金剛水の玉(こんごうすいのたま)とは、霊界物語に登場する玉。
第1巻第41章「八尋殿の酒宴(一)」#だけに出る。
邪神の竹熊が、田依彦・玉彦から奪った玉(黄金水の玉)に金箔を塗り、玉の一部分に生地を露出させ、その生地のところに日月の形を造り、宴席で見せた偽玉である。「これは余がかつて天神より賜はりたる金剛水の玉なり、この玉ある時は世界は自由自在なり」と誇り顔でしゃべり、他の玉を保管している竜宮城の神司たちの虚栄心を煽った。面目を失った神司たちは自分の玉を取り出して見せ、それによって竹熊に玉を奪われることとなる。