テルマン国

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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テルマン国(てるまんごく)は、霊界物語に登場する国。月の国にある国々の一つ[1]イルナの国の属邦[2]

目次

概要

国民

地理

主なエピソード

第41巻第8~9章でテルマン国が舞台となる。

イルナの国の左守クーリンスの娘であるヤスダラ姫セーラン王の従妹で、許嫁)は、右守カールチンの陰謀(自分の娘サマリー姫を王妃にした)により国を追われ、テルマン国の毘舎シャールと結婚させられた[4]

富豪のシャールは邸の中の別邸をヤスダラ姫に与えた。シャールは数多の妾を持ち、本妻のヤスダラ姫に対しては冷酷な扱いをしていた。ある日、シャールがテーナ姫(イルナの国の右守カールチンの妻)を伴いヤスダラ姫の館を訪れた。二人は、イルナの国のセーラン王に艶書を送っただろう、とヤスダラ姫を責め立てる。そしてシャールの邸内に牢獄を造りヤスダラ姫を幽閉してしまった。

ある夜、ヤスダラ姫の館に仕えるリーダーは、牢獄を破ってヤスダラ姫を救出し、シャールの家を脱出して、イルナの国へ向かった。〔ここまで第41巻第8章無理往生#

蓮川のたもとまで逃げて行くと、そこにハルマンたち数十人が待ち構えていた。イルナの国の右守カールチンの命令でヤスダラ姫を捕まえに来たのだ。リーダーは戦うが、ヤスダラ姫は捕まってしまう。そこへ三五教の宣伝歌が聞こえて来た。その宣伝歌に打たれてハルマンたちは一目散に逃げて行く。声の主は竜雲であった。竜雲は二人をイルナの都まで送って行くことにする。〔第41巻第9章蓮の川辺#

脚注

  1. 第41巻第9章蓮の川辺#:「空照り渡る月の国 朝日も清くテルマンの 国の都に名も高き」
  2. 第41巻第8章無理往生#:(テーナ姫のセリフ)「此テルマン国はイルナの国の属邦なれば」
  3. 第41巻第8章無理往生#
  4. 第41巻第2章入那城#

関連項目