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惟人

サイズ変更なし, 2019年3月20日 (水) 16:05
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[[お寅]]婆アさまは恵の雨は天より降るものだといふことを自覚した。そして[[魔我彦]]は、自分の知慧や力や考察力や苦労の結果で、自分の身体から自由自在に雨を降らし得るものと考へてゐた。ここに惟神と人ながらの区別のつく所以である。如何なる聖人君子智者勇者といへども、天の御恵なくしては、到底救はるることは出来ない。広大無辺の天然力即ち神の御威光によらなくては、地上一切の事は何一つ思ひのままに出来るものでない。吾頭に生えた髪の毛一筋だも、或は黒くし、或は白くし得る力のない人間だ。この真理を理解して始めて宇宙の真相が悟り得るのである。これがいはゆる惟神であり、魔我彦が最善と思惟して採つたやり方は即ち人ながらであつて、神の御目より見給ふ時は慢心といふことになるのである。|{{rm|46|17|惟神の道}} }}
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[[Category:用語]]

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