうにも斯うにも仕方が無い男だ。そこで私の娘のお竹と云ふのを嫁にやつてあつたけれども、お竹は三五教の信者なり、何時も家内がゴテゴテして到頭夜中に逃出して帰つて来よつたのだ。何程勤めてもアンナ極道亭主の所へは仮令死んでも帰らぬと云ふて頑張るものだから、仕方無しに十九番坂の麓の山田村の松屋といふ家へ奉公にやつたのだ」
- ↑ 第14巻第12章「復縁談」#、第16章「返り咲」#
- ↑ 第34巻第21章「神護」#:「大蛇の三公の乾児六公は」
- ↑ 第49巻第7章「剛胆娘」#:(赤=六公のセリフ)「実は私は八、六と云ふ伊曽館の役員杢助と云ふ方の下僕です」