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{{Otheruses|国依別に改名した宗彦|その他の宗彦|宗彦 (曖昧さ回避)}} '''国依別'''(くによりわけ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。旧名「'''宗彦'''(むねひこ)」。[[三五教]]の[[宣伝使]]。[[ウヅの国]]の国司。 == 概要 == [[ファイル:霊界物語熊野・琉球にまつわる主な人物系図.jpg|thumb|霊界物語における熊野と琉球にまつわる主な人物の系図]] * 初出:{{rm|20|5|親不知}}(宗彦)、{{rm|21|2|夢の懸橋}}(国依別に改名) * 性格は、洒脱、豪放、小事にあくせくせず、何事にも無頓着。<ref>{{rm|21|15|化地蔵}}:「心の底より国依別の洒脱なる気品に惚込み」、{{rm|69|1|大評定}}:「国照別は父国依別の洒脱にして豪放な気分を受け」、{{rm|69|3|喬育}}:「国依別は元来磊落豪放にして、小事に齷齪せず、何事に対しても無頓着なる性質とて」</ref> * 女癖が悪く、若い時から、女殺し、後家倒し、家潰し、などと言われて来た。先妻の[[お国]]は宗彦の不品行を苦にして溜め池に飛び込み自殺をした。その後、お勝を妻にし、お国の霊を恐れて旅をしている。<ref name="rm2005">{{rm|20|5|親不知}}:「私も今こそ、斯うして猫の様に温順しくなつて了つたが、随分名代の悪者でしたよ。家妻を貰つては赤裸にして追出し、押かけ婿にいつては、其家を潰し、何度となく嬶泣かせの家潰しや、後家倒し借り倒しなど、悪い事の有らむ限りを尽して来た所、最後の女房が私の不身持を苦にして、裏の溜池へドンブリコとやつて、ブルブルブル、波立つ泡と共に寂滅為楽となつて了つた。それから直に此お勝を女房となし」、{{rm|21|15|化地蔵}}:地蔵のセリフ「オイ国依別、イヤ女殺しの後家倒しの、宗彦の巡礼上りの宣伝使、貴様の翫弄した女達に、今此処で会はしてやらうか」、他</ref> * 幼名は「竹」<ref>{{rm|20|6|梅花の痣}}:「ハイ子供の時は'''竹'''と云ひました。バラモン教から宗彦といふ名を貰つたのです」</ref>(竹公<ref>{{rm|21|15|化地蔵}}:「貴様の名はヤツパリ'''竹公'''又の名は宗彦、右の腕に梅の花の斑紋があると云ふ事が記してある」</ref>)。出身は熊野辺り。丙午の年に生まれた。両親は誰だか分からない。悪人に攫われて、大台ケ原の山奥の岩窟に長い間閉じ込められていた。そこへ立派な神様(誰かは不明)が現れて、「お前はこれから浪速の里へ出て苦労せよ。一人前になったら世界を巡礼せよ」と言われた。成人して、酒を呑むようになり、幾度か養子に行ったり、家を持ったりしたが、窮屈で飛び出し、自暴酒を呑んで女房に心配をかけ、幾人も女房を先立たせた。<ref>{{rm|20|6|梅花の痣}}:「私も実の所両親がわからず、他人から熊野辺の生れだと子供の時分に聞いたことがあります。私は大台ケ原の山奥の巌窟に悪神に攫へられて、長らく閉ぢこめられて居りました。其処へ立派な神様が現はれて、「お前はこれから浪速の里へ往て苦労せよ。一人前になつたら世界を順礼せい」と仰有いました(略)さうして私も兄弟が三人あつたさうです(略)漸く成人して牛馬にも踏まれないやうになつた頃から、徐々酒を呑み、そこら辺りへ養子にも幾度か行つて見、又家も持つて見ましたが、何分子供の時分から乞食のやうに、其処中を彷徨うて育つて来たものですから、家を持つの、養子に往くのと云ふことは窮屈でツイ飛び出し、自棄酒を呑んで女房に心配をかけ、沢山の女房を先立たしました。或人に聞けば私は丙午の年に生れたとかで、女に祟る身魂ぢやさうです」</ref> ({{rm|20|6|梅花の痣}}で両親が[[松鷹彦]]・[[お竹]]だと判明する。