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霊界物語第3巻の諸本相違点

85,999 バイト追加, 2020年4月28日 (火) 20:14
ページの作成:「{{RmSyohonSouiten|第1巻}} * 第3巻の御校正本は三版(昭和7年(1932年)発行)を校正したものである。 * 愛世版の前付p15の『凡例』…」
{{RmSyohonSouiten|第1巻}}
* 第3巻の御校正本は三版(昭和7年(1932年)発行)を校正したものである。
* 愛世版の前付p15の『凡例』は八幡版には収録されていない。
* 愛世版のp298の『附録 岩井温泉紀行歌』は八幡版には収録されていない。


{| class="rm_syohon_souiten"
|御||前付p2||神を突込みておいて'''我'''で開いて
|-
|校||前付p2||神を突き込みておいて'''、が'''で開いて
|-
|八||p255||校定版と同じ
|-
|愛||前付p1||神を突込みておいて'''、我'''で開いて
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||前付p2||まだ悪く'''申して歩行(ある)く'''、
|-
|校||前付p2||まだ悪く'''まをしてあるく'''、
|-
|八||p255||校定版と同じ
|-
|愛||前付p1||まだ悪く'''申してあるく'''、
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p255||と'''まをす'''守護神が現はれてくる、
|-
|愛||前付p2||と'''申す'''守護神が現はれてくる、
|-
|校||前付p2||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||前付p2||女子の帰神の筆を'''審神者(さには)'''する
|-
|校||前付p2||女子の帰神の筆を'''審神(さには)'''する
|-
|八||p256||校定版と同じ
|-
|愛||前付p2||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p256||されど神の御心と(略)人間の智慧や考へではたうていその真相は(略)神界経綸の表面に具体的にあらはれる年の'''いひ'''である。
|-
|愛||前付p2||されど'''、'''神の御心と(略)人間の智慧や考へでは'''、'''たうてい'''、'''その真相は(略)神界経綸の表面に'''、'''具体的にあらはれる年の'''謂'''である。
|-
|校||前付p2||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||前付p4||女子の御魂の言は'''審神者(さには)'''を
|-
|校||前付p4||女子の御魂の言は'''審神(さには)'''を
|-
|八||p257||校定版と同じ
|-
|愛||前付p4||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p257||云々は'''、'''微々たる五尺の(略)大目的の開き'''はじむる'''を
|-
|愛||前付p4||云々は微々たる五尺の(略)大目的の開き'''初むる'''を
|-
|校||前付p4||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p257||霊界物語を読'''ん'''で、'''はじめ'''て(略)日月出現して'''、'''いはゆる
|-
|愛||前付p4||霊界物語を読'''ン'''で、'''初め'''て(略)日月出現していはゆる
|-
|校||前付p4||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p257||二十五年の間'''、'''桃李物言はず(略)ここに'''目出度く'''世にあらはれて
|-
|愛||前付p4||二十五年の間桃李物言はず(略)ここに'''目出度'''世にあらはれて
|-
|校||前付p5||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p257||守りたま'''う'''た神であります。
|-
|愛||前付p5||守りたま'''ふ'''た神であります。
|-
|校||前付p5||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||前付p7||世を治め玉ふのが御神意である。'''故に我皇孫命の世界統御の御神政は、飽く迄も道義的統一であつて、武断的ではないのである。故に天津日嗣天皇の世界御統一は、侵略でも征伐でもない、併呑でも無い、皇祖大神の大御心を心とし玉ふたのである。劍を用ゐ玉ふは、変事に際してのみ其神聖不可犯の御威力を発揮し玉ふので、是又止むを得ざるに出でさせ玉ふ御神業であります。決して大自在天的武力統一ではない、御仁慈の御政治であります。'''(改行)又盤古大神塩長彦は一名
|-
|校||前付p6||世を治めたまふのが御神意である。(改行)また盤古大神塩長彦は一名 (「故に我皇孫命の~御仁慈の御政治であります。」が削除されている)
|-
|八||p258||校定版と同じ
|-
|愛||前付p6||校定版と同じ
|-
|R|| ||最初は愛世版と同じだったが、2020/4/27に削除箇所に気づいて挿入したので、その後は御校正本と同じ。
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||前付p7||「荒ぶる神々(かみがみ)が」を訂正して「荒ぶる神人等が」
|-
|校||前付p6||荒ぶる'''神人(かみ)ら'''が
|-
|八||p258||校定版と同じ
|-
|愛||前付p6||荒ぶる'''神人等(かみがみ)'''が
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p258||'''有'''りがたき物語は'''、'''篇を'''お'''うて
|-
|愛||前付p6||'''あ'''りがたき物語は篇を'''逐'''うて
|-
|校||前付p6||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御|| ||『凡例』(序文、目次、凡例、総説の順)
|-
|校|| ||(『あとがき』として掲載)
|-
|八|| ||(掲載されていない)
|-
|愛||前付p15||(御校正本と同じく、序文、目次、凡例、総説の順)
|-
|R|| ||(御校正本と同じく序文と総説の間に『凡例』として載せた)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p259||職を'''司(つかさ)ど'''らしめ、
|-
|愛||p1||職を'''司(つかさど)'''らしめ、
|-
|校||p3||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p260||この物語を読みて'''、'''或ひは
|-
|愛||p2||この物語を読みて或ひは
|-
|校||p4||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p260||或ひは怪乱狂'''暴'''取るにたらざる (ルビなし)
|-
|愛||p2||或ひは怪乱狂'''妄'''(くわいらんきやうばう)取るにたらざる
|-
|校||p4||怪乱狂'''暴'''(くわいらんきやうばう)
|-
|R|| ||校定版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p260||世界の人民が'''疑う'''て
|-
|愛||p3||世界の人民が'''疑ふ'''て
|-
|校||p5||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p260||要は単に一片の小説と
|-
|愛||p3||要は'''、'''単に一片の小説と
|-
|校||p5||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p263下||天地混沌として紛乱をかさね、
|-
|愛||p8||天地混沌として'''紛乱に'''紛乱をかさね、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p263下||ほと'''ん'''ど拾収すべからざる
|-
|愛||p8||ほと'''ン'''ど拾収すべからざる
|-
|校||p10||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p6||豊国姫命を'''補佐'''神とし、
|-
|校||p10||豊国姫命を'''輔佐'''神とし、
|-
|八||p263下||校定版と同じ
|-
|愛||p8||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p263下||その他'''、'''百般の事物について、
|-
|愛||p8||その他百般の事物について、
|-
|校||p11||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p10||高国別、高国姫の'''二神'''(にしん)をして、
|-
|校||p13||高国別、高国姫の'''二神司'''(にしん)をして、
|-
|八||p264下||校定版と同じ
|-
|愛||p11||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p12||この八王八頭の神司('''かみがみ''')は、(「神々」を「神司」に訂正している)
|-
|校||p14||この八王八頭の神司('''かみ''')は、
|-
|八||p265上||校定版と同じ
|-
|愛||p12||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p13||高砂島一帯の'''諸神'''(しよしん)を(略)侍者は驚き'''周章(あわ)て''' (「侍神」を「侍者」に訂正している)
|-
|校||p19||高砂島一帯の'''諸神司'''(しよしん)を(略)侍者は驚き'''あはて'''
|-
|八||p266上||校定版と同じ
|-
|愛||p17||高砂島一帯の'''諸神'''(しよしん)を(略)侍者は驚き'''あわて'''
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p266下||断'''崖'''絶壁に隔てられ救助の
|-
|愛||p17||断'''巖'''(だんがん)絶壁に隔てられ救助の
|-
|R|| ||愛世版と同じ(「巖」は旧字体なので新字体「巌」に変更する)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p14||'''主神'''の一大事、
|-
|校||p20||'''主'''の一大事、
|-
|八||p266下||校定版と同じ
|-
|愛||p18||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p266下||高国別'''夫婦'''の喜悦と
|-
|愛||p18||高国別'''夫妻'''の喜悦と
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p14||'''二神'''の寵愛深き神司となりぬ。 (「神となつた」を「神司となりぬ」に訂正している)
|-
|校||p20||'''二神司'''(にしん)の寵愛ふかき神司('''かみ''')となりぬ。
|-
|八||p266下||校定版と同じ
|-
|愛||p18||'''二神司'''(にしん)の寵愛ふかき神司('''しんし''')となりぬ。
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p14||高国別、高国姫'''二神(にしん)'''は、
|-
|校||p20||高国別、高国姫'''二神司'''は、
|-
|八||p266下||校定版と同じ
|-
|愛||p18||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p267上||腑におちぬていにて言葉'''静か'''に、
|-
|愛||p19||腑におちぬていにて言葉'''静(しづか)'''に、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p16||唯'''吾命'''を遵奉せば足れり (「我」を「吾」に訂正している)
|-
|校||p21||「'''吾が命'''」
|-
