「破軍の剣」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''破軍の剣'''(はぐんのつるぎ)は、霊界物語に登場する剣のこと。
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一般的な剣ではなく、超常的な力を持った大量破壊兵器の一種。霊界物語第3巻にだけ登場し、計3回、使用されている。
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# [[霊界物語]]に登場する剣のこと。
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# 霊界物語[[第3巻第32章]]の章題。
  
2回目と3回目のときは、[[国祖]]から「敵の暴力に対して暴力で対抗してはいけない」と厳命されていたにもかかわらず、聖地エルサレム及び竜宮城を空爆する[[常世彦]]の魔軍に対して、天使長・[[大八洲彦命]]や天使・[[言霊姫]]がやむを得ずに使用してしまった。その結果国祖によって更迭させられる。
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本項では剣としての破軍の剣について解説する。
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* 破軍の剣は一般的な剣ではなく、超常的な力を持った大量破壊兵器である。霊界物語[[第3巻]]だけに登場し、計3回、使用されている。
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* 2回目と3回目のときは、[[国祖]]から「敵の暴力に対して暴力で対抗してはいけない」と厳命されていたにもかかわらず、[[聖地エルサレム]]及び[[竜宮城]]を空爆する[[常世彦]]の魔軍に対して、[[大八洲彦命]]や[[言霊姫]]がやむを得ずに使用してしまった。その結果国祖によって処分され更迭された。
  
 
== 登場場面 ==
 
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次の3回登場する。いずれも第3巻。
 
次の3回登場する。いずれも第3巻。
#「たちまち百雷の一時にとどろく如き音響とともに、破軍星の精魂たる武満彦命降りきたり、'''破軍の剣'''をもつて空中を切り捲りたまふにぞ、今まで春日姫と思ひし女性は、銀毛八尾の悪狐と化し、そこに斃死しゐたりける。」{{rm|3|32|破軍の剣}}
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#「たちまち百雷の一時にとどろく如き音響とともに、破軍星の精魂たる武満彦命降りきたり、'''破軍の剣'''をもつて空中を切り捲りたまふにぞ、今まで春日姫と思ひし女性は、銀毛八尾の悪狐と化し、そこに斃死しゐたりける。」〔{{rm|3|32|破軍の剣}}
#「進退いよいよ谷まりたる天使長大八洲彦命以下の天使神将は、やむをえず大神の禁を破つて'''破軍の剣'''を抜き放ち、寄せくる空中の敵軍目がけて打ち振るやいなや、剣の尖より不思議の神光あらはれ、天地四方に雷鳴電光おこり、疾風吹き荒び雨の降るがごとく、数百千の磐船は一隻も残らず地上に墜落し、敵軍の大半はほとんど滅亡したりける。さしも猛烈なる敵の魔軍も、大八洲彦命以下の神司らの犠牲的英断と'''破軍の剣'''の威徳をもつて、もろくも潰滅したりける。」{{rm|3|43|配所の月}}
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#「進退いよいよ谷まりたる天使長大八洲彦命以下の天使神将は、やむをえず大神の禁を破つて'''破軍の剣'''を抜き放ち、寄せくる空中の敵軍目がけて打ち振るやいなや、剣の尖より不思議の神光あらはれ、天地四方に雷鳴電光おこり、疾風吹き荒び雨の降るがごとく、数百千の磐船は一隻も残らず地上に墜落し、敵軍の大半はほとんど滅亡したりける。さしも猛烈なる敵の魔軍も、大八洲彦命以下の神司らの犠牲的英断と'''破軍の剣'''の威徳をもつて、もろくも潰滅したりける。」〔{{rm|3|43|配所の月}}
#「言霊姫はまたもや'''破軍の剣'''を抜放ち、敵の魔軍にむかつて前後左右に空中目がけて打ち振りしにぞ、宝剣の威徳ただちに現はれたまひて、敵の将卒は雨のごとく地上に落下し、あるひは火焔の中に墜落して黒焦となり滅亡したり。」{{rm|3|44|可賀天下}}
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#「言霊姫はまたもや'''破軍の剣'''を抜放ち、敵の魔軍にむかつて前後左右に空中目がけて打ち振りしにぞ、宝剣の威徳ただちに現はれたまひて、敵の将卒は雨のごとく地上に落下し、あるひは火焔の中に墜落して黒焦となり滅亡したり。」〔{{rm|3|44|可賀天下}}
 
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
 
*[[真澄の剣]]
 
*[[真澄の剣]]
  
 
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[[Category:霊界物語のアイテム|はくんのつるぎ]]
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[[Category:霊界物語の刀剣]]

2020年4月5日 (日) 23:32時点における最新版

破軍の剣(はぐんのつるぎ)は、

  1. 霊界物語に登場する剣のこと。
  2. 霊界物語第3巻第32章の章題。

本項では剣としての破軍の剣について解説する。


概要

  • 初出:第3巻第32章破軍の剣#
  • 破軍の剣は一般的な剣ではなく、超常的な力を持った大量破壊兵器である。霊界物語第3巻だけに登場し、計3回、使用されている。
  • 2回目と3回目のときは、国祖から「敵の暴力に対して暴力で対抗してはいけない」と厳命されていたにもかかわらず、聖地エルサレム及び竜宮城を空爆する常世彦の魔軍に対して、大八洲彦命言霊姫がやむを得ずに使用してしまった。その結果国祖によって処分され更迭された。

登場場面

次の3回登場する。いずれも第3巻。

  1. 「たちまち百雷の一時にとどろく如き音響とともに、破軍星の精魂たる武満彦命降りきたり、破軍の剣をもつて空中を切り捲りたまふにぞ、今まで春日姫と思ひし女性は、銀毛八尾の悪狐と化し、そこに斃死しゐたりける。」〔第3巻第32章破軍の剣#
  2. 「進退いよいよ谷まりたる天使長大八洲彦命以下の天使神将は、やむをえず大神の禁を破つて破軍の剣を抜き放ち、寄せくる空中の敵軍目がけて打ち振るやいなや、剣の尖より不思議の神光あらはれ、天地四方に雷鳴電光おこり、疾風吹き荒び雨の降るがごとく、数百千の磐船は一隻も残らず地上に墜落し、敵軍の大半はほとんど滅亡したりける。さしも猛烈なる敵の魔軍も、大八洲彦命以下の神司らの犠牲的英断と破軍の剣の威徳をもつて、もろくも潰滅したりける。」〔第3巻第43章配所の月#
  3. 「言霊姫はまたもや破軍の剣を抜放ち、敵の魔軍にむかつて前後左右に空中目がけて打ち振りしにぞ、宝剣の威徳ただちに現はれたまひて、敵の将卒は雨のごとく地上に落下し、あるひは火焔の中に墜落して黒焦となり滅亡したり。」〔第3巻第44章可賀天下#

関連項目