火炎山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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火炎山(かえんざん)は、霊界物語に登場する山。紫微天界葭原の国土にある。

概要

主なエピソード

水上山の執政・厳ケ根は、葭草や水奔草(毒草)が茂る国土を開拓するにあたり、まず高光山以西の国形を視察するため、四男の冬男を高光山の頂上に派遣した。しかし冬男は笑ひ婆によって殺されてしまった。冬男(の精霊)は笑ひ婆を懲らしめようとするが、妹の譏り婆が助けて逃げられてしまった。[5]

厳ケ根は冬男が帰って来ないので、行方を探すため三男の秋男を派遣する。秋男は譏り婆の本拠になっている火炎山へと向かった。しかし秋男も笑ひ婆・譏り婆に殺されてしまう。[6]

秋男一行は猛獣によって火炎山の噴火口に投げ込まれ、身体は白骨になってしまう。それから半時ばかり経て、火炎山は大爆発を起こし、山影は跡形もなく百里四方の大湖水と化した。この「火の湖」の中央に小島があり、秋男(の精霊)はこの島の精霊界の主となる。この島を「秋男島」と呼ぶ。[7]

脚注

  1. 第80巻第11章火炎山#:「葭原の国津神等は一名地獄山と称へて恐れてゐる」
  2. 第80巻第6章秋野の旅#
  3. 第79巻第23章#:「(葭原の国土の)高光山を境として、東に(略)土阿の国と名付け給ひ、高光山以西を予讃の国と名付け給ひ」
  4. 第80巻第21章#
  5. 第80巻第1章#第4章#
  6. 第80巻第6章#第11章#
  7. 第80巻第16章火の湖#第20章#