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霊界
,→想念の世界
〔この解説は主に{{rm09|21|0003|総説}}、{{rm|47|12|天界行}}、{{rm|48|11|霊陽山}}による〕
* 霊界は想念の世界である(より厳密に言えば意志と想念の世界)。現界は霊界の移写であり、縮図である。霊界は想念の世界である(より厳密に言えば意志と想念の世界)。現界は霊界の移写であり、縮図である。霊界の真象を写したのが現界である。ゆえに現界をウツシ世と呼ぶ。<ref>{{rm09|21|0003|総説}}</ref>
* 想念の世界であるから、霊界には現界のような時間や空間というものは存在しない。情動の変化があるだけである。(天界では)情動の変化が多ければ多いほど時間は延長される。また、真と善の情態によって空間は延長される。<ref>{{rm|48|11|霊陽山}}:「而して高天原は想念の世界なるが故に、其延長は善の情態を表はし、其広さは真の情態を表はし、其高さは善と真との両方面を度合の上より見て区別することを表はすものである。又霊界に於ては先に述べた通り、時間空間などの観念は少しもない、只情動の変化あるのみである」、「想念の延長によりて、現界人の一ケ月以上もかかつて巡歴した様な長時間の巡覧をなしたのである。而して情動の変化が多ければ多い程、天国に於ては延長さるるものである」</ref> <ref>{{rm|47|19|化相神}}:「天国に於ては時間空間など云ふものはなく、従つて午前午後昼夜などの区別はない。併しながら情動の変異に依つて、朝たり夕べたるの感覚が起るものである」</ref> <ref>{{rm|47|12|天界行}}:「霊界には時間もなければ空間もありませぬ。まして天国には秋冬もなければ夜もない、只情動の変化があるのみです。凡て霊界は想念の世界ですから、時間などは問題にはなりませぬ」</ref>
* 霊界では誰かのことを想うと、その人の容貌や人生の一切が想い浮かぶ。<ref>{{rm|63|10|鷺と鴉}}:「霊界に於て甲が若し乙の事を思ふ時は忽ちその面貌を思ひ之と同時に、その生涯に於いて起りし一切の事物を思ふものです」</ref>