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春公
,編集の要約なし
# [[第12巻]]・[[第35巻]]に登場する春公は、[[イホの都]]の富豪。第12巻では、飢饉で食べ物がなく困っている群集に、倉を開けて町中の者に食べ物を与えよと要求される。初出:{{rm|12|2|直会宴}}。正式な名は「春彦」<ref>{{rm|12|9|正夢}}に2回だけ「春彦」の名が出る。</ref>。妻は「[[お常]](おつね)」<ref>お常は第12巻には出ない。{{rm|35|9|分担}}の三公の話の中に名前が出る。</ref>。[[熊襲の国]]の「[[大蛇の三公]]」は春公の息子。{{rm|35|9|分担}}で三公が自分の出自を語っている。それによると春公は三五教の宣伝使となり、初陣として[[白瀬川]]の上流にある「[[スッポンの湖]]」の大蛇を言向け和しに夫婦で向かった。だが大蛇に呑まれて死んでしまった。三公たちが大蛇を言向け和しに向かうが、その関係で第35巻にも何度か春公の名が出る。
# {{rm|21|2|夢の懸橋}}に登場する春公は、[[亀山]]の[[梅照彦]]・[[梅照姫]]の召使い<ref>{{rm|21|2|夢の懸橋}}:「此処には梅照彦、梅照姫の二人、言依別命の命を奉じ、小やかな館を建て、教を遠近に伝へて居た」「梅照姫は召使の春公を招き」</ref>。
# 第28~33巻に登場する春公は、高姫の部下の第28~29巻に登場する春公は、高姫の部下の[[春彦]]のこと。同僚に[[常公]]([[常彦]])がいる。 →「)がおり、たいていコンビで登場する。 →「[[常彦・春彦]]」を見よ# 第30巻・第32巻に登場する春公は、ウヅの都の[[松若彦]]の部下。同僚に[[幾公]]、[[鷹公]]がいる。「公」を省いて「春」「幾」「鷹」と呼ばれている場合も多い。[[正純彦]]、[[カール]]、[[石熊]]と共にアマゾンの森林の言霊戦に参加するため出向いた。初出:{{rm|30|7|提燈の光}}。<ref>{{rm|30|7|提燈の光}}:「向うの方より十曜の紋の印の入つた丸提灯をブラつかせ乍ら、二三人の話声刻々と近寄つて来る」、カールのセリフ「ハハー、来よつたなア。ウヅの都から松若彦のお使として末子姫、捨子姫様を御迎への為、出張したのらしい」、「お前は春に、幾に鷹の三人ぢやないか」</ref> <ref>{{rm|32|14|山上の祝}}:「時雨の森の北の森林に向ひたる正純彦、カール、石熊、春公の一隊は」</ref>
# {{rm|39|12|種明志}}に登場する春公は、[[タール]]の若い頃の名前。[[国公]]の弟。 →「[[タール]]」を見よ
# {{rm|39|18|関所守}}及び[[第40巻]]・[[第70巻]]に登場する春公は、[[テームス峠]]の[[バラモン教]]の関所の関守5人([[春公]]、[[清公]]、[[道公]]、[[紅葉]]、[[雪公]])のうちの1人。[[岩彦]]([[半ダース宣伝使]])の弟<ref>{{rm|40|16|春駒}}:「私の兄は岩彦と申しまして」</ref>。[[照国別]]の弟子となる<ref>{{rm|40|16|春駒}}:「春公は宣伝使に重病を助けられ、命の恩人と感謝し、茲に全く三五の神徳に帰順して、一行に従ひ月の都へ道案内として進み行くことになつた」</ref>。