「八大竜王」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''八大竜王'''(はちだいりゅうおう)(八大龍王)とは、仏教で仏法を守護する8人の竜神のこと。
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'''八大竜王'''(はちだいりゅうおう)とは、仏教で仏法を守護する八頭の竜神のこと。
  
霊界物語では、そのうち[[サーガラ竜王]](サァガラ竜王・シヤーガラ竜王)、[[タクシャカ竜王]]、[[ウバナンダ竜王]]、[[マナスイン竜王]]の4人が登場して活動する。
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霊界物語では、そのうち[[サーガラ竜王]](サァガラ竜王・シヤーガラ竜王)、[[タクシャカ竜王]]、[[ウバナンダ竜王]]、[[マナスイン竜王]]の四頭が登場して活動する(他の四頭は名前だけの登場)。
 
 
{{rm09|14|9901|跋文}}と{{rm09|57|0001|序文}}には、8人全員の名前が記されている。
 
  
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{{rm09|14|9901|跋文}}と{{rm09|57|0001|序文}}に、八頭全員の名前が記されている。
  
 
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! style="white-space:nowrap" | 第57巻序文に<br>記されている<br>名前(カタカナ) !! style="white-space:nowrap" | 第57巻序文に<br>記されている<br>名前(漢字) !! style="white-space:nowrap" | 第14巻跋文に<br>記されている<br>名前 !! 一般に呼ばれている名前<br>(出典:[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%A4%A7%E7%AB%9C%E7%8E%8B ウィキペディア]
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! style="white-space:nowrap" | 第57巻序文に<br>記されている<br>カタカナ名<ref>元々のサンスクリット語の呼び方。</ref><ref>この一覧表は八頭が一般的な順序で並べた。第14巻跋文でもその順序だが、第57巻序文に掲載されている順序は少し異なる。5番目までは同じだが、6番以降が6.マナスイン 7.ウッパラカ 8.アナワタブタ の順になる。</ref> !! style="white-space:nowrap" | 第57巻序文に<br>記されている<br>漢字名<ref>別名。</ref> !! style="white-space:nowrap" | 第14巻跋文に<br>記されている<br>漢字名<ref>サンスクリット語の名前を音写したもの。</ref> !! 一般的に呼ばれている名前<br>(コトバンクによる<ref><kb>八大竜王</kb></ref>
 
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| ナンダナーガラーシャ || <ruby><rb>歓喜竜王</rb><rp>(</rp><rt>かんきりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> || 難陀竜王 || 難陀(なんだ - Nanda)訳:歓喜
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| ナンダ<ref>厳密には「ナンダナーガラーシャ」と書いてあるが、ナーガラーシャは竜王の意。</ref> || 歓喜竜王(かんき) || 難陀竜王(なんだ) || 難陀(なんだ)Nanda(ナンダ)歓喜の意。
 
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| [[ウバナンダ]] || <ruby><rb>善歓喜竜王</rb><rp>(</rp><rt>ぜんくわんきりうわう</rt><rp>)</rp></ruby> || 跋難陀竜王 || 跋難陀(ばつなんだ - Upananda)訳:亜歓喜。難陀の弟。難陀竜王と共にマガダ国を保護して飢饉なからしめ、また釈迦如来の降生の時、雨を降らしてこれを灌ぎ、説法の会座に必ず参じ、釈迦仏入滅の後は永く仏法を守護した。
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| [[ウバナンダ]] || 善歓喜竜王(ぜんかんき) || 跋難陀竜王(ばつなんだ) || 跋難陀(ばつなんだ)Upananda(ウパナンダ)ナンダの弟の意。
 
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| [[サーガラ]] || <ruby><rb>海竜王</rb><rp>(</rp><rt>かいりうわう</rt><rp>)</rp></ruby> || 娑伽羅竜王 || 娑伽羅(しゃから - Sagara、沙掲羅、娑羯羅などとも音写)訳:大海。竜宮の王。法華経・提婆達多品に登場する八歳の竜女はこの竜王の娘である。また善女竜王(清瀧権現)も娑伽羅の娘(第三王女)である。
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| [[サーガラ]] || 海竜王(かい) || 娑伽羅竜王(しゃがら) || 娑伽羅(しゃから)Sagara(サーガラ)海の意。
 
