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乾の滝

39 バイト追加, 2020年7月10日 (金) 19:53
第33巻
=== 第33巻 ===
* [[高姫]]一行6人(他は[[鷹依姫]]、[[竜国別]]、[[常彦]]、[[テーリスタン]]、[[カーリンス]])は[[テル山峠]]を西へ下り、中腹から乾の滝へ進んで行った。大きな男([[高島丸]]の船長[[タルチール]])が滝に打たれていたが、高姫は構わずに裸になって滝壺に飛び込んだ。すると高姫はそれっきり浮かんで来ない。タルチールは「高姫は神様にお願いもせずに飛び込んだので、神様から行をさせられているのだろう。高姫は我が強いので、こういう事がなくては本当の身魂磨きは出来ない」と言う。すると高姫は傍らの木の茂みから、二人の女([[清子姫]]、[[照子姫清子姫・照子姫 (比沼の真名井)|清子姫・照子姫]])に手を引かれて現れた。
* 滝壺に飛び込んだ高姫は真っ赤な者に足を引かれ、深い水の中を流されて、広くて浅い池([[玉の池]]<ref>{{rm|33|15|婆論議}}:「清子姫は(略)妹照子姫と共に此瀑布に立向ひ、山中の'''玉の池'''の中心に屹立せる岩石の上に小さき亭を建て、百日百夜の修行をせむとしてゐたのであつた」</ref>)へ流された。そこに美しい岩島があり、その上に綺麗な小さい家が建っていて、その家の中から二人の女が現れて、高姫をここまで連れて来てくれたのだと言う。二人は[[比沼の真名井]]の宝座に仕えていた清子姫と照子姫で、[[言依別命]]の命で[[常世国]]を宣伝に回り、神界の都合で一ヵ月以前にここに来て、高姫一行が来るのを待っていた。高姫は結構な水くぐりの修業が出来たのでもう大丈夫だと清子姫は言う。高姫一行は二人と別れて、[[テルの国]]の[[ハラの港]]を目指して行く。(港から高島丸に乗って帰国する) 〔以上、{{rm|33|14|魂の洗濯}}〕

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