蛸入道(たこにゅうどう)は、霊界物語第8巻第7章#の章題。

「蛸入道」とは広辞苑によると〈①(その円頭が坊主頭に似ているからいう)蛸の異称。②坊主頭の者をあざけっていう語〉。

猿世彦は海辺のある村で漁師たちに、頭が禿げているため「蛸入道」と笑われる。彼らは蛸漁の漁師たちで、風の塩梅でしばらく漁ができなくて困っていた。猿世彦は宣伝歌を歌えば蛸が勝手に海から這い上がってきて笊の中に入ると教える。猿世彦が宣伝歌を歌うと、海面に「蛸入道」(つまり蛸)の頭がポコポコと現れて来た。

これにより漁師たちは猿世彦を尊敬するようになり、この漁村は「蛸取村」と名付けられた。