|八||p267上||校定版と同じ
|-
|愛||p19||御校正本と同じ「'''吾命'''」
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p267上||懇切なる看護を'''うく'''、
|-
|愛||p19||懇切なる看護を'''受く'''、
|-
|校||p21||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p17||我は如何に天使の命なりとて盲従するに忍びず、実に'''貴神(きしん)'''を恨みまつる』(改行)と'''云ふ'''の意味なりし。
|-
|校||p22||'''吾'''はいかに天使の命なりとて盲従するに忍びず、実に'''貴下(きか)'''を恨みまつる』(改行)と'''いふ'''の意味なりし。
|-
|八||p267下||校定版と同じ
|-
|愛||p20||'''我'''はいかに天使の命なりとて盲従するに忍びず、実に'''貴神(きしん)'''を恨みまつる』(改行)と'''云ふ'''の意味なりし。
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p19||高国別に向つて、玉手姫を追出すべく厳命'''されたれど'''高国別は玉手姫を少しも疑はず、深く信任して天使の厳命を無情冷酷と'''恨み且つ猥りに怒ることは、天地の律法違反なるを以て、是が処罰を命ぜられたりしなり。''' (「された。されど」を「されたれど」に訂正している)
|-
|校||p24||高国別にむかつて、玉手姫を追出すべく厳命'''されたり。されど'''高国別は玉手姫を少しも疑はず、深く信任して天使の厳命を無情冷酷と'''恨みたり。''' (御校正本の「且つ猥りに怒ることは、天地の律法違反なるを以て、是が処罰を命ぜられたりしなり」が削除されている)
|-
|八||p268上||校定版と同じ
|-
|愛||p22||高国別にむかつて、玉手姫を追出すべく厳命'''されたれど'''高国別は玉手姫を少しも疑はず、深く信任して天使の厳命を無情冷酷と'''恨み、かつ猥に怒ることは、天地の律法違反なるをもつて、これが処罰を命ぜられたりしなり。''' (御校正本とほぼ同じ)
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p21||『'''我'''は不幸にして高国姫に死別れ、神務を'''輔佐'''する者なく、(略)'''我'''が神業を'''輔佐'''し(略)完全なる'''輔助者'''なし、(略)'''我'''は既に妻を失ひ
|-
|校||p25||『'''吾'''は不幸にして高国姫に死別れ、神務を'''補佐'''する者なく、(略)'''吾'''が神業を'''補佐'''し(略)完全なる'''補助者'''なし。(略)'''吾'''はすでに妻を失ひ
|-
|八||p268下||校定版と同じ
|-
|愛||p23||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p268下||'''ひ'''いて稚桜姫命を幽界に(略)'''吾'''いかに天地を(略)君君たらず'''ん'''ば臣臣たらず、
|-
|愛||p24||'''延'''いて稚桜姫命を幽界に(略)'''我'''いかに天地を(略)君君たらず'''ン'''ば臣臣たらず、
|-
|校||p26||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p269上||将来を戒め、……'''「'''何事も(略)奉仕せよ……'''」'''と厳命し、かつ'''「'''……委細を(略)をるべし'''」、'''と地の高天原に
|-
|愛||p25||将来を戒め、……何事も(略)奉仕せよ……と厳命し、かつ……委細を(略)をるべし'''……'''と地の高天原に
|-
|校||p27||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p269下||'''まち'''おれりといふ。
|-
|愛||p26||'''待'''おれりといふ。
|-
|校||p28||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p270上||神政は'''おこなはれ'''けり。
|-
|愛||p29||神政は'''行はれ'''けり。
|-
|校||p31||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p270下||小島彦は声を低'''う'''し
|-
|愛||p30||小島彦は声を低'''ふ'''し
|-
|校||p32||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p26||『'''隣神(りんしん)'''を遠ざけ給へ』
|-
|校||p32||「'''隣人'''」
|-
|八||p270下||校定版と同じ
|-
|愛||p30||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p270下||'''吾'''をして天使代理として
|-
|愛||p30||'''我'''をして天使代理として
|-
|校||p32||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p271上||双手を組'''ん'''で思案の体なりし'''が、'''たちまち座を立つて
|-
|愛||p31||双手を組'''ン'''で思案の体なりし'''。'''たちまち座を立つて
|-
|校||p33||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p271上||第一着に'''吾'''に伝へらるべき(略)'''吾'''を差しおき、(略)その密使を'''吾'''が前にともなひ来れ。'''吾'''は彼に会ひ
|-
|愛||p31||第一着に'''吾れ'''に伝へらるべき(略)'''吾れ'''を差しおき、(略)その密使を'''我'''が前にともなひ来れ。'''我'''は彼に会ひ
|-
|校||p33||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p271下||'''貴治彦'''は急ぎ勾欄にのぼり
|-
|愛||p32||'''命'''は急ぎ勾欄にのぼり
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p30||と'''遽然(あはただ)'''しく奏上したるにぞ、'''命'''は寝耳に水の注進に
|-
|校||p35||と'''あはただ'''しく奏上したるにぞ、'''貴治彦'''は寝耳に水の注進に
|-
|八||p271下||校定版と同じ
|-
|愛||p33||と'''あわただ'''しく奏上したるにぞ、'''命'''は寝耳に水の注進に
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p30||'''命'''の命令一下とともに、'''諸神'''は各自礼装をととのへ、
|-
|校||p35||'''貴治彦'''の命令一下とともに、'''諸神司'''は各自礼装をととのへ、
|-
|八||p271下||校定版と同じ
|-
|愛||p33||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p271下||決したり'''。'''
|-
|愛||p33||決したり'''、'''
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p272上||言霊別命に国彦を'''そへ'''、あまたの'''従神司'''とともにロッキー山に
|-
|愛||p34||言霊別命に'''、'''国彦を'''添へ'''、あまたの'''従神'''とともに'''、'''ロッキー山に
|-
|校||p36||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p272下||かつ、'''「吾'''は天の(略)心を合せ'''、吾が'''命を奉じ力を(略)努力せよ'''」'''と宣示したり。
|-
|愛||p35||かつ、'''……我'''は天の(略)心を合せ'''我が'''命を奉じ'''、'''力を(略)努力せよ'''……'''と宣示したり。
|-
|校||p37||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p272下||乗りてきたる'''神司(かみ)'''あり'''。'''靖国別に面談せむと、
|-
|愛||p35||乗りてきたる'''神(かみ)'''あり'''、'''靖国別に面談せむと、
|-
|校||p37||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p272下||国彦の進言に'''よれば'''、高天原'''は'''混乱状態に陥り(略)調査せむために、'''吾'''は
|-
|愛||p36||国彦の進言に'''より'''、高天原'''の'''混乱状態に陥り(略)調査せむために、'''我'''は
|-
|校||p38||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p273上||自称するも'''吾'''はこれを信ぜず。現に国直姫命は'''吾'''なるぞ。(略)邪神なり'''。'''国直姫命
|-
|愛||p36||自称するも'''我'''はこれを信ぜず。現に国直姫命は'''我'''なるぞ。(略)邪神なり'''、'''国直姫命
|-
|校||p38||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p34||諸神将は'''……我等'''を(略)処せむ'''……と'''言ふより(略)泥深き'''堀'''の中に投棄'''し'''、
|-
|校||p39||諸神将は、'''「吾ら'''を(略)処せむ'''」と、'''いふより(略)泥深き'''濠'''の中に投棄'''せしめ'''、
|-
|八||p273上||校定版と同じ
|-
|愛||p37||諸神将は、'''……我ら'''を(略)処せむ'''……と'''いふより(略)泥深き'''堀'''の中に投棄'''し'''、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p34||思ひきや、'''……汝等'''は(略)退去を命ず'''……'''と厳かに
|-
|校||p39||思ひきや、'''「汝ら'''は(略)退去を命ず'''」と、'''厳かに
|-
|八||p273上||校定版と同じ
|-
|愛||p37||思ひきや、'''……汝ら'''は(略)退去を命ず'''……と'''厳かに
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p273下||迎へ、'''「'''……国治立命様御苦労に存じ奉る……'''」'''と大声に
|-
|愛||p38||迎へ、……国治立命様御苦労に存じ奉る……と大声に
|-
|校||p39||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p274上||『汝は'''主'''にむかつて無礼の雑言(略)'''吾'''はただちに奥殿に(略)奉らむ'''。'''しばらく控へよ』
|-
|愛||p39||『汝は'''主神'''にむかつて無礼の雑言(略)'''我'''はただちに奥殿に(略)奉らむ'''、'''しばらく控へよ』
|-
|校||p41||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p274上||靖国別は'''怒り'''心頭に達し
|-
|愛||p39||靖国別は'''怒'''心頭に達し
|-
|校||p41||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p274上||『国治立命これに在り'''。'''汝何ゆゑなれば(略)暴言を吐くや'''。'''汝は天地の(略)邪神なり'''。'''一時も早く
|-
|愛||p40||『国治立命これに在り'''、'''汝何ゆゑなれば(略)暴言を吐くや'''、'''汝は天地の(略)邪神なり'''、'''一時も早く
|-
|校||p42||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p274下||根底より覆'''へ'''され、'''、
|-
|愛||p42||根底より覆'''や'''され、
|-
|校||p43||八と同じ
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p274下||危険の迫らむことを'''おもむぱかり'''、