「[[#主なエピソード]]」を参照) == 関係の深い人物 == * [[松鷹彦]]:父。 * [[お竹]]:母。 * [[天の真浦]]:兄。幼名は「松」。 * [[お春]]:天の真浦の妻。 * [[お勝]]:妹。幼名は「梅」。妹だと知らずに夫婦になっていた。 * [[玉治別]]:お勝の夫。旧名は「[[田吾作]]」。[[黒姫]]が捨てた子。 * [[竜国別]]:竜国別・玉治別・国依別の三人で[[高春山]]の[[アルプス教]]を言向け和しに向かう。旧名は「[[竜若]]」。アルプス教の教主・[[鷹依姫]]の息子。 * [[言依別命]]:[[錦の宮]]の教主。国依別を連れて[[高砂島]]に渡る。 * [[末子姫]]:妻。[[八人乙女]]の第八女。 * [[国照別]]:息子。 * [[春乃姫]]:娘。 * [[お国]]:先妻。自殺した。<ref name="rm2005" /> * [[お市]]:昔の女。<ref>{{rm|21|15|化地蔵}}</ref> * [[お松]]:昔の女。[[常公]]の妹。<ref>{{rm|21|15|化地蔵}}</ref> →「[[松姫]]」 * [[お勝]]と夫婦になる前に、[[お国]]、[[お光]]、[[お福]]、[[お三]]、[[お四つ]]、[[お市]]、[[お高]]という先妻がいた(正式結婚に限らない)。<ref>{{rm|20|5|親不知}}:お勝のセリフ「どうだ是れから此肉体に先妻のお国に、お光、お福、お三、お四つ、お市、お高が同盟軍を作つて憑依して来るが、それでも其方はまだ未練があるか」</ref> == 主なエピソード == * 宗彦は[[バラモン教]]の修験者であったが、[[宇都山村]]で[[松鷹彦]]と出会い、感化されて[[三五教]]の信者になる。この松鷹彦が生き別れた親だと判明する。〔[[第20巻]]〕 * 宗彦は宣伝使になり、[[三国ケ岳]]のバラモン教・[[蜈蚣姫]]を、次に[[高春山]]の[[アルプス教]]・[[鷹依姫]]を言向け和す神業に参加する。〔[[第20巻]]〕 * (第21巻で宗彦から国依別に改名) * 国依別は[[錦の宮]]の教主・[[言依別命]]と共に、[[琉球]]に渡り、竜神から[[琉球の玉]]を受け取る。言依別命は琉の玉の精霊を、国依別は球の玉の精霊を自分の体に移す。〔[[第27巻]]〕 * 二人は[[台湾島]]へ行き、[[日楯・月鉾]]の兄弟に玉の力を与える。〔[[第28巻]]〕 * 二人は[[高砂島]]に上陸し、[[テルの国]]の[[御倉山]]地方の人々を飢餓から救う。〔[[第30巻]]〕 * 国依別は[[ヒルの国]]の大地震を鎮め、[[日暮シ山]]の[[ウラル教]]の教主・[[ブール]]を言向け和す。〔[[第31巻]]〕 * 言依別命と二人で、[[ハルの国]]の[[帽子ケ岳]]に登り、アマゾンの[[モールバンド]]・[[エルバンド]]を言向け和す神業に参加する。猛獣やモールバンドに霊光を発射して、宣伝使たちを助ける。〔[[第32巻]]〕 * 国依別は[[末子姫]]と結婚して、[[ウヅの国]]の国司になる。国内が乱れ、二人の子供たちが政治改革をしようと活躍する。〔[[第69巻]]〕 === 第20巻 (1) === 宗彦は妻の[[お勝]]と二人で、[[バラモン教]]の修験者になって旅をしていた。死んだ赤児の冥福を祈るため三年前から巡礼の旅をしている<ref>{{rm|20|5|親不知}}:「バラモン教の修験者 宗彦お勝の両人が 一粒種の愛し子に 先立たれたる悲しさに 赤児の冥福祈らむと 二世を契つた妹と背が 足に任せて雲水の 行衛定めぬ草枕 旅に出でたる其日より 憂きを三年の夫婦連れ」、宗彦のセリフ「来世が怖ろしくなつて来たので、罪亡ぼしに巡礼となつて、各地の霊山霊場を巡拝し、今日で殆ど三年、この自転倒島を廻つて来ました」、「私は御存じの通りバラモン教のお経を唱へて、巡礼に廻つて居る者で吾子の冥福を祈る丈の者」</ref>(と、世人の同情を買うために嘘をついている<ref>{{rm|20|5|親不知}}:[[松鷹彦]]のセリフ「一粒種の子に放れたのが悲しさに巡礼に廻つたと云うたぢやないか。