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笑いの座
,'''笑いの座'''(わらいのざ)は、匿名座談会のようなもので、[[霊界物語]][[第67巻第4章]]「[[笑の座]]」の中で描かれている。旧仮名遣い:笑ひの座。
[[ハルの湖]]を「[[スガの港]]」に向かって進む[[波切丸]]の船上で「笑いの座」が開かれた。これはこの地方の風習で、閑散な時に、無聊を慰めるために開かれる催しである。
参加者は皆、黒い布で面部を包み、誰なのか分からないようにする。そして、上は国王から下は下女下男に至るまで、人の噂話や、国家の現状や、人情の機微などを話す。面白おかしく、馬詈嘲笑を交え、笑いこけ、互いに修身斉家の羅針盤とする。
権力旺盛な[[大黒主]]でも、笑いの座を止めされることは出来なかった。笑いの座は、庶民が国政に参加できない代わりに、不平や鬱憤を漏らし、あるいは政治の善悪正邪や、国家の利害得失までも、怯けず臆せず吐露することを、暗黙のうちに許されていた。
{{デフォルトソート:わらいのさ}}
[[Category:霊界物語の用語]]
[[ハルの湖]]を「[[スガの港]]」に向かって進む[[波切丸]]の船上で「笑いの座」が開かれた。これはこの地方の風習で、閑散な時に、無聊を慰めるために開かれる催しである。
参加者は皆、黒い布で面部を包み、誰なのか分からないようにする。そして、上は国王から下は下女下男に至るまで、人の噂話や、国家の現状や、人情の機微などを話す。面白おかしく、馬詈嘲笑を交え、笑いこけ、互いに修身斉家の羅針盤とする。
権力旺盛な[[大黒主]]でも、笑いの座を止めされることは出来なかった。笑いの座は、庶民が国政に参加できない代わりに、不平や鬱憤を漏らし、あるいは政治の善悪正邪や、国家の利害得失までも、怯けず臆せず吐露することを、暗黙のうちに許されていた。
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[[Category:霊界物語の用語]]