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霊界物語第11巻の諸本相違点

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{{RmSyohonSouiten|第11巻}}
* 第11巻の御校正本は、昭和6年(1931年)7月20日発行の再版(二版)を校正したものである。

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{| class="rm_syohon_souiten"
|御||凡例p1||凡例のフリガナ 無し
|-
|校||p7||「'''ぼんれい'''」
|-
|八||p507||校定版と同じ
|-
|愛||前付p11||「'''はんれい'''」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||凡例p1||多少添削を加'''へられた'''ものであります。(改行)一、第七巻の総説が発表されますと、かなり方々にいろいろさまざまな批評や反対が起りましたが、それに対して'''瑞月大先生の詳細なる御解釈を得ましたから'''、一日も速かに読者へお知らせすべきものと信じますので、特に『言霊反』と題して本巻の巻頭に掲げておきました。(改行)'''一、霊界物語の編輯上にいろいろと不備な点が少なからずありますが、せいぜい努力して読者の意に副ふものにしたと思つてゐます。第一巻以来既刊の分の正誤表は何れ或る機会を見て、纏めたいと思つてゐます。'''(改行)大正十一年八月(改行)著者識(改行)'''▲備考 霊界物語の第一巻より第六巻までの正誤表は左の通り発表されてあります。(改行)第一巻……大正十一年十月十日号 神の国誌上(改行)第二巻……同年十月廿五日号 同(改行)第四巻……大正十二年一月一日号 同(改行)第五巻……同年三月十日号 同(改行)第六巻……同年四月十日号 同''' (「編者識」を「著者識」に訂正している)
|-
|校||p7||多少添削を加'''へた'''ものであります。(改行)一、第七巻の総説が発表されますと、かなり方々にいろいろさまざまな批評や反対が起りましたが、それに対して、一日もすみやかに読者へお知らせすべきものと信じますので、特に『言霊反』と題して本巻の巻頭に掲げておきました。(改行)大正十一年八月(改行)著者識 (御校正本で「編者識」を「著者識」に訂正したため、著者の言葉にそぐわない箇所を削除・修正したと思われる)
|-
|八||p507||校定版と同じ
|-
|愛||前付p11||御校正本と同じ ただし「▲備考」以下は掲載されていない (「纏めたいと思つてゐます」の「ゐ」が「い」になっている)
|-
|R|| ||{{Serious}}愛世版と同じ (「纏めたいと思つています」の「い」を「ゐ」に直した)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||信天翁p4||'''良妻賢母(りやうさいけんぼ)'''にしてあげる
|-
|校||p16||'''賢妻良母(けんさいりやうぼ)'''にしてあげる
|-
|八||p510||'''賢妻良母'''にしてあげる (フリガナなし)
|-
|愛||前付p15||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p12~13(第1章)||『我は東彦と申す者』(中略)'''東彦'''は笠をもつて、(中略)時公はズデンドーと仰向けに倒れた。'''東彦'''は、(改行)『ウン』(改行)と一声霊縛をかけたるに
|-
|校||p13~14||高彦『吾は東彦と申す者』(中略)'''高彦'''は笠をもつて、(中略)時公はズデンドーと仰向けに倒れぬ。'''高彦'''は、『ウン』と一声霊縛をかけたるに
|-
|八||p519上||校定版と同じ
|-
|愛||p14||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ(高彦が東彦と名乗ったので、校定版のように「高彦」でも間違いではない。分かりにくいので「高彦」に修正したのだと思われる。御校正本の「東彦」を「高彦」に修正している箇所は他にも多数あり。第1章から第4章の最初までの間。)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p17||'''東彦'''の宣伝使は
|-
|校||p17||'''東彦と名のりし高彦'''の宣伝使は
|-
|愛||p17||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p521下||と云ひながら'''時公は、'''道ばたの草の上に
|-
|愛||p21||と云ひながら道ばたの草の上に
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p526下||'''また'''化物かなんだろと
|-
|愛||p35||'''将(は)'''た化物か何だろと
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p531上||'''貴女'''がこんなことにおなりなされては、
|-
|愛||p48(第5章)||'''貴方'''がこんな事におなりなされては、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p531下||時公さまとは吾が事なるぞ'''」'''』
|-
|愛||p49||時公さまとは我事なるぞ』
|-
|R|| ||八幡版と同じ (前の方に'''「'''があるので)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p537上||杢兵衛も八公も吉公も源公も'''、'''村中の
|-
|愛||p65||杢兵衛も八公も吉公も'''、'''源公も村中の
|-
|R|| ||八幡版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p538下||貴様、日頃の'''御託(ごーたく)'''に似ず、
|-
|愛||p69||貴様日頃の'''業託(ごふたく)'''に似ず、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p109(第9章)||池沢'''源治'''郎
|-
|普||p40||池沢'''原治'''郎
|-
|校||p94||池沢'''原次'''郎
