隠の島
隠の島(かくれのしま)は、霊界物語に登場する島。紫微天界のサールの国にある。
概要
- 表記ゆれ:隠島(かくれじま)、かくれの島、かくれ島 [1]
- 初出:第81巻第15章「厚顔無恥」#
- 第81巻第15~17章だけに出る。
- 昼間は水面にポッカリと浮かんでいるが、夕方以降には荒波によって全島が没してしまい(隠れてしまい)、人畜は溺死するという魔の島。[2]
主なエピソード
アララギの計略により、チンリウ姫は遠島の刑に処せられ、隠の島に島流しとなった。また朝月は荒島に島流しとなった。〔第81巻第14章「鷺と烏」#末尾〕
独木舟(まるきぶね)でチンリウ姫を隠の島に送ってきた騎士(ナイト)は、この島に送った証拠として、チンリウ姫の左の耳を切り取り、帰って行った。島は次第に沈んで行き、チンリウ姫は島の最頂上に立つが、膝が没するまで水かさが増す。そのとき大きな亀が現れた。チンリウ姫は亀の背に乗る。亀は海を南へ泳いで行き、イドムの国の真砂ケ浜に送り届けた。〔第81巻第16章「亀神の救ひ」#〕