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大道別
,→概要
* [[第3巻]]と[[第4巻]]だけに登場する。それ以降は[[日の出神]]や[[琴平別神]]としての活動になる。
* もともとは[[モスコー]]の[[八王神]]・[[道貫彦]]に仕える侍従長(または宰相)であった。<ref>{{rm|4|27|阿鼻叫喚}}:[[八王大神常世彦]]のセリフ「その実はモスコーの'''八王に仕へたる'''道彦といふ発狂者なり」</ref> <ref>{{rm|3|31|竜神の瀑布}}:[[畠照彦]]・[[竹友別]]のセリフ「貴下は八王神に仕へまつる'''侍従長'''の顕職にありながら」</ref> <ref>{{rm|4|31|傘屋の丁稚}}:「なほモスコーの'''宰相'''たりし大道別の永年の苦心より」</ref>
* 腕力が強い。<ref>{{rm|3|36|唖者の叫び}}:「力強の馬鹿となりすまして」、{{rm|3|38|四十八滝}}:「道彦は荒熊彦の信任を得、聾唖痴呆の強力として」「道彦はただちに月の姫を強力に任せてひきつかみ」、{{rm|4|5|議場の混乱}}:「強力の神道彦を従へ」「八王大神は強力の道彦に利腕を固く握られ、全身麻痺してその場に顔をしかめて打ち倒れたり」</ref>* [[八王大神常世彦]]と、容貌、骨格、身長、態度などがそっくりである。そのため道彦は[[常世会議]]で、急病で倒れた常世彦の替玉となる。<ref name="rm0422_michihiko">{{rm|4|22|窮策の替玉}}:「八王大神と容貌、骨格、身長、態度、分厘の差もなき道彦に、八王大神の冠を戴かせ、正服を着用せしめて、身代りとすることの苦策を企てける」:「ここに謀議の結果、八王大神と容貌、骨格、身長、態度、分厘の差もなき道彦に、八王大神の冠を戴かせ、正服を着用せしめて、身代りとすることの苦策を企てける」</ref>
* 「[[高皇産霊神]]の御子」であり、「[[神伊弉諾大神]]の御子」でもある。<ref>{{rm|6|23|諸教同根}}:「また高皇産霊神の御子たりし大道別は、日の出神となりて神界現界に救ひの道を宣伝し」</ref> <ref>{{rm|8|11|海の竜宮}}:「御稜威輝く伊弉諾の 神の命の御子と生れし 大道別の命の後身 日の出神はやうやうに」</ref> <ref>{{rm|8|12|身代り}}:「吾は神伊弉諾の大神の御子大道別命、今は日の出神の宣伝使」</ref>
* 自決した後、その四魂のうち[[和魂]]・[[幸魂]]は[[琴平別神]]となり海上を守護し、[[荒魂]]・[[奇魂]]は[[日の出神]]となり陸上を守護することとなった。<ref name="rm0432_shikon">{{rm|4|32|免れぬ道}}:「その和魂、幸魂はたちまち海神と化しぬ。国祖はこれに琴比良別神と名を賜ひ永遠に海上を守らしめたまひ、その荒魂、奇魂をして日の出と名を賜ひ、陸上の守護を命じたまひぬ」</ref>