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大自在天

3,861 バイト追加, 2019年8月7日 (水) 11:15
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'''大自在天'''(だいじざいてん)及び'''常世神王'''(とこよしんのう)は、[[霊界物語]]の登場人物。[[大国彦]]の称号。 →詳細は「[[大国彦]]」を見よ

表記ゆれ:'''自在天'''、'''大自在天神'''

「大国彦」と呼ばれるより「大自在天」「常世神王」等と呼ばれることの方が多い。<ref>使用回数は、大自在天207回、自在天123回、大自在天神9回、常世神王200回、大国彦195回</ref>

[[第39巻]]以降は「梵天帝釈(ぼんてんたいしゃく)」を冠して「'''梵天帝釈自在天'''」と呼ばれる場合がある。

大自在天は仏典に登場する仏の名であり、記紀の[[大国主]]のことである。<ref>{{rm09|3|0001|序文}}:「この物語のうちに大自在天とあるは、神典にいはゆる、'''大国主之神'''の御事であつて、大国彦命、八千矛神、大己貴命、葦原醜男神、宇都志国魂神などの御名を有したまひ、武力絶倫の神にましまして国平矛を天孫にたてまつり、君臣の大義を明らかにし、忠誠の道を克く守りたまふた神であります。本物語にては大自在天、または常世神王と申しあげてあります。 大自在天とは仏典にある仏の名であるが、神界にては大国主神様の御事であります」</ref>

{{rm|5|17|勢力二分}}で、[[常世城]]を拠点にしていた大自在天・大国彦は「常世神王」に改称した。<ref>{{rm|5|17|勢力二分}}:「大国彦は、大鷹別以下の神々とともに常世城において、堅固なる組織のもとに神政を開始した。しかして大自在天を改名して常世神王と称し」</ref>

[[第10巻]]の[[黄泉比良坂の戦い]]で大国彦は「[[日の出神]]」の名を騙り、部下の[[広国別]]に「常世神王」と騙らせている<ref>{{rm|10|1|常世城門}}:「体主霊従の政策を 広国別に事依さし 天下を偽る常世神王とこそ称へけり」、{{rm|10|2|天地暗澹}}:「常世神王広国別、ア、イヤイヤ、大国彦神に申し上げます」</ref>。そのため第10巻での「常世神王」は大国彦を指す場合と鷹取別を指す場合がある。

大国彦の子の[[大国別]]が[[イホの都]]で[[バラモン教]]を創始し「大自在天」と称した<ref>{{rm|15|1|破羅門}}:「茲に大自在天大国彦の末裔大国別、醜国姫の夫婦をして、埃及のイホの都に現はれ、第二のウラル教たる婆羅門教を開設し、大国別を大自在天と奉称し」「婆羅門の教は、一旦日の出神と偽称したる大国彦の子にして、大国別自ら大自在天と称し」</ref>、霊界物語に記されているが、大国別は名前だけの登場であり、その回数も少ないため、「大自在天」が大国別を指している場合はほとんどない。

== 世間一般の大自在天 ==
一般に大自在天とは、ヒンドゥー教の最高神であるシヴァ神の別名である。他の別名 Maheśvara (マヘーシュバラ)(大主宰神の意)が大自在天と訳された。

七福神の一人・[[大黒天]]はシヴァ神と[[大国主]]が習合したものである。

霊界物語で「梵天帝釈自在天」と呼ばれる場合があるが、梵天と帝釈天は共に仏法を守護する神。

* <kb>大自在天</kb>、<wp>大自在天</wp>
* <kb>シバ</kb>、<wp>シヴァ</wp>
* <kb>大黒天</kb>、<wp>大黒天</wp>
* <kb>梵天</kb>、<wp>梵天</wp>
* <kb>帝釈天</kb>、<wp>帝釈天</wp>

== 脚注 ==
<references/>

== 類語 ==
* [[観自在天]]:[[木花姫命]]のこと。

{{デフォルトソート:たいしさいてん}}
[[Category:霊界物語の人物]]

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