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麻邇の宝珠
,→玉の紛失と玉探し
* 第34~35巻は、[[黒姫]]一行の[[筑紫島]]の物語となる。(時間順だと第33巻より以前の話になる)
* 第33巻で、[[三五の玉]]の種明かしが行われ、[[素尊]]の深い経綸だったということが明かされる。
* {{rm|33|17|感謝の涙}}:高砂島から帰国した高姫一行は、由良の港で秋山彦に、麻邇宝珠の御用の因縁を聞かされる。──本来は、赤の玉は[[黒姫]]、青の玉は[[高姫]]、白の玉は[[鷹依姫]]、黄色の玉は[[竜国別]]の御用だと昔からの因縁によって決まっていたが、四人は時節を待たずに焦って方角違いの方へ行ったので(高姫・黒姫は竜宮島に玉はないと思って帰ってしまった<ref>{{rm|24|12|暴風一過}}:「高山彦も(略)高姫、黒姫と共に「タカ」の港に現はれ、一隻の船に身を委せ、浪のまにまに玉能姫一行の後を追はむと漕ぎ出したり。 玉能姫、初稚姫、玉治別其他の一行は、遥かの山上より霊眼を以て'''三人が此島を後に帰り行く'''のを眺め」</ref>。鷹依姫と竜国別は南洋諸島か高砂島に居た<ref>{{rm09|29|0002|総説}}:「黒姫が保管せし黄金の神宝紛失の為、高姫に放逐されて、[[鷹依姫]]、[[竜国別]]、[[テーリスタン]]、[[カーリンス]]の四人が種々苦辛して、南洋諸島に出没し、玉の所在を捜索し、遂に南米高砂島に渡り」</ref>)神界の計らいによって、赤の玉は[[蜈蚣姫]]、青の玉は[[黄竜姫]]、白の玉は[[友彦]]、黄色の玉は[[テールス姫]]が臨時に御用を果たした。しかし身魂の因縁だけの御用を勤めねばならないので、紫の玉以外の四個をが'''臨時に御用を'''果たした。しかし身魂の因縁だけの御用を勤めねばならないので、紫の玉以外の四個を[[沓島]]に隠した、それを取り出して綾の聖地に帰り神業に参加せよ──と言われ、四人は沓島に向かう。
* {{rm|33|18|神風清}}:[[九月八日]]、高姫たち四人は玉を携えて錦の宮に現れ、それぞれ次のように渡され、神前に安置された。
** 青の玉/高姫→[[玉照彦]]