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芦ノ山

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[[喜楽]](王仁三郎)に[[大霜天狗]]が懸かり[[斎藤宇一]]に「葦野山峠を二町(200m強)許り西へ下りかけた所の道端の叢に、十万円這入つた大きな色の黒い財布がおちてゐる」から拾いに行けと言う。
それはこれから先、深夜12時に起きるはずの出来事であり、まだ夕方5時なので二人は時間を潰してから行ってみると、財布のようなものが落ちている。手に取って見ると、財布と思ったのは牛糞であった。〔{{rm|37|9|牛の糞}}〕
『[[大地の母]]』(第2巻の「梟の宵企み」の章)では「芦野山峠」と記されている。

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