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大本年表
,編集の要約なし
{{inyou| 大本には「大本年表」と称されるB5版十五巻から成る部厚い史料がある。天保七年十二月十六日(旧)の開祖さまのご聖誕から、ご昇天の翌年の大正八年十二月二十四日(新)までの大本の〝歴史的〟記述書である。大正十年代に本部の史実担当者が記述したもののようである(その間の説明が付記されていない)が、ペンによる手書き史料で、変体がなまじりの清書、年代・期日が新・旧に表記されている。歴史的記録を趣旨としたようであるが、その大半は「筆先」である。歴史的事実にしても伝承によるため、一つの事実に二つ以上の記述が筆者の見解を加えず併記されていることもあり、確定史料としがたい難点もある。|『[[まつのよ (教学誌)|まつのよ]]』第6号p241、[[三ッ野真三郎]]「花、天より高く(下)」の最終頁 }}
この大本年表に記されている筆先の一部は、『[[大本史料集成]] Ⅰ思想篇』「第一部 出口なおの思想」に引用されている。編者の[[池田昭]]の解題によると、この大本年表は「大正十二、三年=一九二三、四年頃作成されたといわれる」「「神霊界」に発表されたものと未発表の原文に基づいたものから、構成されている。とくにこの後者は、出口王仁三郎以外の数人の幹部によって作成されている。これには、原文に基づいて修正された他のもの以上に、文章表現のうえからみて、原文をそのまま漢字に直したと思われるものがある」「「分類」の記号が記されているが、いまのところその意味はわからない」(同書p713の「解題」によると、この大本年表は「大正十二、三年=一九二三、四年頃作成されたといわれる」「「神霊界」に発表されたものと未発表の原文に基づいたものから、構成されている。とくにこの後者は、出口王仁三郎以外の数人の幹部によって作成されている。これには、原文に基づいて修正された他のもの以上に、文章表現のうえからみて、原文をそのまま漢字に直したと思われるものがある」「「分類」の記号が記されているが、いまのところその意味はわからない」(同書p713-714)。
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[[Category:文献]]
[[Category:書籍]]