差分

Jump to navigation Jump to search

美山彦・国照姫 (棒振彦・高虎姫)

369 バイト追加, 2023年4月17日 (月) 15:47
編集の要約なし
本項では、邪神である'''偽の美山彦'''と'''偽の国照姫'''(本名は棒振彦・高虎姫)について解説する。
→正神である真の美山彦と真の国照姫(それぞれ「言霊別」「言霊姫」に改名した →正神である真の美山彦と真の国照姫(それぞれ「言霊別」「言霊姫」に改名した<ref>{{rm|2|5|黒死病の由来}}:「茲に美山彦命は諸神司の正邪去就の判別に迷はされむことを慮り、稚桜姫命の神命を奉じて言霊別命と改名し(略)また国照姫も言霊姫と改名されることになつた」</ref>)については「[[言霊別命]]」「[[言霊姫]]」を見よ
== 概要 ==
* 初出:{{rm|1|50|死海の出現}}(棒振彦・高虎姫)、{{rm|2|2|邪神の再来}}(美山彦・国照姫)
* 棒振彦・高虎姫の前身は邪神の竹熊・木常姫である。[[死海]]で死んだ後、棒振彦・高虎姫として再生した。 →「[[竹熊]]」「[[木常姫]]」を見よ
* 霊界物語において「美山彦」「国照姫」と呼ばれている人物は、ほとんどが偽の美山彦・偽の国照姫である。(ただし「国照姫」という名の人物は4人いる→「国照姫 霊界物語において「美山彦」「国照姫」と呼ばれている人物は、ほとんどの場面で偽の美山彦・偽の国照姫を指している。(ただし「国照姫」という名の人物は4人いる→「国照姫 (曖昧さ回避)」を見よ)* 真の美山彦は「美山彦命」と呼ばれ、偽の美山彦は「命」が付かず単に「美山彦」と呼ばれている。真の美山彦(つまり[[言霊別命]])は「美山彦命」と呼ばれ、偽の美山彦は「命」が付かず単に「美山彦」と呼ばれている。* 真の美山彦が「美山彦命」と呼ばれている場面は、第2巻第3章と第5章だけであり、それ以外は改名後の「[[言霊別言霊別命]]」と呼ばれている。
* 真の美山彦は[[大八洲彦命]]の参謀であり、最も信頼されている神人である。美山彦の声望は世界に知られていたが、その風貌は知られていなかった。それを知った棒振彦は、名を美山彦と偽り、高虎姫は名を[[国照姫]](真の美山彦の妻)と偽った。<ref>{{rm|2|3|美山彦命の出現}}</ref>
 == 概要 ==* 初出:{{rm|1|50|死海の出現}}(棒振彦・高虎姫)、{{rm|2|2|邪神の再来}}(美山彦・国照姫)* 常世姫の部下二人は[[常世姫]]の部下である<ref>{{rm|2|17|佐賀姫の義死}}:「一方よりは'''常世姫の部下'''美山彦、国照姫の魔軍より攻撃され」、{{rm|2|40|山上の神示}}:「このとき'''常世姫の部下'''たる美山彦、国照姫は杵築姫を部将とし」</ref>
* 野心を持って竜宮城に長く仕え、地の高天原の事情によく通じている。<ref>{{rm|4|6|怪また怪}}:「竜宮城に野心を包蔵して永く仕へゐたる美山彦、国照姫は、地の高天原の事情によく通じゐたるを幸ひ」</ref>
* 鬼城山にアジト(砦<ref>{{rm|6|2|瀑布の涙}}:「名も恐ろしき鬼城山、曲の棲処と聞えたる、棒振彦や高虎の、醜男醜女の砦を造り」</ref>、隠れ家<ref>{{rm|6|3|頓智奇珍}}:「ここは鬼城山の美山彦が隠れ家にして」</ref>)がある。
* [[小桜姫]]:美山彦の娘<ref>{{rm|3|10|無分別}}:「'''美山彦の一女'''に小桜姫といふ絶世の美しき若き女性あり」</ref>。
* [[須賀彦]]:小桜姫と夫婦になり、美山彦の養子となる<ref>{{rm|3|11|裸体の道中}}:「須賀彦をつかはし、神命を伝へしめたまへども、これまた、小桜姫の容色に迷ひて命に背き、'''美山彦の養子となりて'''」</ref>。