|-
|愛||p42||危険の迫らむことを'''慮り'''、
|-
|校||p43||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p275上||諸神将の'''前へ'''出で、
|-
|愛||p42||諸神将の'''まへに'''出で、
|-
|校||p43||諸神将の'''前(まへ)に'''出で、
|-
|R|| ||校定版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p275上||『'''吾'''つらつら(略)'''吾'''は「偽るなかれ」の(略)犠牲となりて、'''吾'''が主を(略)この大任を'''吾'''に許したまへ』
|-
|愛||p42||『'''我'''つらつら(略)'''我'''は「偽るなかれ」の(略)犠牲となりて、'''我'''が主を(略)この大任を'''我'''に許したまへ』
|-
|校||p43||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p42||番卒は曰ふ'''果して、(改行)番卒『貴下が''' (「番卒は果して」を「番卒は曰ふ果して」に訂正し、「貴神(きしん)に」を「貴下が」に訂正している)
|-
|校||p44||番卒はいふ。'''(改行)『果して貴下(きか)が'''
|-
|八||p275上||校定版と同じ
|-
|愛||p43||番卒はいふ。'''果して、(改行)『貴下(きか)が'''
|-
|R|| ||校定版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p42||'''我等'''に一目
|-
|校||p44||'''吾ら'''に一目
|-
|八||p275上||校定版と同じ
|-
|愛||p43||'''我ら'''に一目
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p275下||難色ありければ'''、'''言代別は、
|-
|愛||p44||難色ありければ言代別は、
|-
|校||p45||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p275下||『ロッキー山には'''いまだ'''(略)言代別を'''吾'''が前によびきたれ』
|-
|愛||p44||『ロッキー山には'''未だ'''(略)言代別を'''我'''が前によびきたれ』
|-
|校||p45||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p276上||急に上職をたまはるより'''、'''漸次に
|-
|愛||p46||急に上職をたまはるより漸次に
|-
|校||p47||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p47||漸次に重く用'''い'''させたまはば、
|-
|八||p276上||校定版と同じ
|-
|愛||p46||漸次に重く用'''ゐ'''させたまはば、
|-
|御||p45||「ゐ」
|-
|R|| ||愛世版と同じ(旧仮名遣いとして「ゐ」の方が正しい)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p45||'''髯'''は胸先に垂れ、
|-
|校||p47||御校正本と同じ
|-
|八||p276上||御校正本と同じ
|-
|愛||p46||'''髭'''は胸先に垂れ、
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p276下||祝宴を'''はられ'''、また獄卒一般は獄前において祝意を表するため酒宴を
|-
|愛||p46||祝宴を'''張られ'''、また獄卒一般は獄前において祝意を表するため'''、'''酒宴を
|-
|校||p47||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p276下||猿が三疋飛'''ん'''できて(略)鬼に'''お'''はれて二疋は逃げた(略)十五の月のま'''ん'''まるい(略)光をあてに飛'''ん'''で出よ(略)心'''もち'''よき望月の(略)光とともに飛'''ん'''で出よ(略)光とともに飛'''ん'''で出よ(略)猿をかかへて飛'''ん'''でゆく
|-
|愛||p47||猿が三疋飛'''ン'''で来て(略)鬼に'''遂'''はれて二疋は逃げた(略)十五の月のま'''ン'''まるい(略)光をあてに飛'''ン'''で出よ(略)心'''持'''よき望月の(略)光とともに飛'''ン'''で出よ(略)光とともに飛'''ン'''で出よ(略)猿をかかへて飛'''ン'''でゆく
|-
|校||p48||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p277上||言代別の'''吾'''を救ひ出さむために
|-
|愛||p48||言代別の'''我'''を救ひ出さむために
|-
|校||p49||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p277上||やつれたる言霊別命を背に'''おひ'''
|-
|愛||p48||やつれたる言霊別命を背に'''負ひ'''
|-
|校||p50||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p277上||命を'''天の磐船'''に乗せ天空高く
|-
|愛||p49||命を'''天磐船'''に乗せ'''、'''天空高く
|-
|校||p50||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p277下||話は'''かはりて'''地の高天原においては'''、'''大八洲彦命(略)及ばざるにいたらむ'''、'''よろしく(略)'''天の磐樟船'''を連ねて
|-
|愛||p50||話は'''かはつて、'''地の高天原においては大八洲彦命(略)及ばざるにいたらむ'''。'''よろしく(略)'''天磐樟船'''を連ねて
|-
|校||p51||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p52||大広前に'''かけ'''集まりぬ。(略)神将は'''濠'''を越え
|-
|八||p278上||校定版と同じ
|-
|愛||p51||大広前に'''駈け'''集まりぬ。(略)神将は'''堀'''を越え
|-
|御||p53||「堀」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p278上||'''吾'''はこれより(略)諸神将は'''吾'''にしたがひ
|-
|愛||p52||'''我'''はこれより(略)諸神将は'''我'''にしたがひ
|-
|校||p53||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p278下||『'''吾'''は言霊別命の従者
|-
|愛||p52||『'''我'''は言霊別命の従者
|-
|校||p53||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p278下||国の真澄の鏡を取り'''出し'''
|-
|愛||p52||国の真澄の鏡を取り'''だし'''
|-
|校||p53||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p278下||『'''吾'''いま如意宝珠の
|-
|愛||p53||『'''我'''いま如意宝珠の
|-
|校||p54||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p279上||凱旋せられたり'''、'''と思ふとたんに
|-
|愛||p54||凱旋せられたりと思ふとたんに
|-
|校||p55||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p280上||国治立命'''は'''国直姫命と共に
|-
|愛||p57||国治立命'''、'''国直姫命と共に
|-
|校||p59||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p280下||傍若無'''人'''の挙動多く、
|-
|愛||p58||傍若無'''神'''(ぶじん)の挙動多く、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p280下||一筋繩にては'''たうてい'''城を(略)帰順せしむべく旨を'''ふくめて'''
|-
|愛||p58||一筋繩にては'''到底'''城を(略)帰順せしむべく旨を'''含めて'''
|-
|校||p60||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p281上||元照姫の主宰のもとに'''お'''かるることに
|-
|愛||p59||元照姫の主宰のもとに'''於'''かるることに
|-
|校||p61||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p61||口子姫が'''一口'''述ぶればまた一言
|-
|八||p281上||校定版と同じ
|-
|愛||p59||口子姫が'''一言'''述ぶればまた一言
|-
|御||p60||「一言」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p64||'''天使長'''大八洲彦命の直使として出馬せり
|-
|八||p282上||校定版と同じ
|-
|愛||p62||'''天使'''大八洲彦命の直使として出馬せり
|-
|御||p63||「天使」
|-
|R|| ||「天使」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p282上||美山彦はあらざるか'''。'''国照姫は何処ぞ。
|-
|愛||p62||美山彦はあらざるか'''、'''国照姫は何処ぞ。
|-
|校||p64||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p282下||'''静か'''に入りきたる女性あり。
|-
|愛||p63||'''静'''に入りきたる女性あり。
|-
|校||p65||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p282下||心臓に'''はげしき'''波を
|-
|愛||p63||心臓に'''劇しき'''波を
|-
|校||p65||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p67||あまたの城内の神司('''かみ''')とともに
|-
|八||p283上||校定版と同じ
|-
|愛||p65||あまたの城内の神司('''しんし''')とともに
|-
|御||p66||「神(かみ)」に「司」を書き加えている。フリガナは「かみ」のまま。
|-
|R|| ||「かみ」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p283上||大桜木の下に誘ひ'''たり。'''春風に散る(略)須賀彦は酒の'''力'''を借りて
|-
|愛||p65||大桜木の下に誘ひ'''、'''春風に散る(略)須賀彦は酒の'''威力'''を借りて
|-
|校||p67||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p283下||富田屋八千代も'''まる跣'''(略)松の神代に'''あふ'''よりも
|-
|愛||p65||富田屋八千代も'''丸跣'''(まるはだし)(略)松の神代に'''遇ふ'''よりも
|-
|校||p67||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p283下||'''などか'''厭はむ糸桜(略)シヤツチン、シヤツチン、シヤツチンチンシヤツチン、シヤツチン、シヤツチンチン
|-
|愛||p65||'''なぞか'''厭はむ糸桜(略)シヤツチン シヤツチン シヤツチンチン /\/\ /\/\ /\/\/\
|-
|校||p68||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p284上||口子姫は国照姫に'''言向け和合'''され(略)何れの'''神人'''を遣はして、これを'''言向け和合'''さむやと、国直姫命は、'''諸神司'''を集めて
|-