今聞けば子に別れたと言ふのは全くの嘘だらう。そんな憐れつぽい事を云つて、世人の同情を買ひ、殊勝な若夫婦だと言はれようと思つて嘘八百を言ひ並べて歩くのだらう」</ref>)。 [[宇都山村]]の[[浮木の里]]で、[[武志の宮]]の神司をしている[[松鷹彦]]と出会う。宗彦・[[お勝]]は松鷹彦に感化されて改心し、[[三五教]]に入った。松鷹彦も宗彦に諭されて魚釣り(殺生)を止める。三人は武志の宮で朝夕神に仕えた。 ある日、宗彦・[[お勝]]・[[天の真浦]]の三人が、[[松鷹彦]]・[[お竹]]夫婦の生き別れた子供だと判明する。素盞嗚尊が高天原を追放されて世の中が常暗になった時、悪魔が横行して、三人の子は何者かに攫われ、行方不明になっていたのだった。妻のお勝が実の妹だと知り、夫婦の縁を切ることになる<ref>{{rm|20|7|再生の歓}}:宗彦のセリフ「素より兄妹と知つて天則を犯したのでもなし、知らず識らずの反則であるから神様も赦して下さるだらう。何うぞ心配してくれな、併し兄妹と分つた以上は、お前の望み通り暇を上げませう」</ref>。天の真浦が父の後を継ぎ、お勝は[[田吾作]]([[玉治別]])と結婚し、宗彦は[[綾の聖地]]に行き、宣伝使になった。〔ここまで、{{rm|20|5|親不知}}~{{rms|20|7|再生の歓}}〕 === 第20巻 (2) === 宗彦は宣伝使としての初陣として、[[三国ケ岳]]の魔神を言向け和しに向かう。[[田吾作]]と[[留公]]がお伴を申し出るが、宣伝使は[[一人旅]]であるため、宗彦は二人を連れて行くことを断る。だが二人はこっそり宗彦の後をついて行った。 宗彦は[[熊田の小村]]の[[原彦]]の家に立ち寄る。原彦が13年前に殺した男の怨霊に祟られ苦しんでいたのを助ける。その男は実は田吾作だった。〔ここまで、{{rm|20|8|心の鬼}}〕 原彦も同道することになった。宗彦一行4人(宗彦、[[田吾作]]、[[留公]]、[[原彦]])は[[三国ケ岳]]を登って行くと、5~6歳の童子3人([[笑童子]]、[[泣童子]]、[[怒童子]])が現れ、宗彦らを笑い飛ばしたり、情けないと泣いたり、叱ったりして、説教した。〔{{rm|20|9|童子教}}〕 登って行くと大岩窟があり、30~40軒の家があった。この部落の住民はみな、バラモン教の[[蜈蚣姫]]が毒茶を飲ませて、話が出来ないようにされていた。その中に[[お玉の方]]([[玉照姫]]の母)がいた。一行3人(宗彦、田吾作、原彦)はお玉の方に導かれて岩窟の中に入って行く。岩窟の奥に蜈蚣姫がいた。3人は毒茶を飲んでしまい、話が出来ず、動けなくなってしまう。そこへ留公が[[宣伝歌]]を歌いながら現れた。3人は動けるようになる。お玉の方は蜈蚣姫が[[桶伏山]]から奪った[[黄金の玉]]<ref>{{rm|20|11|鬼婆}}:「桶伏山に隠されし 珍の宝を奪ひ取り 逃げ行く姿を見るよりも」</ref>のありかを探していたのだった。一行5人(お玉の方、宗彦、田吾作、留公、原彦)は黄金の玉を持って山を下り、[[綾の聖地]]に向かった。黄金の玉は[[錦の宮]]に納まった<ref>{{rm|20|12|如意宝珠}}:「お玉の方に抱かれて黄金の玉の御神体は一とまづ錦の宮の殿内深く納まり給うた」</ref>。〔{{rm|20|10|山中の怪}}~{{rm|20|12|如意宝珠}}〕 === 第21巻 === [[竜若]]([[高城山]]の[[松姫]]館に仕えていた)、[[田吾作]]、宗彦の3人はそれぞれ[[竜国別]]、[[玉治別]]、国依別と改名した。3人は[[言依別命]]に命じられ、[[高姫]]・[[黒姫]]の消息を探るため[[高春山]]に向かった。