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| ワーシュキ || <ruby><rb>多頭竜王</rb><rp>(</rp><rt>たとうりうわう</rt><rp>)</rp></ruby> || 和修吉竜王 || 和修吉(わしゅきつ - Vaski)訳:多頭、九頭竜。多頭竜ともいう。九頭一身の竜王で、須弥山を守り細竜を取って食すという。
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| ワーシュキ || 多頭竜王(たとう) || 和修吉竜王(わしゅうきつ) || 和修吉(わしゅきち)Vaski(バースキ)九頭の意。
 
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| [[タクシャカ]] || <ruby><rb>視毒竜王</rb><rp>(</rp><rt>しどくりうわう</rt><rp>)</rp></ruby> || 徳叉迦竜王 || 徳叉迦(とくしゃか - Taksaka)訳:多舌現毒。この竜が怒って凝視された時、その人は息絶えるといわれる。
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| [[タクシャカ]] || 視毒竜王(しどく) || 徳叉迦竜王(とくしゃか) || 徳叉迦(とくしゃか)Taksaka(タクシャカ)多舌の意。
 
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| [[マナスイン]] || <ruby><rb>大身大力竜王</rb><rp>(</rp><rt>たいしんたいりきりうわう</rt><rp>)</rp></ruby> || 摩那斯竜王 || 摩那斯(まなし - Manasvin)訳:大身、大刀。阿修羅が海水をもって喜見城を侵したとき、身を踊らせて海水を押し戻したという。
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| アナワタブタ || 無悩清涼竜王(むなうせいりょう) || 阿那婆達多竜王(あなばだった) || 阿那婆達多、または阿耨達(あのくだつ)Anavatapta(アナバタプタ)無熱悩の意。
 
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| ウッパラカ || <ruby><rb>青蓮華色竜王</rb><rp>(</rp><rt>せいれんげしよくりうわう</rt><rp>)</rp></ruby> || 優鉢羅竜王 || 優鉢羅(うはつら - Utpalaka)訳:青蓮華、黛色蓮華池。優鉢羅華を生ずる池に住すという。
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| [[マナスイン]] || 大身大力竜王(たいしんたいりき) || 摩那斯竜王(まなし) || 摩那斯(まなし)Manasvin(マナスビン)慈心の意。
 
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| アナワタブタ || <ruby><rb>無悩清涼竜王</rb><rp>(</rp><rt>むなうせいりやうりうわう</rt><rp>)</rp></ruby> || 阿那婆達多竜王 || 阿那婆達多(あなばだった - Anavatapta)訳:無熱。阿耨達(あのくだつ)竜王ともいい、阿耨達池に住し、四大河を出して閻浮提(えんぶだい)を潤す。菩薩の化身として尊崇せられた。
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| ウッパラカ || 青蓮華色竜王(せいれんげしょく) || 優鉢羅竜王(うばつら) || 優鉢羅(うぱら)Utpalaka(ウトゥパラカ)青蓮華の意。
 
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*大正12年([[1923年]])旧2月10日(新3月26日)、[[出口王仁三郎]]は鳥取県の[[皆生温泉]]に滞在中、[[高熊山入山]]から満25年目を迎えた。夜見ケ浜の浜辺を筆録者と散歩していると、八大竜王が鼓を打って一行を迎えた、ということが{{rml|57|0001|序文}}に書いてある。
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*[[天照大御神]]と[[須佐之男命]]の[[誓約]]のときに生まれた[[五男三女神]]を「[[八王子]]」と呼ぶが、これを仏教では「八大竜王」と呼ぶ、と{{rm|12|29}}に書いてある。
  