|愛||p68||口子姫は国照姫に'''言向和合'''され(略)何れの'''神'''を遣はして、これを'''言向和合'''さむやと、国直姫命は、'''諸神'''を集めて
|-
|校||p70||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p284下||傍に国照姫の目を'''はり'''
|-
|愛||p69||傍に国照姫の目を'''瞠り'''
|-
|校||p71||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p284下||酒甕を縛り毒酒の印とせり。
|-
|愛||p69||酒甕を縛り'''、'''毒酒の印とせり。
|-
|校||p71||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p285上||咽喉よりは盛ンに黒血を吐き、
|-
|愛||p70||咽喉よりは盛ンに黒血を吐き、
|-
|R|| ||「盛ン」(これは愛世版も八幡版も「ン」が使われている)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p285上||'''吾が身'''を毒害せむとし
|-
|愛||p70||'''吾身'''を毒害せむとし
|-
|校||p72||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p73||国照姫は'''男子(だんし)'''の浴殿に入りしことをたしかめ(略)口子姫の身体は'''硬直(こうちよく)'''したるまま
|-
|八||p285下||校定版と同じ
|-
|愛||p71||国照姫は'''男神(おとこがみ)'''の浴殿に入りしことをたしかめ(略)口子姫の身体は'''強直(きやうちよく)'''したるまま
|-
|御||p73||「男神(をとこがみ?をとがみ?)」「強直(きやうちよく)」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p73|あくまで探し'''もとめて'''(略)'''女性(ぢよせい)'''に変装せる言霊別命は(略)城の'''濠'''(ほり)にザンブと
|-
|八||p285下||校定版と同じ
|-
|愛||p71||あくまで探し'''索(もと)めて'''(略)'''女神(めがみ)'''に変装せる言霊別命は(略)城の'''堀'''(ほり)にザンブと
|-
|御||p74||「索(もと)めて」「女神(めがみ)」「堀(ほり)」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p286上||かつ'''吾'''を捕縛せしや'''。'''思ふに汝らは酒興のあまり、滑稽にも'''吾'''を愚弄する心算ならむか。'''吾は'''いやしくも天使言霊別命の従臣なり。
|-
|愛||p73||かつ'''吾ら'''を捕縛せしや'''、'''思ふに汝らは酒興のあまり、滑稽にも'''我'''を愚弄する心算ならむか。いやしくも天使言霊別命の従臣なり。
|-
|校||p75||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p75||城内の'''曲人(まがびと)'''どもは
|-
|八||p286下||校定版と同じ
|-
|愛||p73||城内の'''魔神(ましん)'''どもは
|-
|御||p77||「魔神(ましん)」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p286下||'''曲人(まがびと)'''どもは、(改行)『
|-
|愛||p74||'''魔神(ましん)'''どもは、(改行)『
|-
|校||p76||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p286下||暖簾と腕押しなすがごとし。
|-
|愛||p74||暖簾と腕押し'''を'''なすがごとし。
|-
|校||p76||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p286下||氷を打ち破り池中に陥れ(略)水を'''かはる'''がはる浴びせかけたり。
|-
|愛||p74||氷を打ち破り'''、'''池中に陥れ(略)水を'''代る'''がはる浴びせかけたり。
|-
|校||p76||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p286下||天津祝詞をしきりに奏上しつつ'''ありける。'''たちまち身体冷え凍え死
|-
|愛||p74||天津祝詞をしきりに奏上しつつ'''、'''たちまち身体冷え'''、'''凍え死
|-
|校||p76||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p286下||『ヤイ'''、曲人'''湯が熱いぞ
|-
|愛||p74||『ヤイ'''魔神、'''湯が熱いぞ
|-
|校||p77||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p286下||'''曲人'''どもは一体合点ゆかず、
|-
|愛||p74||'''魔神'''どもは一体合点ゆかず、
|-
|校||p77||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p287上||村幸彦の身体よりは盛'''ん'''に湯煙
|-
|愛||p75||村幸彦の身体よりは盛'''ン'''に湯煙
|-
|校||p77||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p287上||『鬼城山の'''曲人'''どもの
|-
|愛||p76||『鬼城山の'''魔神'''どもの
|-
|校||p78||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p287上||口をきはめて'''曲人'''どもの非力を
|-
|愛||p76||口をきはめて'''魔神'''どもの非力を
|-
|校||p78||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p287下||各自に痰唾を吐きかけ'''はづかしめたるに'''
|-
|愛||p76||各自に痰唾を吐きかけ'''辱(はづかしめ)むとしたるに'''
|-
|校||p78||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p288上||ここに'''目出度く'''鬼城山は
|-
|愛||p78||ここに'''目出度'''鬼城山は
|-
|校||p80||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p288上||実に改心にまさる結構は'''な'''かるべし。
|-
|愛||p78||実に改心にまさる結構は'''無'''かるべし。
|-
|校||p80||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p82||妻の有国姫神業を'''補佐'''することとなりぬ。(略)内助'''補佐'''の役を勤めゐたりける。
|-
|八||p288下||校定版と同じ
|-
|愛||p80||妻の有国姫神業を'''輔佐'''することとなりぬ。(略)内助'''輔佐'''の役を勤めゐたりける。
|-
|御||p84||どちらも「輔佐」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p288下||夫の'''吾が意'''に従はむことを
|-
|愛||p80||夫の'''我意'''に従はむことを
|-
|校||p82||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p289上||『'''吾'''は常世国の
|-
|愛||p81||『'''我'''は常世国の
|-
|校||p83||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p289上||磐長姫は、'''吾'''は白狐の守護により
|-
|愛||p81||磐長姫は、'''我'''は白狐の守護により
|-
|校||p83||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p289上||あまたの神司('''かみ''')は姫の
|-
|愛||p81||あまたの神司('''かみがみ''')は姫の
|-
|校||p83||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p289上||つひには'''吾が'''意に少しにても
|-
|愛||p82||つひには'''我が'''意に少しにても
|-
|校||p84||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p289下||妾('''わ''')が着衣を'''あらため'''られよ』
|-
|愛||p82||妾('''わらは''')が着衣を'''検め'''られよ』
|-
|校||p84||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p85||『貴女('''あなた''')の御心中
|-
|八||p289下||校定版と同じ
|-
|愛||p83||『貴女('''きぢよ''')の御心中
|-
|御||p87||「貴神(きしん)」を「貴女」に訂正している。フリガナは訂正していない。
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p289下||浮かべてけり。
|-
|愛||p83||浮かべてけり'''と云ふ'''。(「と云ふ」は誤字と思われる)
|-
|校||p85||八と同じ
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p289下||言葉たくみに'''吾が身'''の無実を
|-
|愛||p83||言葉たくみに'''我身'''の無実を
|-
|校||p85||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p88||ただちに承認を与ふべきものと'''思惟'''す。
|-
|八||p290下||校定版と同じ
|-
|愛||p86||ただちに承認を与ふべきものと'''思意'''(しい)す。
|-
|御||p91||「思意(しい)」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p291上||悪例を後日に'''のこす'''ものなれば、
|-
|愛||p86||悪例を後日に'''遺す'''ものなれば、
|-
|校||p88||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p291上||この夫'''婦'''はもとより恰好の縁に非ずして、
|-
|愛||p87||この夫'''妻'''はもとより恰好の縁に非ずして、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p291上||ただ今体主霊従の行為と'''い'''はれしが、
|-
|愛||p87||ただ今体主霊従の行為と'''言'''はれしが、
|-
|校||p89||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p291上||霊系を無視し体系を重'''ん'''じたるに
|-
|愛||p87||霊系を無視し体系を重'''ン'''じたるに
|-
|校||p89||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p291上||体を軽'''ん'''じ霊を重'''ん'''ずる天地の法則に'''かなひ'''、霊主体従の本義に'''かへり'''たるものなり。ゆゑに'''吾'''は断じて
|-
|愛||p87||体を軽'''ン'''じ霊を重'''ン'''ずる天地の法則に'''適ひ'''、霊主体従の本義に'''帰り'''たるものなり。ゆゑに'''我'''は断じて
|-
|校||p89||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p293上||瑞穂別'''は'''八頭神となり、
|-
|愛||p93||瑞穂別八頭神となり、
|-
|校||p95||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p96||実は霊鷲山('''りようしうざん''')の神霊
|-
|八||p293下||校定版と同じ
|-
