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珍山彦

1,190 バイト追加, 2020年12月29日 (火) 16:13
概要
* 初出:{{rm|4|1|常世会議}}:[[常世会議]]に[[大自在天大国彦]]の一員として出席した。ただし「蚊々虎」の名が出るだけで、特にエピソードは無い。
* 最初は「蚊々虎」という名で登場し、{{rm|8|37|珍山彦}}で「蚊々虎」から「珍山彦」に改名している。<ref>霊界物語全巻中における使用回数は、蚊々虎290回、珍山彦92回、常照彦3回</ref>
* もともとは「常照彦」という名である。第8巻で3回、自分の出自の断片を話しているが、もともとは「'''常照彦'''(とこてるひこ)」という名であった。第8巻で3回、自分の出自の断片を話しているが、[[常世姫]]の「内証の子」とも、[[盤古神王]]([[ウラル彦]])の「遺児」とも言っている。<ref>{{rm|8|16|霊縛}}:「元を糺せば尊き神の御血筋、稚桜姫の神の御子の常世姫が内証の子と生れた'''常照彦'''」、{{rm|8|20|張子の虎}}:「勿体なくも黄金山から御出張遊ばした天下の宣伝使、'''常照彦'''とは我輩の事だ」、{{rm|8|28|玉詩異}}:「吾こそは、元を糺せば盤古神王の遺児、'''常照彦'''なり。今は蚊々虎と名を偽つて」</ref>* 外見の特徴は、顔が黒い、腰が弓のように「く」の字に曲がっている。外見の特徴は、顔が黒い、腰が弓のように「く」の字に曲がっている<ref>{{rm|8|13|修羅場}}:「末席より眼光烱々として人を射る黒い顔、しかも弓の様に腰の曲つた男、酒に酔つ払つて捻鉢巻をしながら、渋紙の如き腕を捲りて高座に現はれ、清彦に向ひ大口を開けて」、{{rm|8|15|ブラジル峠}}:(淤縢山津見のセリフ)「貴様の腰は何だい、くの字に曲つて了つとるぢやないか」、同:「お前の顔の黒くなつたのも」、他多数</ref>。(第9巻で、アタルの港に上陸して宣伝歌を歌うと、曲がっていた腰は真っ直ぐになった<ref>{{rm|9|22|晩夏の風||a081|a084}}</ref>)
* 実は[[木花姫命]]の化身である<ref>{{rm09|8|0002|凡例}}:「蚊々虎(後に珍山彦)といふ木花姫命の化身が面白可笑しく、誠の道を説き諭す実況が」</ref> <ref>{{rm|30|4|懐旧の歌}}:石熊のセリフ「松竹梅の宣伝使が始めて宣伝の初陣に此処を、蚊々虎と云ふ天教山の木の花姫の神様の化神に導かれて」</ref> <ref>{{rm|31|14|樹下の宿}}:「其昔淤縢山津見司が、木の花咲耶姫の化身なる蚊々虎と通過したる」</ref> <ref>{{rm|41|14|慈訓}}:竹野姫のセリフ「木花姫命様の化身なる珍山彦の神に導かれ」</ref>。ただし常世会議に出席していた時から木花姫命の化身だったのかどうかは分からない。
** {{rm|8|38|華燭の典}}で珍山彦は、会話の中に「このはな」という言葉を織り込んでいる。「'''このはな'''さまは故あつて女房は持ぬのだ」「どうぞ'''この花'''婿を大切にして」
* [[目の国]](現在のメキシコ)には、今でも珍山彦の血縁が伝わっている。<ref name="rm1010">{{rm|10|10|注目国}}:「この国は今に珍山彦の血縁伝はり居るといふ」</ref>
* 珍山彦(旧名・蚊々虎)と[[蚊取別]]は、イメージ的にダブるところがある。二人とも (1) 名前に「蚊」が入る (2) [[大自在天大国彦]]の部下だった (3) [[木花姫命]]の化身である (4) [[宣伝使]]を育成する役割をしている。
== 主なエピソード ==
* {{rm|8|36|大蛇の背}}:大蛇峠を下ると、巨大な大蛇が横たわっていた。蚊々虎は大蛇に話をすると、大蛇は蚊々虎の正体([[木花姫命]])が分かったらしく、和された。一行4人は大蛇の背中に乗って峠を下る。
* {{rm|8|37|珍山彦}}:大蛇を使う蚊々虎の神力に一同は感心する。淤縢山津見が、蚊々虎という名を変えることを提案すると、正鹿山津見は、大蛇を使ったから「大蛇彦」という名を提案する。しかし蚊々虎は拒否し、自ら「珍山彦」に決め、改名した。一行は正鹿山津見の館に到着した。
* {{rm|8|38|華燭の典}}:蚊々虎は、[[正鹿山津見]]と[[五月姫]]の結婚を提案する。直ちに二人の結婚式を挙げることになる。(そこへの結婚を提案する(注)。直ちに二人の結婚式を挙げることになる。(そこへ[[松竹梅の三姉妹]]が現れる)** (注)それまで蚊々虎は[[五月姫]]に秋波を送っており、[[正鹿山津見]]と[[五月姫]]の結婚を提案した時に、[[駒山彦]]は「貴様は変な男だねー(略)コンナ別嬪を人にやるなどと、ナントした変人だらう」〔{{rm|8|38|華燭の典||a138}}〕と驚いている。
(第39~43章は[[言霊解]])
* [[常暗彦]](とこやみひこ):ウラル彦の落胤。
* [[蚊取別]]:蚊々虎と同様に[[木花姫命]]の化身であり、[[祝姫]]を保護する役割を担っていた。
 
== 似た名前の人物 ==
* 名前に「てるひこ」「照彦」が付く人物 →「[[てるひこ]]」
{{デフォルトソート:うすやまひこ}}
[[Category:霊界物語の章題]]
[[Category:霊界物語の人物]]

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