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土地は王仁三郎名義だったが、不法に売却され、昭和11年3月21日に亀岡町に移転登記された。2万4503余坪が2214円12銭（現在の貨幣価値で約400万円前後土地は王仁三郎名義だったが、不法に売却され、昭和11年3月21日に亀岡町に移転登記された。2万4503坪が2214円12銭（現在の貨幣価値で約400万円前後<ref>「[https://yaruzou.net/hprice/hprice-calc.html 日本円貨幣価値計算機]」で計算すると、1936年の2214円は2017年の約375万円（GDP）から約441万円（CPI）に相当する。</ref>）で売却されたが、当時の地価の百分の一にも及ばない不当に安い値段だった。<ref>『大本七十年史 下巻』「{{obc|B195402c6233|土地の不法処分}}」</ref>
天恩郷
,→破壊と再建
昭和10年（1935年）12月8日、[[第二次大本事件]]が勃発する。翌11年5月以降、当局によって天恩郷は全て破壊された。
売却後の土地は、亀岡町役場や商工会で利用方法が協議され、昭和15年5月に亀岡町会で京都大学に寄付することが決議されたが、6月に土地返還請求の提訴がなされたため、実現されなかった。<ref>『大本七十年史 下巻』「{{obc|B195402c6421|土地返還請求の提訴}}」</ref>
