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黄泉比良坂の戦い
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偽イザナミ([[大国姫]])がいる[[ロッキー山城]]に、[[大雷]]・[[火雷]]の二柱が帰城し、黄泉島での魔軍の全敗を報告した。続いて偽桃の実である[[国玉姫]]・[[杵築姫]]・[[田糸姫]]の3人も帰城した。実は大雷の正体は[[鬼武彦]]で、火雷の正体は[[火産霊神]]で、3人の偽桃の実は白狐が化けた偽者だった(本物の偽桃の実は黄泉比良坂で負傷している<ref>{{rm|10|22|混々怪々}}:「本当の国玉、杵築、田糸の三人は、比良坂に於て、日の出神の神軍の言霊に悩まされ、肝腎の国玉姫はキツキ目に遇はされて頭を割られ、腕をくじかれ、イタイ、イタイと半死半生、見るも哀れな次第であるぞよ」</ref>)。5人は牛のように大きな白狐となり、大国姫らに飛びつこうとした。〔{{rm|10|22|混々怪々}}〕
[[ロッキー山城]]に、[[ロッキー城]]から偽日の出神(大国彦)がやって来て、大国姫に「イザナミと称して黄泉島に出陣し、味方の士気を鼓舞して進軍を追い払え」と命じる。大国姫は直ちに黄泉島に向かった。そこへロッキー城から淤縢山津見・固山彦がやって来て「ロッキー城は常世城の広国別の軍に占領されてしまった」と報告する。大国彦は急いでロッキー城に戻ると、そこには敵も味方も一人もいなかった。淤縢山津見と固山彦はここで「自分らは三五教の宣伝使で、汝らの悪逆無道を懲らすために潜り込んでいた」とカミングアウトする。一人になった大国彦は逆上して太刀で二人に襲いかかる。二人は反撃せずに逃げ出した。淤縢山津見は「彼も吾も神の子だ。神の御子同士で傷つけ合うのは親神に対して申し訳ない。あらためて時をうかがい悔い改めさせようと思う」と固山彦に告げる。追いかけてきた大国彦はその仁慈に富んだ言葉を聞いて悔い改めた。3人は常世城に向かう。意外なことに常世城では3人をから偽日の出神(大国彦)がやって来て、大国姫に「イザナミと称して黄泉島に出陣し、味方の士気を鼓舞して進軍を追い払え」と命じる。大国姫は直ちに黄泉島に向かった。そこへロッキー城から淤縢山津見・固山彦がやって来て「ロッキー城は常世城の広国別の軍に占領されてしまった」と報告する。大国彦は急いでロッキー城に戻ると、そこには敵も味方も一人もいなかった。淤縢山津見と固山彦はここで「自分らは三五教の宣伝使で、汝らの悪逆無道を懲らすために潜り込んでいた」と告白する。一人になった大国彦は逆上して太刀で二人に襲いかかる。二人は反撃せずに逃げ出した。淤縢山津見は「彼も吾も神の子だ。神の御子同士で傷つけ合うのは親神に対して申し訳ない。あらためて時をうかがい悔い改めさせようと思う」と固山彦に告げる。追いかけてきた大国彦はその仁慈に富んだ言葉を聞いて悔い改めた。3人は常世城に向かう。意外なことに常世城では3人を[[ウロー|ウローウロー]]と叫んで歓迎した。これよりロッキー城も常世城も[[十曜の神旗]]が翻ることとなった。〔{{rm|10|23|神の慈愛}}〕
【黄泉島】