帰鬼逸迫
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帰鬼逸迫(ききいっぱく)は、霊界物語第68巻第8章#の章題。
「危機一髪(ききいっぱつ)」のもじり。
タラハン国のスダルマン太子はお忍びで城を出て、アリナが太子に成りすましていた。ところがカラピン王が危篤状態になり一刻も早く病床に行かなくてはいけない状況になってしまい、しかしアリナが行っては偽者だとバレてしまう。そこへようやく太子が帰城した。アリナは太子に〈今が危機一髪の正念場、サ早く錦衣にお着替へ下さいませ。何時重臣共が来るかも分りませぬ〉と急がせる。
「帰鬼」とは王仁三郎の造語のようだが、「鬼」には「あの世」という意味があるので、「霊界に帰る」(つまり死ぬ)ということか?
「逸迫」も造語のようだが、「逸(そ)れる」と「迫る」は、「危難を逸れる」「危難が迫る」のように意味が真逆なので、つまり「太子が父王の臨終に間に合うか、間に合わないか」という切羽詰まった状況を指していると言える。