|愛||p94||実は霊鷲山('''れいしうざん''')の神霊
|-
|御||p98||「れいしうざん」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p100||奮闘せし顛末は、'''次席に於て'''略述せむとす。
|-
|校||p97||奮闘せし顛末は、'''のち'''に略述せむとす。
|-
|八||p294上||校定版と同じ
|-
|愛||p95||御校正本と同じ
|-
|R|| ||御校正本と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p104(第16章)||茲に'''天道姫(あまぢひめ)'''は玉ノ井の宮に、
|-
|校||p100||ここに'''真道姫(まみちひめ)'''は玉ノ井の宮に、
|-
|八||p295上||校定版と同じ
|-
|愛||p98||「天道姫」
|-
|R|| ||校定版と同じ「真道姫」(第15章後半で、「真道姫」が玉ノ井の宮で奉仕している旨記されているいるので「天道姫」は誤字だと思われる)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p295下||'''蚊群'''も共に湖水の水に浚はれて
|-
|愛||p99||'''蚊軍'''(かぐん)も、共に湖水の水に浚はれて
|-
|校||p101||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p296下||どの|神司('''かみがみ''')も恐れて近付きしことなき、
|-
|愛||p101||どの|神司('''しんし''')も恐れて近付きしことなき、
|-
|校||p103||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p296下||両手をもつて'''吾が'''面を
|-
|愛||p101||両手をもつて'''我'''面を
|-
|校||p103||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p297下||磐樟彦は諸神司と'''はかり'''
|-
|愛||p104||磐樟彦は諸神司と'''議り'''
|-
|校||p106||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p297下||川魚'''など'''あまた
|-
|愛||p105||川魚'''等(とう)'''あまた
|-
|校||p107||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p298上||いは'''ん'''やかかる芽出度き(略)漸く集め'''え'''たる宇豆の神饌を(略)貴下らは祓戸の行事を'''なんと'''心得らるるや'''、'''(略)いづく'''ん'''ぞ形式的に(略)習は'''む'''や。つつし'''ん'''で二神司の
|-
|愛||p106||いは'''ン'''やかかる芽出度き(略)漸く集め'''得'''たる宇豆の神饌を(略)貴下らは祓戸の行事を'''何ンと'''心得らるるや'''。'''(略)いづく'''ン'''ぞ形式的に(略)習は'''ン'''や。つつし'''ン'''で二神司の
|-
|校||p108||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p298下||神の愛によりて'''生り'''出でたる
|-
|愛||p107||神の愛によりて'''成り'''出でたる
|-
|校||p108||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p298下||'''吾ら'''はただ今かぎり折角の
|-
|愛||p107||'''我ら'''はただ今かぎり折角の
|-
|校||p109||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p298下||'''吾が'''意を固執して
|-
|愛||p107||'''吾'''意を固執して
|-
|校||p109||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p298下||'''吾'''いま大神の神慮を
|-
|愛||p107||'''我'''いま大神の神慮を
|-
|校||p109||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p298下||'''諸神司'''に伝へたり。
|-
|愛||p107||'''諸神'''に伝へたり。
|-
|校||p109||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p110||四方の神人('''かみがみ''')集まり(略)遷座祭は執行されたりけり。
|-
|八||p298下||校定版と同じ
|-
|愛||p108||四方の神人('''しんじん''')集まり(略)遷座祭'''の式'''は執行されたりけり。
|-
|御||p115||「神人」「遷座祭の式は」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p300||第六篇 青雲山(せい'''う'''んざん)
|-
|愛||p109||第六篇 青雲山(せい'''え'''んざん)
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p300上||盛'''ん'''に土木を
|-
|愛||p111||盛'''ン'''に土木を
|-
|校||p113||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p113||部下の'''曲人(まがびと)'''、国足彦
|-
|八||p300上||校定版と同じ
|-
|愛||p111||部下の'''邪神(じやしん)'''、国足彦
|-
|御||p117||「邪神」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p301上||『'''吾'''は数日間山中を跋渉し
|-
|愛||p112||『'''我'''は数日間山中を跋渉し
|-
|校||p115||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p116||笊の'''葢'''(ふた)を明け見れば不思議や
|-
|八||p301下||校定版と同じ
|-
|愛||p114||笊の'''蓋'''(ふた)を明け見れば不思議や
|-
|御||p120||「葢」(校定版と同じ)
|-
|R|| ||御校正本と同じ「葢」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p301下||雪隠('''せつちん''')にて饅頭喰ひしごとき
|-
|愛||p115||雪隠('''せついん''')にて饅頭喰ひしごとき
|-
|校||p117||八と同じ
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p302上||関係あるがごとく'''いひ'''ふらしける。
|-
|愛||p116||関係あるがごとく'''言ひ'''ふらしける。
|-
|校||p119||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p122||あまたの神司('''かみ''')を遣はし
|-
|八||p303下||校定版と同じ
|-
|愛||p121||あまたの神司('''かみがみ''')を遣はし
|-
|御||p129||「神司」(「神々(かみがみ)」を「神司」に訂正している)
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p124||妻となりて神業を'''補佐'''し、
|-
|八||p304上||校定版と同じ
|-
|愛||p122||妻となりて神業を'''輔佐'''し、
|-
|御||p130||「輔佐」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p304下||『貴女('''あなた''')にして白銀の宮に(略)'''他人'''の幕下にいつまでも(略)日蔭の境遇に甘'''ん'''じ(略)不利益なる地位に甘'''ん'''ずるよりも
|-
|愛||p122||『貴女('''きぢよ''')にして白銀の宮に(略)'''他神'''の幕下にいつまでも(略)日蔭の境遇に甘'''ン'''じ(略)不利益なる地位に甘'''ン'''ずるよりも
|-
|校||p125||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p126||律法を厳守せる正義の神司('''かみ''')なれば
|-
|八||p304下||校定版と同じ
|-
|愛||p124||律法を厳守せる正義の神司('''しんし''')なれば
|-
|御||p132||「神司」(「神(かみ)」を「神司」に訂正)
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p305上||玉国別は喜'''ん'''で
|-
|愛||p124||玉国別は喜'''ン'''で
|-
|校||p126||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p305下||『さればとよ。'''吾'''は純銀の(略)いかなる貴き神も'''吾'''が正体を(略)'''吾'''らのごとく
|-
|愛||p125||『さればとよ。'''我'''は純銀の(略)いかなる貴き神も'''我'''が正体を(略)'''我'''らのごとく
|-
|校||p127||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p305下||よく化け'''おほさる'''べし』
|-
|愛||p126||よく化け'''果(おほ)さる'''べし』
|-
|校||p128||よく化け'''おはさる'''べし』(「おはさる」は誤字と思われる。)
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p305下||玉国別はわざと'''不承不承'''に、
|-
|愛||p126||玉国別はわざと'''不性不性'''に、
|-
|校||p128||八と同じ
|-
|R|| ||八と同じ(「不性不性」なんて言葉は聞いたことがない)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p130||'''妻'''斎代姫をして神業を'''補佐'''せしめ(略)谷山姫をして神政を'''補助'''せしめられける。
|-
|八||p306上||校定版と同じ
|-
|愛||p128||'''妻神'''斎代姫をして神業を'''輔佐'''せしめ(略)谷山姫をして神政を'''輔助'''せしめられける。
|-
|御||p138||「妻神」「輔佐」「輔助」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p306下||'''茲'''に八王大神は、部下の'''邪霊'''荒国彦を(略)荒国姫といふ'''邪霊'''を谷山姫に憑依せしめたり。(略)八王神たらむことを'''くはだて'''ける。
|-
|愛||p128||'''ここ'''に八王大神は、部下の'''邪神'''荒国彦を(略)荒国姫といふ'''邪神'''を谷山姫に憑依せしめたり。(略)八王神たらむことを'''企て'''ける。
|-
|校||p130||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p307上||谷山彦にむかひて前述の謀計を打明けたるに、
|-
|愛||p129||谷山彦'''は国代彦'''にむかひて前述の謀計を打明けたるに、
|-
|校||p131||愛と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p307上||涙とともにその悪行を'''とどめむ'''とて
|-
|愛||p129||涙とともにその悪行を'''止(と)めむ'''とて
|-
|校||p131||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p307上||『'''吾'''は天則違反の(略)よろこ'''ん'''で貴下の命を奉ぜむ』
|-
|愛||p129||『'''我'''は天則違反の(略)よろこ'''ン'''で貴下の命を奉ぜむ』
|-
|校||p131||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p307上||これを'''機'''(しほ)に宮司国代彦をして(誤字?)