高姫・黒姫の2人は高春山の[[アルプス教]]の教主・[[鷹依姫]]を言向け和しに行ったのだが、3ヶ月経っても消息が無かったからである。 一行3人は[[亀山]]の[[珍の館]]に立ち寄り、[[高熊山]]の岩窟を参拝し、進んで行った。途中で6人の盗人([[遠州・雲州・甲州・三州・駿州・武州|遠雲甲三駿武]])に出会い、玉治別が諭して自分の子分にしてしまう。〔ここまで、{{rm|21|2|夢の懸橋}}~{{rms|21|4|砂利喰}}〕 [[アルプス教]]の秘密書類を手に入れ、[[杢助]]の家に寄り、[[津田の湖]]へ向かう。ここで3人は別々の道を行くことにする。竜国別は道を北に取って迂回して大谷山から、国依別は[[鼓の滝]]を越えて六甲山に登り、玉治別は津田の湖を舟で渡って、それぞれ高春山に向かうことにした。〔{{rm|21|5|言の疵}}~{{rms|21|8|津田の湖}}〕 国依別は六甲山の頂上へ登る途中、石地蔵に、女を苦しめた罪で苦しめられる。石地蔵は昔の女の[[お市]]の姿に化けた。しかしそれは夢だった。高春山の[[テーリスタン]]の部下たち6人が国依別を捕まえに来た。その中に常公がいた。[[常公]]の妹・[[お松]]も国依別の昔の女だったが、今は[[ウラナイ教]]の[[松姫]]として活躍していることを聞き、感心する。国依別は彼らを改心させ、一同6人を引き連れて高春山へ向かう。〔{{rm|21|15|化地蔵}}〕 [[杢助]]、[[お初]]、[[竜国別]]、[[玉治別]]、国依別の5人は、[[鷹依姫]]と[[高姫]]を言向け和し、[[紫の玉]]と[[如意宝珠]]の玉の二つの玉を持って[[綾の聖地]]に向かった。〔{{rm|21|16|約束履行}}~{{rms|21|18|解決}}〕 →国依別は[[第21巻]]のほとんどの章に登場する。エピソードの詳細は「[[第21巻]]」を見よ === 第22巻 === [[黒姫]]が保管していた[[黄金の玉]]が紛失した。[[高姫]]が保管している[[紫の玉]]と[[如意宝珠の玉]]を、国依別が箱を開けて確かめると、玉は石コロにすり替わっていた。〔{{rm|22|5|壇の浦}}〕 [[杢助]]が「[[太元教]](おおもてきょう)」という宗教を立てたと聞いて、国依別は調べるために、[[生田の森]]の杢助の館を訪れる。〔{{rm|22|17|生田の森}}〕 [[武志の宮]]を継いでいた[[天の真浦]]が[[フサの国]]に行ってしまったため、国依別はやむを得ず武志の宮に仕えた。〔{{rm|22|20|三の魂}}〕 === 第25~27巻 === [[生田の森]]の杢助館には、国依別、[[秋彦・駒彦]]の3人が、臨時留守居役として仕えていた。杢助館に[[高姫]]、[[黒姫]]、[[高山彦]]の3人が訪れて玉のありかを探ろうとする。国依別は[[再度山]]の大天狗だと名乗り偽神懸かりとなって、3人にそれぞれ、近江の[[竹生島]]に玉が隠してあると嘘を教える。3人は偽の神懸かりを信じて竹生島に旅立った。国依別と[[秋彦]]は綾の聖地へ向かった。〔{{rm|25|17|森の囁}}~{{rms|25|18|玉の所在}}〕 [[竜宮島]]から五個の[[麻邇宝珠]]が[[由良]]に運ばれて来た。麻邇宝珠を船に乗せ[[由良川]]を遡って[[綾の聖地]]に向かう。国依別は船の舳先に乗り、玉を運んだ。〔{{rm|26|10|船歌}}〕 [[錦の宮]]に納められた五個の[[麻邇宝珠]]の拝観が行われた。玉は五個のうち四個までが石コロとすり替えられていた。これは神の経綸により[[言依別命]]が隠したのであった。言依別命と国依別は、船で[[高砂島]]に向かった。〔{{rm|27|5|玉調べ}}~{{rms|27|7|猫の恋}}〕 === 第27~28巻 === [[言依別命]]と国依別は、琉球の[[琉の島]]に上陸し、琉球の竜神([[大竜別]]・[[大竜姫]])から[[琉の玉]]と[[球の玉]]を受け取る。