アメリカンコロニー
表示
(アメリカン・コロニーから転送)

アメリカンコロニーは、霊界物語に登場する団体、及び建物。エルサレムにあるクリスチャンのコミューン。第64巻上下だけに登場する。
概要
- 表記ゆれ:アメリカン・コロニー
- 初出:第64巻上第1章「橄欖山」#
- 40年ほど前[1]に、アメリカから来たユダヤ人スバッフォードがアメリカンコロニーを作り、キリストの再臨を信じる人々が100人ほど共同生活をしている。現在は創立者の息子のスバッフォード(父と同名)と、マリヤというユダヤ人女性の2人が、この団体の指導者である。[2]
主なエピソード
- マリヤに悪霊(山田颪)が懸かりスパフォードが審神をする。〔第64巻上第1章「橄欖山」#〕
- ルートバハーの宣伝使ブラバーサがアメリカンコロニーを訪問し、スバッフォード、ブラバーサ、マリヤの順で講演する(マリヤは有形無形の障壁を除くことを説く)。〔第64巻上第5章「至聖団」#〕
- ブラバーサはアメリカンコロニーを拠点として、マリヤと共に三五教(ルートバハー)の宣伝を行う。アメリカンコロニーは三五教の「出張所」のようになる[3]。
現実のアメリカンコロニー
アメリカンコロニーはエルサレムに実在する。
1881年(明治14年)にアメリカからエルサレムに移住してきたホレーシオ・スパフォード(Horatio Spafford、1828~1888)というユダヤ人によって創設された。スペルは「Spa」なので「スパフォード」と発音するのが正確だが、霊界物語では「スバッフォード」という名前になっている。
スパフォードはシカゴで著名な弁護士で、資産家だった。1871年に起きた「シカゴ大火災」で財産を失う。その2年後の1873年、家族でヨーロッパ旅行に行くことになり、自分は仕事があったので、先に家族(妻と4人の娘)だけを行かせた。すると船が大西洋で沈没してしまい、娘4人が死んでしまい、妻だけ奇跡的に助かった。このように不幸が重なったという経緯があり、1881年にエルサレムでキリストの再臨を待つコミューンを設立した。
アメリカ人が開設したので「アメリカンコロニー」と呼ばれるが、そこに住む人はアメリカ人だけでなく、いろいろな国の人がおり、特にスエーデン人が多かった。
最初は10数人の仲間で始めたが、やがて100人を超えるメンバーが共同生活を営むようになった。
しかし1940年代には宗教的コミューンとしての活動を終えた。エルサレム旧市街のダマスカス門の内側にある建物では、現在「スパフォード児童センター」という福祉団体が活動を行っている。
市街地の外にある建物は、スパフォード家の子孫が経営する「アメリカンコロニー」というホテルとして引き継がれている。(霊界物語に登場するのはおそらくこの建物)
- The American Colony in Jerusalem - アメリカンコロニー公式サイト
外部リンク
- Horatio Spafford - 英語版ウィキペディア
- American Colony, Jerusalem - 英語版ウィキペディア
- American Colony Hotel - 英語版ウィキペディア