|-
|愛||p130||これを'''潮'''(しほ)に宮司国代彦をして
|-
|校||p132||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p307上||直会の宴は盛'''ん'''に開かれ
|-
|愛||p130||直会の宴は盛'''ン'''に開かれ
|-
|校||p132||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p307下||ここに'''八王大神'''斎代彦はこの歌を聴き(誤字)
|-
|愛||p131||ここに'''八王神'''斎代彦はこの歌を聴き
|-
|校||p133||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p308上||たちまち'''二人'''は上下左右に
|-
|愛||p132||たちまち'''二神'''は上下左右に
|-
|校||p134||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p308上||常世の国に'''むかひて'''雲を霞と
|-
|愛||p132||常世の国に'''むかつて'''雲を霞と
|-
|校||p134||常世の国に'''むかいて'''雲を霞と
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p309上||妻磐玉姫は神務を'''補佐'''し(略)明世姫の'''二神司'''(にしん)奉仕し
|-
|愛||p135||妻磐玉姫は神務を'''輔佐'''し(略)明世姫の'''二神'''(にしん)奉仕し
|-
|校||p139||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p309下||『天下'''よく'''治まり(略)天地に対し何'''ん'''となく
|-
|愛||p136||『天下'''克く'''治まり(略)天地に対し何'''ン'''となく
|-
|校||p140||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p310上||'''吾'''らをはじめ下万神万民の
|-
|愛||p136||'''我'''らをはじめ下万神万民の
|-
|校||p140||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p310上||『'''吾'''は八王神として(略)'''汗膏'''(あせあぶら)をしぼりて勤勉神業を励むなる世に(略)神政の'''万才'''を守らむ。
|-
|愛|| ||『'''我'''は八王神として(略)'''汗油'''(あせあぶら)をしぼりて勤勉神業を励むなる世に(略)神政の'''万歳'''を守らむ。
|-
|校||p141||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p310下||と'''言葉'''を残して奥深く姿を
|-
|愛||p138||と'''言'''(げん)を残して奥深く姿を
|-
|校||p142||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p311上||神示を詳細に諭達したまへり。大島彦はおほいに'''喜び'''(略)神勅を重'''ん'''じ'''
|-
|愛||p140||神示を詳細に諭達したまへり。'''(改行)'''大島彦はおほいに'''歓び'''(略)神勅を重'''ン'''じ
|-
|校||p144||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p144||出口'''王仁'''録)
|-
|八||p311下||校定版と同じ
|-
|愛||p140||出口'''瑞月'''録)
|-
|御||p154||「出口瑞月録」(「今井梅軒録」を「出口瑞月録」に訂正)
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p145||内面的'''補佐'''を命じ(略)神政を'''補助'''せしめられ
|-
|八||p311下||校定版と同じ
|-
|愛||p141||内面的'''輔佐'''を命じ(略)神政を'''輔助'''せしめられ
|-
|御||p155||「輔佐」「輔助」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p311下||神人その堵に安'''ん'''ずること
|-
|愛||p141||神人その堵に安'''ン'''ずること
|-
|校||p145||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p312上||戦々兢々として'''わずか'''に日を送る状態を馴致したりける。
|-
|愛||p142||戦々兢々として'''纔(はずか)'''に日を送る状態を馴致したりける。
|-
|校||p146||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p312上||ほと'''ん'''ど寧日なきの有様(略)妖怪'''など'''の邪霊は地上に充ち満ちたり。このこと国祖の
|-
|愛||p142||ほと'''ン'''ど寧日なきの有様(略)妖怪'''なぞ'''の邪霊は地上に充ち満ちたり。このこと'''ただちに'''国祖の
|-
|校||p146||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p312下||ただちに'''二神司'''(にしん)を懲戒すべきに非ず
|-
|愛||p143||ただちに'''二神'''(にしん)を懲戒すべきに非ず
|-
|校||p147||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p312下||神は神直日大直日に見直し'''、'''詔り直しもつて今回は
|-
|愛||p143||神は神直日大直日に見直し詔り直し'''、'''もつて今回は
|-
|校||p147||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p312下||神の威徳をさとし言辞を'''尽して'''説示したるが(略)ほと'''ん'''ど|捨鉢となりて
|-
|愛||p144||神の威徳をさとし言辞を'''竭して'''説示したるが(略)ほと'''ン'''ど|捨鉢となりて
|-
|校||p148||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p313上||進'''ん'''で八王神を倒し(略)'''吾'''が精神空弱にして
|-
|愛||p145||進'''ン'''で八王神を倒し(略)'''我'''が精神空弱にして
|-
|校||p149||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p314上||日出彦は'''籔'''から棒の出来事に、
|-
|愛||p148||日出彦は'''藪'''から棒の出来事に、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p314下||かつ、'''ねもごろ'''にこれを慰撫したまひ(略)その他の神人('''かみ''')にも厳しく訓戒したまひ
|-
|愛||p150||かつ、'''懇(ねんご)ろ'''にこれを慰撫したまひ(略)その他の神人('''かみがみ''')にも厳しく訓戒したまひ
|-
|校||p154||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p315上||盛'''ん'''に毒気を吹きかけ
|-
|愛||p150||盛'''ン'''に毒気を吹きかけ
|-
|校||p154||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p155||慎むべきは悪事にして、恐るべきは
|-
|八||p315下||慎むべきは悪事にして、'''実(げ)に'''恐るべきは
|-
|愛||p151||校定版と同じ
|-
|御||p168||慎むべきは悪事にして恐るべきは (「実(げ)に慎むべきは~」の「実に」を削除している)
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p157||神務を'''補佐'''せしめ(略)神政を'''補翼'''せしめたまへり。
|-
|八||p315下||校定版と同じ
|-
|愛||p153||神務を'''輔佐'''せしめ(略)神政を'''輔翼'''せしめたまへり。
|-
|御||p169||「輔佐」「輔翼」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p315下||したがつて肉体'''はなはだ'''弱く
|-
|愛||p153||したがつて肉体'''甚だ'''弱く
|-
|校||p157||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p157||夕日別は'''枕頭'''をはなれず
|-
|八||p315下||校定版と同じ
|-
|愛||p153||夕日別は'''沈頭'''をはなれず(誤字)
|-
|御||p169||「枕頭(ちんとう)」
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p316上||吾は断じて後妻を納れじ'''。'''安心せよ』
|-
|愛||p154||吾は断じて後妻を納れじ'''、'''安心せよ』
|-
|校||p158||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p317上||『何事にても'''吾が'''力のおよぶ
|-
|愛||p157||『何事にても'''我が'''力のおよぶ
|-
|校||p161||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p317下||'''侍者'''をして丑満の刻を期し
|-
|愛||p157||'''侍神'''をして丑満の刻を期し
|-
|校||p161||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p318上||神務を奉仕する神司('''かみ''')もありける。
|-
|愛||p161||神務を奉仕する神司('''かみがみ''')もありける。
|-
|校||p165||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p318上||元照姫'''を'''妻として神務を'''補佐'''し(略)大依別を部将とし盛'''ん'''に経綸をおこなひ
|-
|愛||p161||元照姫'''は'''妻として神務を'''輔佐'''し(略)大依別を部将とし盛'''ン'''に経綸をおこなひ
|-
|校||p165||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p318下||漸次に進'''ん'''で竜宮城を奪取し
|-
|愛||p161||漸次に進'''ン'''で竜宮城を奪取し
|-
|校||p166||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p318下||万寿山と'''相並び'''、神界の経綸上
|-
|愛||p162||万寿山と'''相並びて'''、神界の経綸上
|-
|校||p166||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p318下||八頭神朝照彦ら各地に
|-
|愛||p162||八頭神朝照彦ら'''、'''各地に
|-
|校||p166||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p319上||旗色'''にはかに'''さびしくなりきたり'''ぬ。'''やや小康を得たる
|-
|愛||p162||旗色'''俄に'''さびしくなりきたり'''て、'''やや小康を得たる
|-
|校||p166||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p319上||'''馴致'''したりける。
|-
|愛||p162||'''順致'''したりける。(誤字)
|-
|校||p167||八と同じ
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p319上||探女の'''隠'''密的活躍に加へて、
|-
|愛||p163||探女の'''陰'''密的活躍に加へて、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p319下||極力反対の行動を'''とる'''にいたれり。
|-
|愛||p165||極力反対の行動を'''執る'''にいたれり。
|-
|校||p169||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p319下||ほと'''ん'''ど落城せむとするの(略)不意の来城にほと'''ん'''ど狼狽の
|-
|愛||p165||ほと'''ン'''ど落城せむとするの(略)不意の来城にほと'''ン'''ど狼狽の
|-
|校||p169||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p319下||包囲監視しつつあるのみ'''に'''なりけり。
|-
|愛||p165||包囲監視しつつあるのみなりけり。
|-
|校||p170||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p320上||目の上の瘤はほと'''ん'''ど払はれけり。(略)ほと'''ん'''ど竜宮城の主宰者となり
|-
|愛||p166||目の上の瘤はほと'''ン'''ど払はれけり。(略)ほと'''ン'''ど竜宮城の主宰者となり
|-
|校||p170||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p320下||八王神はほと'''ん'''ど遁走し
|-
|愛||p167||八王神はほと'''ン'''ど遁走し
|-
|校||p171||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p321上||しからば妾はその改心'''の'''賞として、
|-
|愛||p168||しからば妾はその改心'''を'''賞として、
|-
|R|| ||八と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p321下||容姿を'''もてり'''き。
|-
|愛||p169||容姿を'''持てり'''き。
|-
|校||p173||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p322上||病体を左右に'''ゆすつて'''もがき(略)聞へけり。'''(改行)'''春姫は春日姫にむかひ(略)しばしの暇を'''こひ'''この場を立去り
