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'''われよし'''と'''つよいものがち'''は、神諭([[大本神諭]]・[[伊都能売神諭]])や[[霊界物語]]で使われている文言である。「われよし」は利己主義、「つよいものがち」は弱肉強食を意味する。
== 表記 ==
「われよし」は神諭・霊界物語共に「利己主義」という漢字を当てはめた当て字の表記が一番多い。他の当て字の表記には「自己主義」「個人主義」などがある。
「つよいものがち」は神諭・霊界物語共に「強い者勝ち」という一般的な表記が一番多い。当て字の表記としては「弱肉強食」「優勝劣敗」などがある。
{{rm09|3|0002|凡例}}(編者が記したもの)では「[[体主霊従]]」「[[力主体霊]]」という言葉に括弧書きでそれぞれ「われよし」「つよいものがち」と読ませている。(次の集計には含めていない)
=== 「われよし」の表記 ===
神諭(大本神諭・伊都能売神諭)…71回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…48回
** 利己主義…32回
** 自己主義…5回
** 自己本位…2回
** 自己本意…2回
** 自分本意…1回
** 自利中心主義…1回
** 利己栄達主義…1回
** 利己的…1回
** 利己本位…1回
** 我欲本意…1回
** 個人主義…1回
* 「我良し」という一般的な表記…23回<ref>内訳は、|我好《われよ》し…5回、|我善《われよ》し…3回、|我良《われよ》し…3回、|我《わ》れ|好《よ》し…3回、|我《わ》れ|良《よ》し…2回、|我《われ》よし…2回、|自己《われ》よし…2回、|自分好《われよ》し…1回、|自分良《われよ》し…1回、われよし…1回。</ref>
霊界物語…46回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…37回
** 利己主義…34回
** 体主霊従…2回
** 個人主義…1回
* 「我良し」という一般的な表記…9回<ref>内訳は、|吾《われ》よし…6回、|吾好《われよ》し…1回、|自分好《われよ》し…1回、|我利《われよ》し…1回。</ref>
=== 「つよいものがち」の表記 ===
神諭(大本神諭・伊都能売神諭)…34回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…9回
** 弱肉強食…2回
** 優勝劣敗…2回
** 肉欲的強者優勝…1回
** 暗黒無義肉欲的競争…1回
** 優勝者跋扈…1回
** 強者万能…1回
** 優勝劣敗弱肉強食其間真義無<ref>ルビは「つよいものかち」</ref>…1回
* 「強い者勝ち」という一般的な表記…25回<ref>内訳は、|強《つよ》い|者《もの》|勝《が》ち…15回、|強《つよ》い|者《もの》|勝《がち》…1回、|強《つよ》いもの|勝《がち》…4回、|強《つよ》いもの|勝《が》ち…3回、|強《つよ》いもの|勝《かち》…1回、|強者《つよいもの》がち…1回。</ref>
霊界物語…10回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…1回
** 弱肉強食…1回
* 「強い者勝ち」という一般的な表記…9回<ref>内訳は、|強《つよ》い|者《もの》|勝《がち》…5回、|強《つよ》い|者《もの》|勝《が》ち…2回、|強《つよ》いもの|勝《が》ち…1回、|強《つよ》いもの|勝《がち》…1回。</ref>
== 用例 ==
* {{os|004|明治二十五年旧正月}}:「外国は獣類(けもの)の世、'''強いもの勝ち'''の、悪魔ばかりの国であるぞよ。日本も獣(けもの)の世になりて居るぞよ。」
* {{os|017|明治二十六年旧七月十二日}}:「艮の金神が表面に現れて、世を構ふやうになると、今迄の様に'''我善(われよ)し'''の世の持方はいたさせんから」
* {{os|073|明治三十一年旧十一月三十日}}:「是迄の世は'''強いもの勝(がち)'''と申すのは、我好(われよ)かれの行り方で在りたから、世界が如此(こんな)困難な事が出て来たので在るぞよ。」
* {{os|009|大正五年旧十一月八日}}:「是からは、悪の霊の利(き)かん時節が廻りてきたから、今迄のやうな'''強いもの勝ち'''の世の持ち方は、神が赦さんぞよ。」
* {{os|113|大正六年旧十一月二十三日}}:「末代に一度ほか為(し)られん二度目の世の立替であるのに、何も判らぬ悪神の仕組は、'''我良(われよ)し'''の'''強い者勝ち'''の行り方であるから」
* {{is|30|大正八年四月一三日}}:「今の世界の人民は余り学や智慧が有り過ぎて神徳は言ふに及ばず、人徳と云ふものが、一つも無いから、今の世界の此の有様を何とも思はずに、我身さえ好けりや他人は死のうが倒れうがチツトも構はぬ'''自己本位(われよし)'''の人民が九分九厘まで湧いて居るから」
* {{rm09|3|0002|凡例}}(王仁三郎が書いた文章ではなく編者が書いた文章):「[[盤古大神]]は[[体主霊従]](たいしゆれいじゆう)('''われよし''')で、[[国常立尊]]は[[霊主体従]](れいしゆたいじゆう)(ひのもと)であります。(略)[[大自在天]]は、[[力主体霊]](りよくしゆたいれい)('''つよいものがち''')であつて」
