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八島別
,'''八島別'''(やしまわけ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。[[シナイ山]]防衛の[[八神将]]の主将。[[三五教]]の[[宣伝使]]。[[肥の国]]の[[守護職]]<ref name="rm0736">{{rm|7|36|豊日別}}:「ここに八島別は、[[純世姫命]]の神霊を祀り、[[肥の国]]の守護神となり、建日向別となり」</ref>。
== 概要 ==
* 別名:'''建日向別'''(たけひむかわけ)<ref name="rm0736" />
* 表記ゆれ:歌の中では「八島の別」と呼ばれる場合がある。
* 初出:{{rm|1|29|天津神の神算鬼謀}}
* 家族:妻・[[敷妙姫]]、長女・[[愛子姫]]([[虎公]]と結婚)、二女・[[依子姫]]。<ref name="rm3508">{{rm|35|8|心の綱}}:[[新公]]のセリフ「八島別の神様は[[敷妙姫]]様といふ奥さまがあつて、其仲にお生れ遊ばしたのが[[愛子姫]]さま、其妹に[[依子姫]]様といふ綺麗なお嬢さまがあつたのだ。さうした所、御両親様が豊の国の[[豊日別]]様の御子息[[豊照彦]]様を養子に貰つて、後をつがさうと遊ばした所、愛子姫さまは、貴族生活が生れつきの大のお嫌ひで(以下省略)」</ref>
== 主なエピソード ==
=== 第2巻 ===
[[シオン山の戦い]]の時、[[稚桜姫命]]は[[シナイ山]]を魔軍から守るため、八島別を主将とし、8人の神将を副えて、シナイ山を守護させた。〔{{rm|2|1|攻防両軍の配置}}〕
=== 第7巻 ===
八島別は[[天教山]]から[[肥の国]](火の国)に天降り、館(「[[常磐城]]」とか「[[火の国館]]」と呼ぶ)を造って国を治めようとしていた。
国人から選ばれたという[[虎転別]]が館に入って来て、八島別に乱暴狼藉を振るう。そこへ[[日の出神]]・[[祝姫]]・[[面那芸司]]の一行がやって来た。日の出神は虎転別を改心させる。
八島別は肥の国の守護職となった。([[虎転別]]は[[豊の国]]の守護職となった。八島別の長女・愛子姫が結婚した[[虎公]]は虎転別の息子である<ref>{{rm|35|8|心の綱}}:新公のセリフ「昔火の国に御座つた虎転別さま、後に豊の国へ行つて豊日別命とお成り遊ばした結構な神様の総領息子だ。それで'''虎公'''と云ふのだ」</ref>)
〔以上、{{rm|7|30|天狗の親玉}}~{{rms|7|36|豊日別}}〕
=== 第35巻 ===
会話の中で八島別の名前が出るだけで本人は登場しない。
八島別夫婦は、[[豊照彦]](豊の国の豊日別の息子)を養子に貰い、長女の愛子姫と結婚させようとした。しかし愛子姫は貴族生活が嫌いで家を出て行ってしまった──ということが[[新公]]([[虎公]]の子分)のセリフの中で語られている<ref name="rm3508" />。〔{{rm|35|8|心の綱}}〕
八島別夫婦は2~3年前まで、[[火の国館]]を守っていたが、[[天教山]]から[[日の出別]]がやって来て、[[木花姫命]]の御用が忙しいから天教山に帰れという命を与えた。八島別は日の出別と共に天教山に帰った(妻・敷妙姫はヒマラヤ山へ行った<ref>{{rm|35|16|浮島の花}}:女神の一人の歌「八島別神の命は天教の 山に登りて栄えましけり。敷妙の神の命の汝が母は 今'''ヒマラヤの山'''にましける。」</ref>)。その後は素尊が連れて来た活津彦根命(高国別)が(高山彦と名を変えて)火の国を治めている──ということが[[玉公]]([[火の国館]]の受付)のセリフの中で語られている<ref>{{rm|35|22|当違}}の章末:[[玉公]]のセリフ「此神館は二三年前まで、天教山より降りましたる天使八島別命様御夫婦がお守りになつて居りましたが、天教山より日の出別神様お越し遊ばし(以下省略)」</ref>。