|-
|愛||p171||病体を左右に'''ゆすりて'''もがき(略)聞へけり。春姫は春日姫にむかひ(略)しばしの暇を'''乞ひ'''この場を立去り
|-
|校||p175||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p323上||な'''ん'''となく不快の念をおこし
|-
|愛||p174||な'''ン'''となく不快の念をおこし
|-
|校||p178||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p323下||神品'''骨格'''において(誤字)
|-
|愛||p175||神品'''骨柄'''において
|-
|校||p179||八と同じ(誤字)
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p326上||無残にも夜半の嵐の物'''すごく'''
|-
|愛||p182||無残にも夜半の嵐の物'''凄く'''
|-
|校||p186||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p326上||ここには竜神の滝といふがありて
|-
|愛||p183||ここには'''「'''竜神の滝'''」'''といふがありて
|-
|校||p187||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p326上||そのまま姿は煙雲のごとく消え'''去'''せけり。
|-
|愛||p183||そのまま姿は煙雲のごとく消え'''失'''(う)せけり。
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p327上||と連呼しける'''に'''
|-
|愛||p185||と連呼しける'''が'''
|-
|校||p189||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p327上||'''この'''時しもあれ守高彦は
|-
|愛||p185||時しもあれ守高彦は
|-
|校||p189||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p328上||と'''はじめて'''心中を打ち明けたりしに
|-
|愛||p188||と'''初めて'''心中を打ち明けたりしに
|-
|校||p192||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p328上||見とどけての上'''決心'''せむと
|-
|愛||p188||見とどけての上'''決'''せむと
|-
|校||p192||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p328上||諸神卒とともに'''駈'''(かけ)つけ見れば、
|-
|愛||p189||諸神卒とともに'''駆'''(かけ)つけ見れば、
|-
|R|| ||愛世版と同じ(「駈」は「駆」の異体字)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p329上||精神ここに一変して至善至美なる神司('''かみ''')と
|-
|愛||p190||精神ここに一変して至善至美なる神司('''しんし''')と
|-
|校||p195||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p329上||『あゝ暗い、'''くらい'''』
|-
|愛||p191||『あゝ暗い、'''暗い'''』
|-
|校||p195||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p329下||大道'''彦'''の天眼力を感賞したり。
|-
|愛||p192||大道'''別'''の天眼力を感賞したり。
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p330下||命かぎりに飛び'''つき'''くるを
|-
|愛||p197||命かぎりに飛び'''ついて'''くるを
|-
|校||p201||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p331上||大島姫をはじめ数多の神司('''かみ''')は(略)他に巴形の斑紋ある'''者'''はなきやと
|-
|愛||p198||大島姫をはじめ数多の神司('''かみがみ''')は(略)他に巴形の斑紋ある'''女'''はなきやと
|-
|校||p203||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p331上||ものをもいはず茫然として神司('''かみ''')らの顔を
|-
|愛||p199||ものをもいはず茫然として神司('''かみがみ''')らの顔を
|-
|校||p203||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p331下||大道'''分'''は玉純彦にむかひ、
|-
|愛||p200||大道'''別'''は玉純彦にむかひ、
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p332上||大道別の渓間に顛倒しほと'''ん'''ど
|-
|愛||p202||大道別の渓間に顛倒しほと'''ン'''ど
|-
|校||p206||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p332上||'''吾'''はかかる犠牲的行為を(略)'''吾'''かつて竜神の滝において(略)謹'''ん'''で貴意に応ぜむ』
|-
|愛||p203||'''我'''はかかる犠牲的行為を(略)'''我'''かつて竜神の滝において(略)謹'''ン'''で貴意に応ぜむ』
|-
|校||p207||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p332下||たちまち神前の扉は'''ぎいぎい'''と
|-
|愛||p204||たちまち神前の扉は'''ぎいぎいぎい'''と
|-
|校||p208||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p332下||白髪背後に垂れ'''、'''薄蝋色の角
|-
|愛||p204||白髪背後に垂れ薄蝋色の角
|-
|校||p208||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p333下||しきりに勧めて止まざりける。
|-
|愛||p207||しきりに勧めて止まざり'''に'''ける。
|-
|校||p211||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p334下||ほと'''ん'''ど曲者の一隊は
|-
|愛||p210||ほと'''ン'''ど曲者の一隊は
|-
|校||p214||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p335上||ほと'''ん'''ど全滅せることを委細に
|-
|愛||p211||ほと'''ン'''ど全滅せることを委細に
|-
|校||p214||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p335下||ドンドン進みて行く。
|-
|愛||p212||ドンドン'''と'''進みて行く。
|-
|校||p216||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p335下||道彦は白狐の'''あと'''を渡り
|-
|愛||p212||道彦は白狐の'''跡'''を渡り
|-
|校||p216||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p336下||かつ'''吾'''が身の大神より一大使命を拝し
|-
|愛||p214||かつ'''我'''が身の大神より一大使命を拝し
|-
|校||p218||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p336下||個々別々に身を'''やつして'''
|-
|愛||p215||個々別々に身を'''窶して'''
|-
|校||p219||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p337上||あまたの神人('''かみ''')は少しも治世の苦しみを
|-
|愛||p215||あまたの神人('''かみがみ''')は少しも治世の苦しみを
|-
|校||p219||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p337下||ほと'''ん'''ど姫は万緑叢中紅一点の
|-
|愛||p217||ほと'''ン'''ど姫は万緑叢中紅一点の
|-
|校||p221||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p338上||鬼丸'''たち'''がたはむれを
|-
|愛||p220||鬼丸'''等'''がたはむれを
|-
|校||p224||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p338下||'''陳頭'''に立ちあまたの魔軍を引率し(誤字)
|-
|愛||p221||'''陣頭'''に立ちあまたの魔軍を引率し
|-
|校||p225||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p338下||『鬼丸これにあり、'''清照彦'''に見参せむ
|-
|愛||p221||『鬼丸これにあり、'''清照彦命'''に見参せむ
|-
|校||p225||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p339下||領内の正しき神人('''かみ''')を
|-
|愛||p223||領内の正しき神人('''かみがみ''')を
|-
|校||p227||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p340下||興に乗じて踊り狂ひ眼くら'''ん'''で
|-
|愛||p225||興に乗じて踊り狂ひ眼くら'''ン'''で
|-
|校||p230||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p342上||ほと'''ん'''ど真偽を判別するに
|-
|愛||p229||ほと'''ン'''ど真偽を判別するに
|-
|校||p234||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p342上||つンとして背を向けたるを
|-
|愛||p230||つンとして背を向けたるを
|-
|R|| ||「つン」(愛も八もどちらも「ン」が使われている)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p342下||況'''ん'''や天地のあひだに
|-
|愛||p230||況'''ン'''や天地のあひだに
|-
|校||p235||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p343上||祝宴をひらいて'''万才'''を唱へ
|-
|愛||p232||祝宴をひらいて'''万歳'''を唱へ
|-
|校||p237||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p344上||かへつて天地の神慮に'''そむく'''ものなり。
|-
|愛||p237||かへつて天地の神慮に'''反く'''ものなり。
|-
|校||p241||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p345下||四方の魔軍を'''つのり'''
|-
|愛||p240||四方の魔軍を'''募り'''
|-
|校||p244||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p346上||『万々一'''吾'''らの進言を(略)'''吾'''らの言を採用し(略)速やかに'''吾'''らの忠言を(略)夢にも'''吾'''らの言を
|-
|愛||p241||『万々一'''我'''らの進言を(略)'''我'''らの言を採用し(略)速やかに'''我'''らの忠言を(略)夢にも'''我'''らの言を
|-
|校||p245||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p347下||'''さかん'''に地の高天原を顛覆せむと
|-
|愛||p245||'''盛ン'''に地の高天原を顛覆せむと
|-
|校||p249||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p348上||世界の八王八頭をほと'''ん'''ど悪辣なる(略)使者はほと'''ん'''ど取りつく島も
|-
|愛||p247||世界の八王八頭をほと'''ン'''ど悪辣なる(略)使者はほと'''ン'''ど取りつく島も
|-
|校||p251||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p348上||天則を重'''ん'''じ
|-
|愛||p247||天則を重'''ン'''じ
|-
|校||p251||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p348下||かつ進'''ん'''で竜宮城(略)指揮しつつ盛'''ん'''に防戦に努めける。
|-
|愛||p249||かつ進'''ン'''で竜宮城(略)指揮しつつ盛'''ン'''に防戦に努めける。
|-
|校||p253||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p349上||悔改めしめざるや'''。'''進退
|-
|愛||p250||悔改めしめざるや'''、'''進退
|-
|校||p254||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p349上||稚桜姫命幽界に持ちゆき'''、'''浄玻璃の神鏡となりたれば
|-
|愛||p250||稚桜姫命幽界に持ちゆき'''たる'''浄玻璃の神鏡となりたれば
|-
|校||p254||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p349下||火弾飛びきたりて神人('''かみがみ''')を傷つけ
