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→第12巻(蚊取別と離縁)
祝姫は、自分と夏山彦の関係を疑われたのではないかと泣き伏せる。
蚊取別は──自分は、[[大自在天]]の部下の蚊取別に姿を変じているが、実は偽者である。ある尊い神の命を受け、宣伝使の養成に全力を注いでいる者だ。実際のところを言えば大化物だ。汝と結婚はしたものの、枕を共にしたことはない。安心して夏山彦と結婚して欲しい──と語った。(蚊取別の正体はおそらくの部下の蚊取別に姿を変じているが、実は偽者である。ある尊い神の命を受け、宣伝使の養成に全力を注いでいる者だ。実際のところを言えば大化物だ。汝と結婚はしたものの、枕を共にしたことはない。安心して夏山彦と結婚して欲しい──と語った。(蚊取別の正体は[[木花姫命]]の化身<ref>{{rm|12|12|化身}}:「[[高光彦蚊取別]]のセリフ「蚊取別の宣伝使はこれや屹度'''三十三相に身を変じて御座る神様'''ですよ」</ref> <ref>{{rm|12|15|宣直し}}:[[行平別]](初公)のセリフ「此方は斯う見えても、普通の宣伝使ではない、'''天教山より現はれたる尊い天使'''に間違ない」」を参照</ref>)〔以上、{{rm|12|10|深夜の琴}}~{{rms|12|11|十二支}}〕
蚊取別の媒酌によって祝姫と[[夏山彦]]は結婚式を挙げた。〔{{rm|12|12|化身}}の章末〕