その玉の精霊を二人の身魂に移し、形骸だけを[[若彦]]に渡して[[生田の森]]に持ち帰らせた。二人は再び[[高砂島]]に向かって出発する。〔{{rm|27|8|琉と球}}~{{rms|27|18|神格化}}〕 →詳細は「[[第27巻]]」を見よ 言依別命と国依別は、[[台湾島]]に立ち寄った。[[日楯・月鉾]]の兄弟の前に現れて、珍の神宝を授ける<ref>{{rm|28|3|玉藻山}}:「琉と球との宝玉の 御稜威を吾が身に負ひ来る 三五教の宣伝使 汝等二人に玉藻山 元の昔に恢復し 誠の道にバラモンの 敵を言向け和すてふ 珍の神宝授けなむ」</ref>と伝えて去った。日楯・月鉾は琉球の玉の神徳を授かった<ref>{{rm|28|3|玉藻山}}:「日楯、月鉾の両人は、琉、球の玉の威徳に感じたりけむ、身体より強烈なる五色の光を放射し乍ら」</ref>。〔{{rm|28|3|玉藻山}}〕 言依別命と国依別は[[高島丸]]に乗って[[高砂島]]へ向かった。[[高姫]]は二人が玉を持っていると思って後を追うが舟が沈んでしまう。高島丸の船長は高姫一行3人([[高姫]]、[[常彦・春彦]])を救出する。言依別命と国依別は高姫一行に気づかれないようにした。高島丸が[[テルの港]]に着くと、二人は上陸して進んで行った。〔{{rm|28|19|高島丸}}~{{rms|28|22|高砂上陸}}〕 === 第30巻 === 言依別命と国依別は北へ進んだ。[[テル]]と[[ヒル]]の国境にある[[御倉山]]を参拝する。この地方は干魃で苦しんでいたが、川には魚([[御倉魚]])が沢山棲んでいた。しかし[[ウラル教]]によって魚を食べることを禁じられているため、人々は飢えていた。ウラル教の宣伝使[[ブール]]は魚を食べると神罰が下ると脅すが、国依別が魚を食べても何も起こらなかった。人々は安心して魚を食べ、三五教の信者になった。ここから二人は別行動になる。言依別命は[[テルの国]]から[[ウヅの都]]に直行し、国依別はテルの国人に教えを宣べ伝えてから、[[ヒル]]、[[ハル]]と回り、[[ウヅ]]へ行くことになった。〔{{rm|30|14|霊とパン}}〕 魚を食べることを許されたため、この地方の住民は飢餓から救われた。二人の若者([[キジ・マチ]])が国依別の弟子となり、三人でヒルの都を目指した。〔{{rm|30|15|花に嵐}}~{{rms|30|16|荒しの森}}〕 国依別、[[キジ・マチ]]の三人は、[[ウラル教]]の宣伝使・[[エス]]の娘の[[エリナ]]と出会う。エリナの父は三五教に感化されたため、教主ブールに呼び出され、[[日暮シ山]]で水牢に投獄されているという。国依別はキジ・マチに、日暮シ山へ行ってエスを助け出すよう命じる。自分はエリナを家へ送って行く。〔{{rm|30|18|日暮シの河}}~{{rms|30|21|神王の祠}}〕 === 第31巻 === [[ヒルの都]]で大地震が発生した。国依別は「[[球の玉]]」の力で災害を鎮め、食糧や負傷者の治療に尽力した。救われた人々はこぞって三五教に改宗した。〔第1~3章〕 国依別はヒルの都の三五教の神司・[[楓別命]]の館にしばらく滞在する。国依別(この時43~4歳<ref name="nenrei">{{rm|31|5|秋鹿の叫}}:「紅井姫はまだ十九才の花盛り、国依別は早くも四十の坂を三つ四つ越してゐた。されど球の玉の神徳にてらされて、元気益々加はり、血色よく、一見して三十前後の若者とより見えなかつた」</ref>)は、[[紅井姫]](楓別命の妹。この時19歳<ref name="nenrei" />)と[[エリナ]]の二人に言い寄られ、仕方なく弟子にする。〔第4~6章〕 [[楓別命]]に仕える[[モリス]](内事の司)と[[秋山別]]は、国依別に嫉妬して、[[紅井姫]]と[[エリナ]]を奪い取ろうとする。国依別は二人の女弟子を従えて[[日暮シ山]]に進み、落とし穴から[[キジ・マチ]]を救い出した。ウラル教の教主[[ブール]]を言向け和す。