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まだ紙が貴重で経済的にも貧しい時代だったため、薄くて文字が小さい。3冊ずつ函に入っている。[[ファイル:Fukyuuban1.jpg|200px|thumb|right|普及版の外箱]][[ファイル:Fukyuuban2.jpg|200px|thumb|right|普及版の外観]][[ファイル:FukyuubanHonbun.png|200px|thumb|right|普及版の本文（第1巻序）]][[ファイル:FukyuubanHonbun2.jpg|200px|thumb|right|普及版の本文（第1巻第1章）]]
新仮名遣いで、漢字がかなり平仮名に変更されており、ルビが漢字の右横ではなく後ろに括弧で記されている。まだ紙が貴重で経済的にも貧しい時代だったため、文字が小さくて二段組になっており、1冊のページ数が百数十ページで薄い。3冊ずつ箱に入っている。
[[聖師御校正本]]を底本にした初の本。新仮名遣いで、漢字がかなり平仮名に変更されており、ルビが漢字の右横ではなく下に括弧で記されている。
巻番号は、戦前の初版や、校定版と較べ、第60～69巻にかなりの変動がある。（下の表を参照）[[聖師校正本]]を底本にした初の本。 巻番号は、戦前の初版や、[[校定版]]と較べ、第60～69巻にかなりの異動がある。（下の表を参照） 発禁となった第71巻（現行版の[[第64巻下]]）を入れるため、第60巻の14章以降、つまり祝詞や[[三五神諭]]を削除し、60巻前半の物語と、61・62巻の[[大本讃美歌]]を再編集して、2冊に収めた…と思われる。
（注）修補版（天声社）や八幡版、愛善世界社版も、巻の配置は校定版と同じである。（注1）普及版の60巻は、初版の60巻1～13章の他に、61巻1～15章を60巻14～28章として収録している。初版の60巻14～25章（祝詞や三五神諭）は削除されている。また普及版の61巻は、初版の61巻16～25章を61巻1～10章として収録し、62巻全章を61巻11～42章として収録している。 （注2）[[修補版]]や[[八幡書店版]]、[[愛善世界社版]]も、巻の配置は[[校定版]]と同じである。 == 関連項目 ==* [[霊界物語の諸本]]：諸本の一覧
発禁となった第71巻（現行版の[[第64巻下Category:霊界物語の諸本|ふきゆうはん]]）を入れるため、第60巻の14章以降、つまり祝詞や三五神諭を削除し、60巻前半の物語と、61・62巻の大本讃美歌を再編集して、2冊に収めた…と思われる。
普及版
,編集の要約なし
'''普及版'''（ふきゅうばん）とは、昭和33年（1958）から天声社が刊行を開始した霊界物語のことである。（ふきゅうばん）とは、昭和33年（1958）から34年にかけて[[天声社]]が刊行した[[霊界物語]]のことである。[[天祥地瑞]]を除く全巻が刊行された。編集者・[[大崎勝夫]]。
{| class="wikitable"
|-+ 初版を基準にして普及版と校定版の巻番号の異動を示した表! colspan="2" | 戦前の版初版! colspan="2" | 普及版普及版（注1）! 校定版（注）校定版（注2）
|-
| rowspan="2" | 第60巻
|}
