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櫟ケ原
,→高姫
{{rm|29|11|日出姫}}~{{rms|29|12|悔悟の幕}}
[[高姫]]は[[鏡の池]]の[[懸橋御殿]]から逃げ出した後、櫟ケ原の白楊樹に辿り着いた。すると[[日の出姫]](実は[[木花姫命]]の化身<ref>{{rm|29|16|波の響}}:「高姫さまもどうしてか 櫟ケ原の真中で 天教山に現れませる 木の花姫の御化身 日の出姫の訓戒に 心の底から改心し」)という女神が現れ──玉への執着心を捨て去らないと神界の御用には立たない──と告げる。高姫は玉に対する執着心を放棄すると誓った。すると白楊樹の枝から、玉が入った錦の袋が落ちて来て、高姫は中の黄金の玉を見るが、未練は起きなかった。日の出姫は──玉を懸橋御殿に返し、アマゾンに行って鷹依姫一行に会い、神業に参加せよ──と命ずる。:「高姫さまもどうしてか 櫟ケ原の真中で 天教山に現れませる 木の花姫の御化身 日の出姫の訓戒に 心の底から改心し」</ref>)という女神が現れ──玉への執着心を捨て去らないと神界の御用には立たない──と告げる。高姫は玉に対する執着心を放棄すると誓った。すると白楊樹の枝から、玉が入った錦の袋が落ちて来て、高姫は中の黄金の玉を見るが、未練は起きなかった。日の出姫は──玉を懸橋御殿に返し、アマゾンに行って鷹依姫一行に会い、神業に参加せよ──と命ずる。
次の日、後を追って来た従者の[[常彦]]、[[春彦]]と、懸橋御殿の[[玉]]、[[竜]]の4人が白楊樹に辿り着いた。高姫は玉、竜に黄金の玉を渡し、そして常彦、春彦を伴ってアマゾンに向かった。