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至聖殿

4 バイト追加, 2018年11月9日 (金) 12:02
天の御三体の大神のお宮
 [[国常立尊]]様は先づ第一に御三体のお宮を建て、さうして天の神の御降臨を仰いで、この世界の経綸をなされるのでありまして、謂はば国常立尊様は[[神界]]の教祖で、神界の秘事を洩らし、或は神界の御経綸を御自分で引受けなさる所の神様であります。詰り神界と現界とは合致したものでありますから、御三体の神様がお下りになるに就いては、社がなければどうしても鎮まつて戴く事は出来ませぬ。この地上が実に昔の儘の綺麗な世の中であつたならば、御宮は無くとも何処ヘでも神様は御下りになる訳であります。神様は実に有る所無きが如く、無き所無きが如しで、何処にでも神霊は充満して在る。我々も自分の御世話になつた人、或は自分の主人であるとか、目上の人がお出でになつたならば、座敷の一つも掃除をし、或は経済の許す人は新築して来て貰ふのであつて、御宮を建てると云ふことも、それと同じである。最も尊いこの上高い所はないと云ふ神様に、此地上に御降臨を乞ふのであるから、[[艮の金神]]様も自分の宮は何処でも宜い、何でも宜いと仰せられて居ります。それよりも御三体の神様の御宮を建てゝ、その外立替の御用をなさつた神様、すベて御力を添へ下さつた神様に御礼の為に御祭りすると云ふことが書いてあります。神様からして敬神の大道を実行なさつて居られるのであります。
 総て神界の事が現界へ移るのであつて、[[大国主]]神様が御自ら天津神を御祭りになつて居られます。之と同様に国常立尊様は、今度の立替の御用の魁として、御三体の神様を先づ御祭り遊ばすのであります。|『[[出口王仁三郎全集]] 第1巻』「{{obc|B121801c32|至聖殿落成所感}}」、初出『神霊界』大正9年9月21日号」、初出『[[神霊界]]』大正9年9月21日号}}
== 脚注 ==

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