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(書きかけ)
* {{rm|46|14|打合せ}}の末尾に「本日午前九時より午後十一時まで十四時間に原稿紙八百一枚を口述し終れり。これ今日までのレコード也」と記されている。1時間に約57枚分、口述したことになる。
霊界物語
,→著述の様子
[[ファイル:第10巻総説歌の直筆原稿.jpg|thumb|[[霊界物語]]{{rm09|10|0003|総説歌}}の原稿。[[王仁三郎]]の直筆。]]
* 200字詰め(1行20字詰め×10行)の原稿用紙が使われた。(写真参照)
* 霊界物語の口述はほとんど、布団の上に横たわったままで行われた。一冊の参考書も用いられずに口述された。筆録者は速記法ではなく、原稿用紙に文字を筆録して行った。清書したらそれを読み上げ、誤りがあれば王仁三郎の指示によって訂正された。口述開始前に王仁三郎は30分ほど、かすかなイビキをかいて寝ることが多かった。やがて眠りから覚めると直ちに口述が開始された。一度口を開くと淀みなく口述し、途中で言い直すことはなかった。<ref name="B195401c4111">『[[大本七十年史]] 上巻』「{{obc|B195401c4111|物語の発表}}」</ref>
* 口述している場面が寒い地方だと、王仁三郎は夏でも布団をかけ、ときには炬燵まで入れて口述が続けられた。逆に熱い地方だと、冬でも布団を外して、団扇で仰ぎながら口述がされた。また、登場人物が何か苦痛を受けた場面では、王仁三郎も同じように苦痛を受けた。<ref name="B195401c4111" />
* 筆録者によると、口述は全く霊感状態でなされたと思われる時もあり、霊感と共に過去の霊的体験を自分で整理しながら口述されている時もあり、また人間的意識のままで口述された時もあった。<ref name="B195401c4111" />
* 口述の最中に、筆録者が分からない部分を尋ねると王仁三郎は叱った。〈王仁三郎は「文章がカイコの糸のようにスルスルスルと出てくるので、途中で止められると糸が切れるようになるのんじゃ」と、叱る理由を説明した〉。<ref>『巨人出口王仁三郎』183頁</ref>
* 後には「口述台」が作られて、王仁三郎はその上で口述をした。<ref name="B195401c4111" />
* [[天祥地瑞]](第73~81巻)の口述はそれまでとは変わり、王仁三郎は斎戒沐浴して、羽織袴を着用し、静座の姿勢で口述された。<ref name="B195402c52210">『[[大本七十年史]] 下巻』「{{obc|B195402c52210|『天祥地瑞』の口述}}」</ref>
== 著述期間 ==