|-
|八||p547下||校定版と同じ
|-
|愛||p94||御校正本と同じ
|-
|R|| ||校定版と同じ (池沢は他に第9巻第3章も筆録しているが、そちらは「原次郎」になっている)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p551上||舌々八タ八タだ』
|-
|愛||p104||舌々八タ'''舌々'''八タだ』
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p564上||次で八百万の神たちが天の安河原'''に'''神つどひに集ひて、
|-
|愛||p143||次で八百万の神等が天の安河原'''の'''神集ひに集ひて、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p170(第15章)||故に神追ひは、神様を追放したり、退去させたりすると云ふ意義では無い。'''追の漢字と退の漢字の区別ある事を能く反省すべきである。'''この点は古事記撰録者の
|-
|校||p147||ゆゐに神やらひとは、神様を追放したり、退去させたりするといふ意義ではない。この点は、古事記撰録者の
|-
|八||p565下||校定版と同じ
|-
|愛||p147||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p172||到底碌な人材は産れ出づるものでない。'''一日も早く'''この爪を抜き除つて了はねば、
|-
|校||p149||到底ろくな人材は産れ出づるものでない。この爪を抜きとつてしまはねば、
|-
|八||p566下||校定版と同じ
|-
|愛||p149||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p172||'''帝国'''の前途は実に風前の灯火であります。(中略)'''帝国'''の前途は実に暗澹たりと謂ふべきである。
|-
|校||p149||'''神国'''の前途は実に風前の燈火であります。(中略)'''神国'''の前途は実に暗澹たりといふべきである。
|-
|八||p566下||校定版と同じ
|-
|愛||p149||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p173(第15章)||斯の如くにして始めて(ここに「天壤無窮の皇運を扶翼し奉り」という文言があったが、縦線を引いて削除している)御国を永遠に保全し、
|-
|校||p150||かくのごとくにして始めて'''天壤無窮の皇運を扶翼したてまつり、'''御国を永遠に保全し、
|-
|八||p567上||校定版と同じ
|-
|愛||p150||斯の如くにして始めて、御国を永遠に保全し、
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p175||糧食(りやうしよく)の霊返しは、ケとなり、
|-
|校||p151||糧食(りやうしよく)'''(かて)'''の霊返しは、ケとなり、
|-
|八||p567下||校定版と同じ
|-
|愛||p151||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p175(第15章)||『種々具へて進る』(中略)種々具へて進ると云ふのである。
|-
|校||p152||『種々'''作り'''具へて進る』(中略)種々'''作り'''具へて進ると言ふのである。(古事記の原文では「作り」という文字が入っているので付加したのだと思われる)
|-
|八||p568上||校定版と同じ
|-
|愛||p151||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}校定版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p177(第16章)||今や我'''皇国'''にも轟き渡つて来たのである。
|-
|校||p154||今やわが'''神国'''にもとどろき渡つて来たのである。
|-
|八||p568下||校定版と同じ
|-
|愛||p153||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p184||講演筆録 松村'''仙造'''
|-
|校||p160||講演筆録 松村'''真澄'''
|-
|八||p570下||校定版と同じ
|-
|愛||p159||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p187(第17章)||人の眼は夜分に寝るを以て'''夜寝'''と云ひ、寝るを以て、'''寝る'''と云ふ。
|-
|校||p163||人の眼は夜分に寝るをもつて'''夜寝(米)'''と言ひ、寝るをもつて、'''寝(稲)'''といふ。 (括弧書きの「米」や「稲」は文意を分かりやすくするために付加したものと思われる)
|-
|八||p571下||校定版と同じ
|-
|愛||p162||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p188||汚穢の食を廃し'''皇国'''固有の正食に改め、
|-
|校||p163||汚穢の食を廃し'''神国'''固有の正食に改め、
|-
|八||p571下||校定版と同じ
|-
|愛||p162||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p195||出来ぬやうに成るのであるから、'''人間は'''日々の食物には、
|-
|八||p574上||出来ぬやうになるのであるから、日々の食物には、
|-
|愛||p168||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p579下||立て籠めら'''め'''て千万の
|-
|愛||p183||立て籠めら'''れ'''て千万の
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p(第20章)||神'''伊邪諾'''の大神や
|-
|校||p195||神'''伊弉諾'''の大神や
|-
|八||p583上||神'''井弉諾'''の大神や
|-
|愛||p192||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p229(第20章)||'''八'''が四ツより無いぢやないか』(改行)時公『'''八つ、'''四つと貴様の身魂が