* [[鬼熊彦]]:美山彦の部下<ref>{{rm|6|3|頓智奇珍}}:「美山彦の部下なる鬼熊彦なりき」</ref>。その正体は[[蚊取別]]
* [[清彦]]:美山彦の部下。[[清熊]]の変名。<ref>{{rm|8|13|修羅場}}:[[蚊々虎]]のセリフ「清熊の変名清彦と云ふ奴」「鬼城山の棒振彦の参謀清熊どうぢや、往生したか」</ref>
* [[鬼雲彦]]:美山彦の砦にいたことがある。<ref>{{rm|15|3|十六花}}:愛子姫らのセリフ「ヤア汝こそは悪逆無道の鬼雲彦、前生に於ては竜宮城に仕へ、神国別の部下とならむとして、花森彦命に妨げられ、是非なく'''鬼城山の棒振彦が砦に参加し'''、神罰を蒙つて帰幽したる悪魔の再来、復び鬼雲彦と現はれて、この顕恩郷に城砦を構へ」</ref>
* [[常世会議]]に[[八王大神常世彦]]側の一員として参加する。〔第4巻第1~6章に名前が出る〕
* 美山彦・国照姫は、[[国祖]]に側近の追放と国祖自身の隠退を迫る勧告使となる。国祖は、側近の追放をやむなく了解した。だが二人は国祖に自分自身の隠退を勧告することが出来なかったため、美山彦に蟄居を厳命された。〔{{rm|4|43|勧告使}}~{{rm|4|44|虎の威}}〕
* 美山彦は[[鬼城山]]に山寨(さんさい)<ref>{{rm|6|4|立春到達}}:「吾が山寨に入り来れるは」、「この山寨に俘虜となりしは」</ref>(アジトのこと)を構えていた。宣伝使の[[足真彦]]は鬼城山に現れ、囚われていた[[春日姫]]とその侍女・[[春姫]]、宣伝使・[[月照彦]]を救い出す。美山彦は彼ら4人に言向け和され、帰順する。〔{{rm|6|3|頓智奇珍}}~{{rms|6|6|暗雲消散}}〕(この時、国照姫は、[[ウラル彦]]に招かれて[[ウラル山]]にいた<ref>{{rm|6|4|立春到達}}:[[春日姫]]のセリフ「妾は美山彦の妻なる国照姫が、ウラル彦に招かれて、ウラル山に出発せしより」</ref>)
* 美山彦は一旦は善道に立ち返ったが、再び悪化して[[ウラル彦]]の部下となる。美山彦・国照姫は、[[アーメニヤ]]の神都に[[ウラル彦]]・[[ウラル姫]]と称して都を死守した(真のウラル彦・ウラル姫は[[黄泉島]](または[[常世の国]])に渡り、アーメニヤを2人に託した)<ref>{{rm|12|27|航空船}}:「美山彦、国照姫をしてアーメニヤを死守せしめ、自ら'''黄泉島に渡りて'''第二の作戦計画を廻らしつつありける」「美山彦も一旦月照彦命、足真彦命の為めに言向け和され善道に立返りしが、再び邪神に憑依され、忽ち心魂くらみ国照姫の言を容れて、又もやウラル彦の部下となり、悪逆無道の行為を専らとするに至りたるなり」「茲にアーメニヤの神都には、表面美山彦はウラル彦命と称し、国照姫はウラル姫命と称して虚勢を張り、数多の魔神を集めてこの都を死守し、黄泉島と相待つて回天の事業を起さむと企て居たりき」</ref> <ref>{{rm|13|2|波斯の海}}:「ウラルの彦やウラル姫 コーカス山に現はれて(略)今は僅に美山彦 国照姫の曲神を 守護の神となぞらへ '''常世の国に打渡り''' 随従の神を海原の 浪に漂ふ一つ島 宝の島に出立たせ 山の尾上や川の瀬を」</ref> <ref>{{rm|13|4|夢の幕}}:「アーメニヤの神都は殆ど零敗に帰し。今は僅に美山彦、国照姫の曲津見が弧塁を死守するのみ」</ref>。
 
== 脚注 ==
<references/>
== 似た名前の人物 ==
== 関連項目 ==
* [[不動岩]]:真の美山彦(言霊別)がロッキー山に造った石神像。
 
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:みやまひこくにてるひめ}}
[[Category:霊界物語の人物 (組)]]

案内メニュー