|-
|愛||p251||火弾飛びきたりて神人('''しんじん''')を傷つけ
|-
|校||p255||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p350上||敵の逃げ去りたる'''あと'''の
|-
|愛||p252||敵の逃げ去りたる'''跡'''の
|-
|校||p256||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p350上||すべての汚穢物('''をえぶつ''')は惟神的に
|-
|愛||p252||すべての汚穢物('''をくわいぶつ''')は惟神的に
|-
|校||p256||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p285||貞操なる'''真澄姫'''、'''言霊姫'''、竜世姫等の
|-
|校||p257||貞操なる'''言霊姫'''、'''真澄姫'''、竜世姫らの (名前の順序が異なる)
|-
|八||p350下||校定版と同じ
|-
|愛||p253||貞操なる'''真澄姫'''、'''言霊姫'''、竜世姫らの
|-
|R|| ||御校正本と同じ


{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p350下||退却されし'''あと'''の地の高天原
|-
|愛||p254||退却されし'''後'''の地の高天原
|-
|校||p258||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p351下||天下は泰平に治まり
|-
|愛||p257||'''実に'''天下は泰平に治まり
|-
|校||p262||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p352上||野心を深く'''慎み'''て現実的暴動を慎み
|-
|愛||p258||野心を深く'''包(つつ)み'''て現実的暴動を慎み
|-
|校||p262||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p352下||天使長'''、'''高照姫命は周章狼狽の結果
|-
|愛||p260||天使長高照姫命は周章狼狽の結果
|-
|校||p263||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p352下||空中の戦ひは夜を日につぎほと'''ん'''ど一年有余を
|-
|愛||p260||空中の戦ひは夜を日につぎほと'''ン'''ど一年有余を
|-
|校||p264||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p352下||'''吾'''らの実力を示して
|-
|愛||p260||'''我'''らの実力を示して
|-
|校||p264||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p352下||時しも敵はますます進'''ん'''で
|-
|愛||p261||時しも敵はますます進'''ン'''で
|-
|校||p265||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p353上||没せむとするに'''いたれり'''。
|-
|愛||p262||没せむとするに'''到れり'''。
|-
|校||p266||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p353下||天地の激怒に狼狽し、ほと'''ん'''ど
|-
|愛||p263||天地の激怒に狼狽し、ほと'''ン'''ど
|-
|校||p267||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|校||p268||つひに涙をの'''ん'''で四人の聖職を免じ(略)改心のためとて'''ヱデン'''の園に
|-
|八||p354上||校定版と同じ
|-
|愛||p264||つひに涙をの'''ン'''で四人の聖職を免じ(略)改心のためとて'''エデン'''の園に
|-
|御||p297||「ヱデン」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p354上||命のまにまに'''ヱデン'''の園に
|-
|愛||p264||命のまにまに'''エデン'''の園に
|-
|校||p268||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p354上||'''ヱデン'''の園は、東北西の(略)'''ヱデン'''の園は、かつて邪神の
|-
|愛||p264||'''エデン'''の園は、東北西の(略)'''エデン'''の園は、かつて邪神の
|-
|校||p268||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p354下||時を待ちたまふの'''やむ'''をえざるに
|-
|愛||p265||時を待ちたまふの'''止む'''をえざるに
|-
|校||p269||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p354下||あまり自我心('''が''')が強か'''り'''たゆゑに、狭い処へ押込められなさ'''り'''たぞよ』
|-
|愛||p265||あまり自我心('''じがしん''')が強か'''つ'''たゆゑに、狭い処へ押込められなさ'''つ'''たぞよ』
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p354下||'''ヱデン'''の園に押こめられ
|-
|愛||p266||'''エデン'''の園に押こめられ
|-
|校||p270||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p354下||楽しみ'''待ちて'''ゐたりける。
|-
|愛||p266||楽しみ'''待ち'''ゐたりける。
|-
|校||p270||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p300||妻沢田姫命を'''輔佐神司'''となし
|-
|校||p271||御校正本と同じ「輔佐神司」
|-
|八||p355上||御校正本と同じ「輔佐神司」
|-
|愛||p266||御校正本と同じ「輔佐神司」
|-
|R|| ||御校正本と同じ「輔佐神司」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|御||p300||妻の事足姫をして神務を輔佐せしめ玉ふた。
|-
|校||p271||「補佐」。
|-
|八||p355上||校定版と同じ「補佐」
|-
|愛||p266||御校正本と同じ「輔佐」
|-
|R|| ||御校正本と同じ「輔佐」
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p355上||いかにせば良からむやと'''吾'''が居間に'''端坐'''し
|-
|愛||p267||いかにせば良からむやと'''我'''が居間に'''端座'''し
|-
|校||p271||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p356上||たちまち膝を'''すすめて'''、
|-
|愛||p269||たちまち膝を'''前めて'''、
|-
|校||p273||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p356上||天上において諸神の讃歎やまざりし妾が独特の芸能なり。
|-
|愛||p269||天上において諸神の讃歎やまざりし'''、'''妾が独特の芸能なり。
|-
|校||p273||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p356上||日夜舞曲を奏し神歌をうたひ
|-
|愛||p270||日夜舞曲を奏し'''、'''神歌をうたひ
|-
|校||p274||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p356上||芸能者としてもてはやされしが
|-
|愛||p270||芸能者として'''、'''もてはやされしが
|-
|校||p274||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p356下||かつ神律の重'''ん'''ずべきを
|-
|愛||p270||かつ神律の重'''ン'''ずべきを
|-
|校||p274||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p357上||夫を'''補佐'''し奉らむと
|-
|愛||p271||夫を'''輔佐'''し奉らむと
|-
|校||p275||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p357上||主('''あるぢ''')真心彦の館に参向し
|-
|愛||p272||主('''しゆ''')真心彦の館に参向し
|-
|校||p275||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p358上||ただちに探湯の神事に'''取り'''かかりけり。
|-
|愛||p275||ただちに探湯の神事に'''取'''かかりけり。
|-
|校||p278||愛世版と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p358上||片唾をの'''ん'''で見ゐたりしが
|-
|愛||p275||片唾をの'''ン'''で見ゐたりしが
|-
|校||p278||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p358下||八百万の神人は一斉に手を'''うちて'''
|-
|愛||p275||八百万の神人は一斉に手を'''うつて'''
|-
|校||p279||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p358下||『'''吾'''は大いに過てり。'''吾'''が悪しき風評の
|-
|愛||p275||『'''我'''は大いに過てり。'''我'''が悪しき風評の
|-
|校||p279||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p358下||帰幽したりける。事足姫をはじめ
|-
|愛||p277||帰幽したりける。'''妻'''事足姫をはじめ
|-
|校||p280||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p359上||神務を'''補佐'''せしめたり。
|-
|愛||p278||神務を'''輔佐'''せしめたり。
|-
|校||p281||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p361上||智仁勇兼備至誠の神人('''かみ''')なりける。
|-
|愛||p283||智仁勇兼備至誠の神人('''しんじん''')なりける。
|-
|校||p286||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p361上||国治立命の大神業を'''補翼'''し
|-
|愛||p284||国治立命の大神業を'''輔翼'''し
|-
|校||p286||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p362上||能はざる惨'''澹'''たる形勢とはなりぬ。
|-
|愛||p285||能はざる惨'''憺'''たる形勢とはなりぬ。
|-
|校||p288||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ(「惨憺」も「惨澹」もどちらも一般に用いられる)
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p362上||活動をつづけたまふと'''いふ'''。
|-
|愛||p286||活動をつづけたまふと'''いう'''。
|-
|校||p289||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p362下||ほと'''ん'''ど潰滅せむとしたるも
|-
|愛||p287||ほと'''ン'''ど潰滅せむとしたるも
|-
|校||p290||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p362下||夫に'''むかひて'''
|-
|愛||p287||夫に'''むかつて'''
|-
|校||p290||「むかいて」
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p363上||一方の力となり、神政を'''補佐'''せむと
|-
|愛||p288||一方の力となり、神政を'''輔佐'''せむと
|-
|校||p291||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p363上||ゆゑに今後は神界のため兄弟一致して
|-
|愛||p288||ゆゑに今後は'''兄上と共に'''神界のため兄弟一致して
|-
|校||p291||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p363上||猛悪なる魔神となり'''をはり'''ける。
|-
|愛||p289||猛悪なる魔神となり'''了り'''ける。
|-
|校||p291||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p365上||宇宙が完成さるる之を安息日といふ。
|-
|愛||p294||宇宙が完成さるる'''、'''之を安息日といふ。
|-
|校||p297||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ
|}
{| class="rm_syohon_souiten"
|八||p366上||各自その所に安'''む'''じて
|-
|愛||p297||各自その所に安'''ん'''じて
|-
|校||p299||八と同じ
|-
|R|| ||愛世版と同じ</td></tr>
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[[Category:霊界物語の諸本相違点]]

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