|-
|校||p200||'''奴'''が四ツよりないぢやないか』(改行)時公『'''奴が'''四つと貴様の身魂が
|-
|八||p584下||校定版と同じ
|-
|愛||p196||校定版と同じ
|-
|R||a122||{{Serious}}御校正本と同じ(2020/5/5までは校定版と同じ)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p586下||一番長い奴を引いた'''者'''が発声するのだ』
|-
|愛||p202||一番長い奴を引いた'''物'''が発声するのだ』
|-
|R|| ||八幡版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p588上||当山の大気津姫といふのは、その実はウラル姫、昔は常世姫といつた神であります。
|-
|愛||p206||当山の大気津姫と言ふのはその実はウラル姫'''命'''、昔は常世姫'''命'''と謂つた神であります。
|-
|R|| ||愛世版と同じ(ほかにもあり)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p588上||夫のウラル彦はアーメニヤにをりますが、
|-
|愛||p206||夫のウラル彦は'''今は'''アーメニヤに居りますが、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p249(第22章)||'''八公'''、鴨公『ヤア、石凝姥様とやら、私は八、鴨と云ふ
|-
|校||p216||御校正本と同じ
|-
|八||p590下||'''時公'''、鴨公『ヤア、石凝姥様とやら、私は八、鴨といふ (誤字)
|-
|愛||p212||御校正本と同じ
|-
|校||p216||御校正本と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p216||'''子'''供は'''子'''供らしう寝るのだよ』
|-
|八||p590下||校定版と同じ
|-
|愛||p212||'''小'''供は'''小'''供らしう寝るのだよ』
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p592下||常世の国の総大将大国彦、大国姫その他の'''神人'''は
|-
|愛||p219||常世の国の総大将大国彦'''命'''、大国姫'''命'''その他の'''神々'''は
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p593上||あまたの'''八王(やつこす)'''、ヒツコス、クスの神たちは、
|-
|愛||p220||数多の'''八王神(やつこすがみ)'''、ヒツコス、クスの神達は、
|-
|R|| ||愛世版と同じ(ほかにもあり)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p595上||石凝姥神、天之目一箇神、淤縢山津見'''司'''、時置師神、八彦'''司'''、鴨彦'''司'''は
|-
|愛||p226||石凝姥神、天之目一箇神、淤縢山津見'''神'''、時置師神、八彦'''神'''、鴨彦'''神'''は
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p596上||ウラル姫は忽ち鬼女と変じ、
|-
|愛||p228||ウラル姫'''の神'''は忽ち鬼女と変じ、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p(第24章)||神の教を'''広国別'''の、三五教の宣伝使、太玉の命と名を変へて、
|-
|校||p237||神の教を'''広道別'''の、三五教の宣伝使、太玉の命と名を変へて、
|-
|八||p597上||校定版と同じ
|-
|愛||p233||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}校定版と同じ(太玉命と名を変へたのは広道別である。広国別は別人。)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p598下||淤縢山津見'''司'''、正鹿山津見'''司'''、月雪花の宣伝使は
|-
|愛||p235||淤縢山津見'''神'''、正鹿山津見'''神'''、月雪花の宣伝使は
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p600上||ウラル姫が真心を
|-
|愛||p240||ウラル'''の'''姫が真心を
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p284(第25章)||(大正一一・三・'''三''' 旧二・六
|-
|校||p247||御校正本と同じ
|-
|八||p600下||(大正十一年三月'''四'''日
|-
|愛||p242||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}(八幡版の3月4日が正しい。前後の章では、旧2月6日は3月4日になっている。)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p296(第27章)||三五の教に帰順したる当山の'''家越'''(やつこす)、ヒツコス、'''酒(クス)'''の神達は
|-
|校||p257||三五の教に帰順したる当山の'''八王'''(やつこす)、ヒツコス、'''クス'''の神たちは
|-
|八||p603下||校定版と同じ
|-
|愛||p252||御校正本と同じ
|-
|R|| ||{{Serious}}御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p339(第29章)||契を結ぶ'''金'''(かね)の神
|-
|校||p293||契をむすぶ'''要'''(かね)の神
|-
|八||p614下||校定版と同じ
|-
|愛||p285||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}

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