21,339
回編集
差分
Jump to navigation
Jump to search
中村孝道
,→王仁三郎との関係
* 王仁三郎による自伝「[[故郷乃弐拾八年]]」には「祖母は又彼の有名なる言霊学者中村孝道の家に生れた」<ref>『神霊界』大正10年(1921年)2月1日号p45/『出口王仁三郎全集 第八巻』p23</ref>と書いてあり、娘とも妹とも明記されていない。
* 王仁三郎の歌集『[[浪の音]]』(昭和8年刊)p328には「わが祖母は言霊学者孝道翁の実妹にして八木嶋の産なり」<ref>「八木嶋(やぎのしま)」は現・南丹市八木町八木嶋のこと。</ref>という歌があり、中村孝道の妹だと断言している。
* [[木庭次守]]・編『[[新月の光]]』によると、王仁三郎は「うのさんのお父さんが中村孝道である」と語っており、宇能は中村孝道の娘だと明言している。<ref>『新月の光』0631「王仁と言霊学」(昭和18年の発言)</ref> (ただし『[[新月の光]]』は王仁三郎の発言を信者が書き留めた如是我聞集を王仁三郎の昇天後に発表したものであり、王仁三郎の校閲を経ているものではない。そのため王仁三郎自身が書き記した文献や在世中に発表された文献よりは信憑性が低い)
* [[井上留五郎]]『[[暁の烏]]』には、「うの子刀自はかの有名な国学者であり、かつ言霊学中興の偉人たる中村孝道氏の妹さんであります。中村氏は苦辛研究の結果自得したる言霊学を沢山の弟子のうちに受け継いでくれるもののないのに心淋しく思うておられたのであるが、自分の妹があまり学問に熱中しその当時のことであるから人目を忍んで勉強さるるのを見て、全部言霊学を教授されたのであります」<ref>『暁の烏』「{{obc|B116500c025|(五)読み様(音読と黙読)}}」p68</ref>と記しており、宇能は中村孝道の妹だとしている。
* 『[[聖師伝]]』では、「祖母の宇能子さんは、かの有名な言霊学者・中村孝道の家に生まれた」<ref>『聖師伝』「{{obc|B100800c06|6 幼少年時代}}」</ref>と記しており、「故郷乃弐拾八年」の記述を踏襲している。