== 似た名前の人物 ==
* [[八島主]]:[[斎苑の館]]の教主。[[五男神]]の第五男・熊野楠日命の別名。
* [[八島彦]]:
* [[八嶋彦]]:
{{デフォルトソート:やしまわけ}}
[[Category:霊界物語の人物]]
== 概要 ==
* 別名:'''建日向別'''(たけひむかわけ)<ref name="rm0736" />
* 表記ゆれ:歌の中では「八島の別」と呼ばれる場合がある。
* 初出:{{rm|1|29|天津神の神算鬼謀}}
* 家族:妻・[[敷妙姫]]、長女・[[愛子姫]]([[虎公]]と結婚)、二女・[[依子姫]]。<ref name="rm3508">{{rm|35|8|心の綱}}:[[新公]]のセリフ「八島別の神様は[[敷妙姫]]様といふ奥さまがあつて、其仲にお生れ遊ばしたのが[[愛子姫]]さま、其妹に[[依子姫]]様といふ綺麗なお嬢さまがあつたのだ。さうした所、御両親様が豊の国の[[豊日別]]様の御子息[[豊照彦]]様を養子に貰つて、後をつがさうと遊ばした所、愛子姫さまは、貴族生活が生れつきの大のお嫌ひで(以下省略)」</ref>
== 主なエピソード ==
=== 第2巻 ===
[[シオン山の戦い]]の時、[[稚桜姫命]]は[[シナイ山]]を魔軍から守るため、八島別を主将とし、8人の神将を副えて、シナイ山を守護させた。〔{{rm|2|1|攻防両軍の配置}}〕
=== 第7巻 ===
八島別は[[天教山]]から[[肥の国]](火の国)に天降り、館(「[[常磐城]]」とか「[[火の国館]]」と呼ぶ)を造って国を治めようとしていた。
国人から選ばれたという[[虎転別]]が館に入って来て、八島別に乱暴狼藉を振るう。そこへ[[日の出神]]・[[祝姫]]・[[面那芸司]]の一行がやって来た。日の出神は虎転別を改心させる。
八島別は肥の国の守護職となった。([[虎転別]]は[[豊の国]]の守護職となった。八島別の長女・愛子姫が結婚した[[虎公]]は虎転別の息子である<ref>{{rm|35|8|心の綱}}:新公のセリフ「昔火の国に御座つた虎転別さま、後に豊の国へ行つて豊日別命とお成り遊ばした結構な神様の総領息子だ。それで'''虎公'''と云ふのだ」</ref>)
〔以上、{{rm|7|30|天狗の親玉}}~{{rms|7|36|豊日別}}〕
=== 第35巻 ===
会話の中で八島別の名前が出るだけで本人は登場しない。
八島別夫婦は、[[豊照彦]](豊の国の豊日別の息子)を養子に貰い、長女の愛子姫と結婚させようとした。しかし愛子姫は貴族生活が嫌いで家を出て行ってしまった──ということが[[新公]]([[虎公]]の子分)のセリフの中で語られている<ref name="rm3508" />。〔{{rm|35|8|心の綱}}〕
八島別夫婦は2~3年前まで、[[火の国館]]を守っていたが、[[天教山]]から[[日の出別]]がやって来て、[[木花姫命]]の御用が忙しいから天教山に帰れという命を与えた。八島別は日の出別と共に天教山に帰った(妻・敷妙姫はヒマラヤ山へ行った<ref>{{rm|35|16|浮島の花}}:女神の一人の歌「八島別神の命は天教の 山に登りて栄えましけり。敷妙の神の命の汝が母は 今'''ヒマラヤの山'''にましける。」</ref>)。その後は素尊が連れて来た活津彦根命(高国別)が(高山彦と名を変えて)火の国を治めている──ということが[[玉公]]([[火の国館]]の受付)のセリフの中で語られている<ref>{{rm|35|22|当違}}の章末:[[玉公]]のセリフ「此神館は二三年前まで、天教山より降りましたる天使八島別命様御夫婦がお守りになつて居りましたが、天教山より日の出別神様お越し遊ばし(以下省略)」</ref>。
== 似た名前の人物 ==
* [[八島主]]:[[斎苑の館]]の教主。[[五男神]]の第五男・熊野楠日命の別名。
* [[八島彦]]:
* [[八嶋彦]]:
{{デフォルトソート:やしまわけ}}
[[Category:霊界物語の人物]]