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ライオン河

2 バイト追加, 2019年5月17日 (金) 22:25
第40巻
=== 第40巻 ===
* [[岩彦]]は馬に跨がりバラモン軍の片彦の後を追って西南に向かう。ライオン河の近くで片彦・釘彦の一隊と戦闘になる。すると大音響と共に数十頭の唐獅子(ライオン)が現れて、片彦・釘彦たちは四方八方に逃げてしまう。最も巨大な獅子の背に乗っている[[時置師神]](杢助)は岩彦に「三五教の宣伝使たる者、暴力に訴えてはいけない。あくまで言霊の神力を発射し、それでダメなら隙を狙って退却すべし」と教戒し、「これより獅子に跨がりライオン河を渡り、黄金姫・清照姫を救いに行け」と命じる。[[(杢助)は岩彦に「三五教の宣伝使たる者、暴力に訴えてはいけない。あくまで言霊の神力を発射し、それでダメなら隙を狙って退却すべし」と教戒し、「これより獅子に跨がりライオン河を渡り、黄金姫・清照姫を救いに行け」と命じる。〔{{rm|40|7|文珠}}]]
* [[春公]]の話の中で次のように語られている──去年の春頃、[[ヤッコス]]という男(実は春公の兄・岩彦)がライオン川を渡る時、川上に居た唐獅子(ライオン)の子が2匹川に落ちて激流に流された。そこをヤッコスが通りがかり、2匹とも掴まえて土手に救いあげ、背中に背負って天幽窟まで送り届けた。それからヤッコスには獅子が守護して、ヤッコスに身の危難が迫った時には何処からかライオンが沢山現れて危難を救うようになった。それを聞いた清春山の大足別が、こんな男がいたらまさかの時に大丈夫だと思い、自分の家来にした。〔{{rm|40|17|天幽窟}}〕

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