エリナの父[[エス]]を教主として、三五教が広められた。〔第7~13章〕 国依別一行三人(国依別、キジ→[[安彦]]に改名、マチ→[[宗彦]]に改名)は[[ブラジル峠]]へ進む。[[秋山別]]と[[モリス]]は恋敵の国依別の命を狙うが、逆に国依別に命を救われる。二人は改心して国依別の弟子となった。〔第14~21章〕 一行は[[屏風ケ岳]]という山脈の中央・[[帽子ケ岳]]に登る。山頂で、[[ウヅの国]]から登って来た言依別命と合流する。一行はここを基地としてアマゾンの魔神[[モールバンド]]と[[エルバンド]]に対して、[[言霊戦]]を開始することになる。〔第22~25章〕 →国依別は[[第31巻]]の主人公格であり、ほぼ全ての章に登場する。エピソードの詳細は「[[第31巻]]」を見よ === 第32~33巻 === [[アマゾン]]の[[兎の都]]に猛獣の軍隊が攻めてきた。[[鷹依姫]]は言霊を宣り上げた。すると[[帽子ケ岳]]から二つの火光がサーチライトのように輝いた。言依別命と国依別が発射した[[琉球の玉]]の霊光である<ref>{{rm|32|5|琉球の光}}:竜国別の歌「帽子ケ岳の頂上より 琉と球との霊光は 電火の如く輝きて 魔神の咆哮一時に 跡形もなく止みにけり」、{{rm|32|6|獅子粉塵}}:左守の大兎の歌「帽子ケ岳の頂上より 瑞の御霊の神司 言依別の大教主 国依別の真人が 琉と球との神力を 発揮し給ひて吾々が 此苦しみを詳さに 救ひ給ひし事の由」、他</ref>。猛獣たちは光に打たれて逃げ去った<ref>{{rm|32|6|獅子粉塵}}:「雲霞の如く押し寄せたる猛獣の一隊は、琉と球との霊光に照らされ、命カラガラアラスの森の獅子王が陣屋へ、転けつ輾びつ帰り行く」</ref>。〔{{rm|32|5|琉球の光}}~{{rms|32|6|獅子粉塵}}〕 [[高姫]]、[[安彦]]ら8人の宣伝使が[[モールバンド]]に襲われた時、二人が帽子ケ岳から霊光を発射すると、モールバンドは逃げ去った。〔{{rm|32|12|鰐の橋}}〕 [[高姫]]、[[鷹依姫]]、[[安彦]]ら12人の宣伝使たちがアマゾン河の魔神を言向け和し、帽子ケ岳の頂上の言依別命・国依別の前に帰って来た。[[正純彦]]一行4人も合流し、合わせて一行18人は山を下りて、[[ウヅの都]]の[[末子姫]]の館へ凱旋した。〔{{rm|32|14|山上の祝}}〕 国依別と[[末子姫]]は結婚することになる。それを[[高姫]]が反対するが、二人の結婚式は無事行われた。〔{{rm|32|22|橋架}}~{{rm|33|16|暗夜の歌}}〕 === 第69巻 === [[ウヅの国]]の国司となった国依別と、妻の[[末子姫]]の間には、[[国照別]]と[[春乃姫]]という二人の子供がいた。ウヅの国には[[常世の国]]から[[ウラル教]]が入り、国内は乱れて来た。しかし国依別は一切の政務を重臣の[[松若彦]]に一任し、政治に関与しなかった。[[球の玉]]の神徳によって世の中の成り行きを達観していたため、時が来るまではわざと政治に関与しなかったのである。〔{{rm|69|1|大評定}}、{{rm|69|3|喬育}}〕 [[ウヅの国]]と[[ヒルの国]]の政治改革が、[[国照別]]・[[春乃姫]]と、[[国愛別]]・[[清香姫]](ヒルの国司・[[楓別命]]の子)ら若者たちによって行われる。 →詳細は「[[第69巻]]」を見よ == 脚注 == <references/> == 関連項目 == * {{kgm|452|太平柿の歌}}:「お腹が膨れる病には、国依別が詠んだ太平柿の歌を拝読すると全癒する」({{rm|27|11|茶目式}}に記されている国依別が歌った歌のこと) {{デフォルトソート:くによりわけ}} [[Category:霊界物語の人物]]
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