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:われよしつよいものかち}}
[[Category:用語 (組)]]
== 表記 ==
「われよし」は神諭・霊界物語共に「利己主義」という漢字を当てはめた当て字の表記が一番多い。他の当て字の表記には「自己主義」「個人主義」などがある。
「つよいものがち」は神諭・霊界物語共に「強い者勝ち」という一般的な表記が一番多い。当て字の表記としては「弱肉強食」「優勝劣敗」などがある。
{{rm09|3|0002|凡例}}(編者が記したもの)では「[[体主霊従]]」「[[力主体霊]]」という言葉に括弧書きでそれぞれ「われよし」「つよいものがち」と読ませている。(次の集計には含めていない)
=== 「われよし」の表記 ===
神諭(大本神諭・伊都能売神諭)…71回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…48回
** 利己主義…32回
** 自己主義…5回
** 自己本位…2回
** 自己本意…2回
** 自分本意…1回
** 自利中心主義…1回
** 利己栄達主義…1回
** 利己的…1回
** 利己本位…1回
** 我欲本意…1回
** 個人主義…1回
* 「我良し」という一般的な表記…23回<ref>内訳は、|我好《われよ》し…5回、|我善《われよ》し…3回、|我良《われよ》し…3回、|我《わ》れ|好《よ》し…3回、|我《わ》れ|良《よ》し…2回、|我《われ》よし…2回、|自己《われ》よし…2回、|自分好《われよ》し…1回、|自分良《われよ》し…1回、われよし…1回。</ref>
霊界物語…46回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…37回
** 利己主義…34回
** 体主霊従…2回
** 個人主義…1回
* 「我良し」という一般的な表記…9回<ref>内訳は、|吾《われ》よし…6回、|吾好《われよ》し…1回、|自分好《われよ》し…1回、|我利《われよ》し…1回。</ref>
=== 「つよいものがち」の表記 ===
神諭(大本神諭・伊都能売神諭)…34回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…9回
** 弱肉強食…2回
** 優勝劣敗…2回
** 肉欲的強者優勝…1回
** 暗黒無義肉欲的競争…1回
** 優勝者跋扈…1回
** 強者万能…1回
** 優勝劣敗弱肉強食其間真義無<ref>ルビは「つよいものかち」</ref>…1回
* 「強い者勝ち」という一般的な表記…25回<ref>内訳は、|強《つよ》い|者《もの》|勝《が》ち…15回、|強《つよ》い|者《もの》|勝《がち》…1回、|強《つよ》いもの|勝《がち》…4回、|強《つよ》いもの|勝《が》ち…3回、|強《つよ》いもの|勝《かち》…1回、|強者《つよいもの》がち…1回。</ref>
霊界物語…10回
* 漢字を当てはめた当て字の表記…1回
** 弱肉強食…1回
* 「強い者勝ち」という一般的な表記…9回<ref>内訳は、|強《つよ》い|者《もの》|勝《がち》…5回、|強《つよ》い|者《もの》|勝《が》ち…2回、|強《つよ》いもの|勝《が》ち…1回、|強《つよ》いもの|勝《がち》…1回。</ref>
== 用例 ==
* {{os|004|明治二十五年旧正月}}:「外国は獣類(けもの)の世、'''強いもの勝ち'''の、悪魔ばかりの国であるぞよ。日本も獣(けもの)の世になりて居るぞよ。」
* {{os|017|明治二十六年旧七月十二日}}:「艮の金神が表面に現れて、世を構ふやうになると、今迄の様に'''我善(われよ)し'''の世の持方はいたさせんから」
* {{os|073|明治三十一年旧十一月三十日}}:「是迄の世は'''強いもの勝(がち)'''と申すのは、我好(われよ)かれの行り方で在りたから、世界が如此(こんな)困難な事が出て来たので在るぞよ。」
* {{os|009|大正五年旧十一月八日}}:「是からは、悪の霊の利(き)かん時節が廻りてきたから、今迄のやうな'''強いもの勝ち'''の世の持ち方は、神が赦さんぞよ。」
* {{os|113|大正六年旧十一月二十三日}}:「末代に一度ほか為(し)られん二度目の世の立替であるのに、何も判らぬ悪神の仕組は、'''我良(われよ)し'''の'''強い者勝ち'''の行り方であるから」
* {{is|30|大正八年四月一三日}}:「今の世界の人民は余り学や智慧が有り過ぎて神徳は言ふに及ばず、人徳と云ふものが、一つも無いから、今の世界の此の有様を何とも思はずに、我身さえ好けりや他人は死のうが倒れうがチツトも構はぬ'''自己本位(われよし)'''の人民が九分九厘まで湧いて居るから」
* {{rm09|3|0002|凡例}}(王仁三郎が書いた文章ではなく編者が書いた文章):「[[盤古大神]]は[[体主霊従]](たいしゆれいじゆう)('''われよし''')で、[[国常立尊]]は[[霊主体従]](れいしゆたいじゆう)(ひのもと)であります。(略)[[大自在天]]は、[[力主体霊]](りよくしゆたいれい)('''つよいものがち''')であつて」
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:われよしつよいものかち}}
[[Category:用語 (組)]]