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淤縢山津見
,→第8巻
[[滝の村]]で[[五月姫]]と出会う。五月姫はハルの国の東半分を治める[[闇山津見]]の娘で、その館に招かれた。淤縢山津見は闇山津見に「[[黄泉の国]]に行かれたはずの[[伊弉冊命]]が[[ロッキー山]]に現れたということを[[鷹取別]]から聞いたがその真偽は?」と尋ねられる。[[蚊々虎]]が神懸かりして「ロッキー山に現れた伊弉冊命は[[大国姫]]が化けた偽者だ」と言うが、淤縢山津見はその神懸かりを否定して「自分は海の竜宮からお伴して来たが、たしかに日の出神は伊弉冊命とロッキー山に行くと言っていた」と答える。(これは[[黄泉比良坂の戦い]]への伏線)〔{{rm|8|20|張子の虎}}~{{rms|8|24|盲目審神}}〕
[[駒山彦]]も合流し、一行5人(淤縢山津見、(大洪水前は[[常世姫]]の部下<ref>{{rm|2|28|高白山の戦闘}}:「[[常世姫]]の部下[[駒山彦]]が包囲してをつた」</ref>。[[蚊々虎]]らと一緒に[[高白山]]を攻めた<ref>{{rm|8|25|火の車}}:[[蚊々虎]]のセリフ「お前はコヽヽ[[駒山彦]]じやないか。俺等と一緒に[[高白山]]を攻めた時」</ref>。今は三五教の宣伝使)も合流し、一行5人(淤縢山津見、[[蚊々虎]]、[[高彦]]、[[駒山彦]]、[[五月姫]])は館を出て[[ハルの都]]へ向かって旅立った。一行が都に入ると、[[鷹取別]]たちは幾千もの天の磐樟船や鳥船に乗って逃げて行った。淤縢山津見は高彦(荒熊)をハルの国の西部の守護職<ref>{{rm|8|29|原山祇}}:「茲に淤縢山津見は高彦をこの国の守護神として原山津見と命名し」、{{rm|8|30|珍山峠}}:「高彦は巴留の国の西部の守護職となり」</ref>に任命し、[[原山津見]]という名を与えた。〔{{rm|8|25|火の車}}~{{rms|8|29|原山祇}}〕
一行4人(淤縢山津見、[[蚊々虎]]、[[駒山彦]]、[[五月姫]])は[[ウヅの国]]へ向って旅立った。[[珍山峠]]の谷間の温泉で倒れていた正鹿山津見を助け出し、5人でウヅの都へ進む。[[大蛇峠]]に横たわっていた大蛇を蚊々虎が言向け和し、大蛇の背に乗って一気に山を下る。〔{{rm|8|30|珍山峠}}~{{rms|8|36|大蛇の背}}〕