*大正12年([[1923年]])旧2月10日(新3月26日)、[[出口王仁三郎]]は鳥取県の[[皆生温泉]]に滞在中、[[高熊山入山]]から満25年目を迎えた。夜見ケ浜の浜辺を筆録者と散歩していると、八大竜王が鼓を打って一行を迎えた。{{rml|57|0001|序文}}
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== 脚注 ==
*[[天照大御神]]と[[須佐之男命]]の[[誓約]]のときに生まれた[[五男三女神]]を「[[八王子]]」と呼ぶが、これを仏教では「八大竜王」と呼ぶ、と霊界物語に書いてある。{{rm|12|29}}
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<references/>
  
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== 関連項目 ==
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* [[ウバナンダ竜王]]
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* [[サーガラ竜王]]
 +
* [[タクシャカ竜王]]
 +
* [[マナスイン竜王]]
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
*<wp>八大竜王</wp>
 
*<wp>八大竜王</wp>
 +
*<wp>ナーガラージャ</wp>
  
[[Category:霊界物語の登場人物|はちたいりゅうおう]]
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{{デフォルトソート:はちたいりゆうおう}}
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[[Category:霊界物語の人物]]

2019年5月15日 (水) 18:48時点における最新版

八大竜王(はちだいりゅうおう)とは、仏教で仏法を守護する八頭の竜神のこと。

霊界物語では、そのうちサーガラ竜王(サァガラ竜王・シヤーガラ竜王)、タクシャカ竜王ウバナンダ竜王マナスイン竜王の四頭が登場して活動する(他の四頭は名前だけの登場)。

第14巻跋文#第57巻序文#に、八頭全員の名前が記されている。

第57巻序文に
記されている
カタカナ名[1][2]
第57巻序文に
記されている
漢字名[3]
第14巻跋文に
記されている
漢字名[4]
一般的に呼ばれている名前
(コトバンクによる[5]
ナンダ[6] 歓喜竜王(かんき) 難陀竜王(なんだ) 難陀(なんだ)Nanda(ナンダ)歓喜の意。
ウバナンダ 善歓喜竜王(ぜんかんき) 跋難陀竜王(ばつなんだ) 跋難陀(ばつなんだ)Upananda(ウパナンダ)ナンダの弟の意。
サーガラ 海竜王(かい) 娑伽羅竜王(しゃがら) 娑伽羅(しゃから)Sagara(サーガラ)海の意。
ワーシュキ 多頭竜王(たとう) 和修吉竜王(わしゅうきつ) 和修吉(わしゅきち)Vaski(バースキ)九頭の意。
タクシャカ 視毒竜王(しどく) 徳叉迦竜王(とくしゃか) 徳叉迦(とくしゃか)Taksaka(タクシャカ)多舌の意。
アナワタブタ 無悩清涼竜王(むなうせいりょう) 阿那婆達多竜王(あなばだった) 阿那婆達多、または阿耨達(あのくだつ)Anavatapta(アナバタプタ)無熱悩の意。
マナスイン 大身大力竜王(たいしんたいりき) 摩那斯竜王(まなし) 摩那斯(まなし)Manasvin(マナスビン)慈心の意。
ウッパラカ 青蓮華色竜王(せいれんげしょく) 優鉢羅竜王(うばつら) 優鉢羅(うぱら)Utpalaka(ウトゥパラカ)青蓮華の意。

脚注

  1. 元々のサンスクリット語の呼び方。
  2. この一覧表は八頭が一般的な順序で並べた。第14巻跋文でもその順序だが、第57巻序文に掲載されている順序は少し異なる。5番目までは同じだが、6番以降が6.マナスイン 7.ウッパラカ 8.アナワタブタ の順になる。
  3. 別名。
  4. サンスクリット語の名前を音写したもの。
  5. 八大竜王 - コトバンク
  6. 厳密には「ナンダナーガラーシャ」と書いてあるが、ナーガラーシャは竜王の意。

関連項目

外部リンク