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小北山

1,504 バイト追加, 2022年10月20日 (木) 04:44
主なエピソード
(2) 霊界物語[[第44巻第21章]]の章題。
本ページでは本項では(1)について解説する。
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== 概要 ==
* 初出:{{rm09|44|0002|総説}}、{{rm|44|18|一本橋}}
* [[ウラナイ教]]の教祖・[[高姫]]は[[フサの国]]の[[北山村]]にウラナイ教の本山を建設したが、[[三五教]]に帰順してしまった([[第19巻]])。その後、総務の[[蠑螈別]]が教主となり、[[魔我彦]]が副教主となって、坂照山に新たに神殿を建設し、小北山と称した。が副教主となって、[[坂照山]]に新たに神殿を建設し、小北山と称した。<ref>{{rm|45|7|相生の松||a023|a031}}:「後に残りし魔我彦は 蠑螈別を教祖とし 北山村を後にして 坂照山に立こもり 茲に愈ウラナイの 教を再び開設し '''小北の山の神殿と 称へて'''教を近国に 伝へ居るこそ雄々しけれ」、教を近国に 伝へ居るこそ雄々しけれ」</ref> <ref>{{rm|49|13|胸の轟||a394|a403}}:「(魔我彦のセリフ)「実の所は貴女が三五教へお入信りになつてから、蠑螈別様が北山村を立退き、坂照山に貴女のお筆先を元として(略)'''小北山の神殿と称して'''、蠑螈別様が教主となり、私が副教主として活動してゐました」</ref>
* 小北山とは山の名前ではなく、旧・本山が北山にあったので、それ対して新・本山を小北山と呼んでいるものと思われる。であるから[[坂照山]]を小北山に改称したのではなく「坂照山にある小北山神殿」と考えるのが正しいと思われる。ただし便宜的に坂照山自体を小北山と呼んでいると思われる箇所もある。
* 小北山は[[浮木ケ原]](うききがはら)の近くにある。<ref>{{rm|44|18|一本橋}}で、松彦一行は浮木ケ原に向かう途中で、小北山に寄っている。また{{rm|45|20|蛙行列}}では、松彦一行は「小北山を後に眺めて浮木の森を指して足を早めた」とあり、両者は近隣にあると思われる。</ref> (浮木ケ原はフサと月の国境で、アフガニスタンである<ref>{{rm|39|13}}:「印度と波斯との国境 天地の神の御稜威をば アフガニスタンの大原野 浮木ケ原の森蔭に」</ref>)
== 主なエピソード ==
第44巻第21章(最後の章)から第46巻にかけて小北山が舞台となる。第44巻第21章(最後の章)から第46巻にかけてと、第51巻第1~6章、第52巻第7~11章で小北山が舞台となる。
* 三五教の宣伝使・[[松姫]]は、[[錦の宮]]の教主・[[言依別命]]の特命により、小北山に潜入し、ウラナイ教の実権を握った<ref>{{rm|45|5|肱鉄||a079|a080}}:「松姫は千代と云ふ十二三の小娘を小間使として此処に引籠りウラナイ教の実権を握つて居る。表面からは蠑螈別が教祖なれど実力は此松姫にあつた。(略)松姫はもとウラナイ教の取次で高城山に教主をやつて居た剛の女である。(略)言依別命が特に松姫に命じウラナイ教に差遣はし、教理を根本的に改正せしめむとなし給うたのである。」</ref>。[[松彦]](松姫の生き別れになった夫)が小北山にやって来たのを機に、夫婦力を合わせて小北山の改革に乗り出す。[[蠑螈別]]・[[魔我彦]]は小北山から消え去り、松姫が教主となって宗教改革を行う。→詳細は「[[第45巻]]」「[[第46巻]]」を見よ* [[祠の森]]を追われた[[高姫]]と[[妖幻坊の杢助]]は、小北山の聖場を占領しようとたくらみ、教主の松姫を追放しようと工作する。しかし二人は社から出る霊光の打たれて逃げ出した。→詳細は「[[第51巻]]」を見よ == 第64巻での小北山 ==[[第64巻上]]では、小北山は[[日出島]]の[[高城山]]の峰続きにあり<ref>{{rm|64a|19|祭誤}}:「高城山の峰つづき、小北山の松林を切り開いて沢山な小宮やチヤーチを建てた[[ルートバハー]]の脱走教があつた」</ref>、[[ユラリ教]]の聖場がある。麓を[[大井川]]が流れている<ref>{{rm|64a|26|置去}}:[[お寅]]のセリフ「何とまあ汚い河だこと。ヨルダン河ヨルダン河と云ふからもつと広い河だと思つて居たのに、是では'''小北山の麓を流るる大井川'''の傍へもよれませぬよ。そして大井川の水は綺麗だが、この水とした事が話にも何にもなりませぬわ」</ref>。 {{rm|64a|19|祭誤}}~{{rms|64a|22|妖行}}で小北山の[[ユラリ教]]が舞台となる。 == その他 ==* 小北山(こぎたやま)又もや山を伐(き)り開(ひら)き へぐれの仕組(しぐみ)初(はじ)めかけたり 〔『[[真如の光]]』昭和3年(1928年)3月15日号p2(王仁三郎の「歌日記」3月2日の項)〕
== 脚注 ==
* [[松姫館 (小北山)]]
* [[ヘグレ神社]]
* [[八木]]
[[Category:霊界物語の章題|こきたやま]]
[[Category:霊界物語の地名|こきたやま]]

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