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玉治別

1,800 バイト追加, 2022年10月2日 (日) 13:31
第33~35巻
[[ファイル:霊界物語熊野・琉球にまつわる主な人物系図.jpg|thumb|霊界物語における熊野と琉球にまつわる主な人物の系図]]
* 初出:{{rm|620|443|俄百姓山河不尽}}(田吾作)、{{rm|21|2|夢の懸橋}}(玉治別に改名)
* 性格は、慌て者。<ref>{{rm|20|6|梅花の痣}}:「田吾作は性来の慌者」</ref>
* 年齢は35歳。<ref>{{rm|35|24|歓喜の涙}}:玉治別のセリフ「ハイ、当年三十五歳になりました」</ref>
[[三国ケ岳]]の魔神を言向け和しに向かう[[宗彦]]に、田吾作と[[留公]]はお伴を申し出る。しかし宣伝使は[[一人旅]]であるため、宗彦は二人を連れて行くことを断った。だが二人はこっそり宗彦の後をついて行った。
宗彦は[[熊田の小村]]で、で、病に苦しんでいた[[原彦]]が13年前に殺した男の怨霊に祟られ苦しんでいたのを助ける。その男は実は田吾作だった。〔ここまで、を助ける。原彦は、13年前<ref>{{rm|20|8|心の鬼}}:田吾作のセリフ「'''十三年前'''の月夜の晩だつた」</ref>(あるいは15年前<ref>{{rm|20|10|山中の怪}}:田吾作の歌「首をおつるが婿となり ハラハラし乍ら'''十五年''' 胸もヒコヒコ'''十五年'''」</ref>)に殺した男の怨霊に祟られ苦しんでいたのだった。その殺した(はずの)男とは、実は田吾作だった。〔ここまで、{{rm|20|8|心の鬼}}〕
原彦も同道し、一行4人(田吾作は旅の途中、[[保津の里]]で猟師と称する男(原彦)に出会った。[[大井川]]の橋の上でその男に襲われ、懐に入れていた黄色の宝玉を奪われそうになった。もみ合いになり、田吾作は川に落ち、流されて、[[高城山]]の麓で人々に救われた。原彦は田吾作は死んだと思い込み、殺してしまったことの罪の意識に責められて病んでいたのだった。原彦は田吾作が生きていたと知ると、安心して、病は回復する。<ref>13年前に田吾作と原彦の間に起きた事件は{{rm|20|8|心の鬼}}の田吾作のセリフと、{{rm|20|10|山中の怪}}の田吾作の歌の中で語られている。</ref> 原彦も宗彦一行に同道し、一行4人([[宗彦]]、田吾作、[[留公]]、[[原彦]])で[[三国ケ岳]]を登る。大岩窟に入り、蜈蚣姫が桶伏山から奪った黄金の玉を取り返し、綾の聖地へ向かった。〔{{rm|20|9|童子教}}~{{rm|20|12|如意宝珠}}〕
== 主なエピソード(玉治別) ==
一行3人は[[亀山]]の[[珍の館]]に立ち寄り、[[高熊山]]の岩窟を参拝し、進んで行った。途中で6人の盗人([[遠州・雲州・甲州・三州・駿州・武州|遠雲甲三駿武]])に出会い、玉治別が諭して自分の子分にしてしまう。〔ここまで、{{rm|21|2|夢の懸橋}}~{{rms|21|4|砂利喰}}〕
[[アルプス教アルプス教の秘密書類]]の秘密書類を手に入れ、を手に入れ、[[杢助]]の家に寄り、[[津田の湖]]へ向かう。ここで3人は別々の道を行くことにする。[[竜国別]]は道を北に取って迂回して[[大谷山]]から、[[国依別]]は[[鼓の滝]]を越えて[[六甲山]]に登り、玉治別は[[津田の湖]]を舟で渡って、それぞれ[[高春山]]に向かうことにした。〔{{rm|21|5|言の疵}}~{{rms|21|8|津田の湖}}〕
子分にした元盗人6人が、仲間割れをして、3人が逃げ去った。玉治別は残り3人を舟に乗せ、漕いで高春山の山麓に向かう。すると途中で3人が態度を変えて、玉治別からアルプス教の秘密書類を奪おうとした。そこへ[[杢助]]と[[お初]]が舟に乗って現れ玉治別を救った。杢助・お初・玉治別は[[鷹依別]]が住む岩窟目指して高春山を登って行った。〔{{rm|21|8|津田の湖}}~{{rms|21|9|改悟の酬}}〕
(時間的には第34~35巻が先に起きた出来事で、第33巻が後の出来事になる)
[[黒姫]]は消えた玉を探すため、また消えた夫・[[高山彦]]を探すため、[[筑紫島]]へ上陸した。玉治別は[[言依別命]]に命じられ、黒姫を[[綾の聖地]]に連れ帰るため、その後を追って行った<ref>{{rm|35|24|歓喜の涙}}:「実は高山彦さまが、筑紫の島へ渡ると捨台詞を使つて、あなたにお別れになりました(略)高山彦さまは伊勢屋の奥座敷にかくれて暫く御座つたさうですが、黒姫さまがいよいよ自転倒島を立たれた時分から、ヌツと顔を出し、毎日日日錦の宮へ御出勤になつて居られますよ。そこで言依別命様が聖地を立たれる時……黒姫さまが可哀相だから、お前御苦労だが宣伝旁筑紫の島へ行つて、黒姫さまをお迎へ申して来い、さうして夫婦和合して御神業にお仕へなさるやう取計らへ……との御命令で、はるばる貴女の後を慕うて此処まで参つたの御座います」</ref>。〔(黒姫がかわいそうになり自発的に筑紫島へ向かったようなことも言っている<ref>{{rm|35|23|清交}}:玉治別の[[愛子姫]]に対するセリフ「高山彦さまはアフリカへ御渡りかと思ひきや、依然として聖地に現はれ、神さまに朝夕お仕へをして居られます。私はそれを見るにつけ、黒姫さまの御心根が可哀相になり、神素盞嗚大神さまのまします斎苑の館へ一旦参りまして、更めてここへ渡り、黒姫さまに巡り会つて、知らして上げたいと思ひ、宣伝を兼ねお迎へ旁参りましたので御座います」</ref>)。〔{{rm|34|8|暴風雨}}、{{rm|34|19|生命の親}}〕
玉治別は、虎公一行4人([[虎公]]、[[お愛]]、[[三公]]、[[孫公]])が[[スッポンの湖]]の大蛇を言向け和すのを手伝う。〔{{rm|35|10|夢の誡}}~{{rms|35|16|浮島の花}}〕

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