虎転別
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(豊国別から転送)
虎転別(とらてんわけ)は、
(1) 霊界物語に登場する人物。主に第7巻に登場する。日の出神との出会いを機に改心し、豊日別(とよひわけ)に改名して肥の国の守護職となった。
(「豊日別」という人物は2人いる →「豊日別」)
(2) 霊界物語第7巻第31章#の章題。肥の国で虎転別が群衆を煽動して、八島別に談判するために常磐城に押しかけた。
本項では(1)について解説する。
概要
- 初出:第7巻第31章「虎転別」#
- 主に第7巻第31章「虎転別」#~第7巻第40章「三人奇遇」#に登場する。
- 当初は常世神王の部下だった[1]が、改心して「豊の国」の守護職となり、豊日別に改名する[2]。
- 実は、神素盞嗚大神の御子(隠し子)で、名を「豊国別(とよくにわけ)」という。[3]
- 背が高く、色が赤黒く、目の玉が大きく、鰐口[4]。禿げ頭[5]。
- 子供:豊照彦[6]
主なエピソード
- 虎転別は肥の国の人々を煽動し、数万の群衆を率いて常磐城に押し寄せ、八島別に談判を要求する。八島別は事前に神通力によって虎転別がやって来ることを予知しており、酒を大量に用意していた。虎転別は酒を飲んで酔っ払ってしまう。〔第7巻第31章「虎転別」#〕
- 日の出神が常磐城にやって来た。日の出神は鎮魂によって虎転別の体を木像のように動けなくしてしまう。そして、宣伝歌を歌って、説教をする。これにより虎転別は改心し、豊の国の守護職となり、豊日別に改名した。〔第7巻第34章「時の氏神」#~第36章「豊日別」#〕
- 豊日別は日の出神一行に同道して、豊の国へ向かう。霧島山の山頂で豊日別は、日の出神に、禿げ頭に砂をガシガシ擦り付けられ、皮が剥けて血が滲んだところへ、老利留の油を塗りつけられた。すると頭に毛が生え、驚く。〔第7巻第37章「老利留油」#〕
- 日の出神一行は豊の国の都に着き、八十熊別(豊の国の大酋長。実は国治立命の落胤の高照彦[7])の館に入った。豊日別は日の出神から、豊の国の守護職に任命される[8]。〔第7巻第39章「駱駝隊」#~第40章「三人奇遇」#〕
脚注
- ↑ 第7巻第31章「虎転別」#:〈ここは筑紫の神国と 人はいへども常世国 常世神王のその使 虎転別の御領分〉
- ↑ 第7巻第36章「豊日別」#:〈ここに八島別は、純世姫命の神霊を祀り、肥の国の守護神となり、建日向別となり、また虎転別は心を改めて、豊の国の守護職となり、豊日別となりにける。〉
- ↑ 第7巻第40章「三人奇遇」#:豊日別の歌〈我は輝く肥の国の 守の神と現はれて 虎転別と名告れども その源をたづぬれば 神素盞嗚の大神の 隠し給ひし珍の御子 豊国別の神なるぞ〉
- ↑ 第7巻第31章「虎転別」#:〈数万の群集の中より勝れて背の高い色の赭黒い、目の玉の大きい鰐口の男は〉
- ↑ 第7巻第37章「老利留油」#:〈豊日別さまの頭の禿に毛が生えたら〉
- ↑ 第35巻第8章「心の綱」#:〈御両親様が豊の国の豊日別様の御子息豊照彦様を養子に貰つて〉
- ↑ 第7巻第40章「三人奇遇」#:〈私は熊公とは仮の名、国治立命の落胤、高照彦と申すもの、大神の御退隠後は八十熊別と名を変へて〉
- ↑ 第7巻第40章「三人奇遇」#:〈豊日別をして豊の国の守護職となし〉