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松竹梅、月雪花、照彦は煙のように消えてしまった。このとき松竹梅、月雪花、照彦は煙のように消えてしまった。<ref>松竹梅(偽者)らが消えたことは{{rm|10|8|善悪不可解}}には書いていない。それ以降の章のセリフ中に書いてある。{{rm|10|12|山上瞰下}}:[[固虎]]のセリフ「それに就ても合点のゆかぬは、常世城の昨冬の不思議、今此処に御座る三人の宣伝使様と同じ名のついた宣伝使(注・松竹梅の宣伝使のこと)が、間の国から召捕られて常世城に入り、常世神王の大変なお気に入りであつた処、何時の間にやら煙の様になつて消えて了つたのです。そのとき私は門番をやつて居ましたが、照彦と言ふ三五教の宣伝使も召捕られて、これまた不思議や、煙となつて消えて了ひ」。{{rm|10|18|常世馬場}}:[[高彦]]のセリフ「オイ倉彦、去年の冬だつたかねえ、松、竹、梅の天女のやうな宣伝使がやつて来て(略)月、雪、花と云ふ途方途轍もない別嬪がやつて来て、(略)神王さまを始め、吾々迄が、この馬場だつたね、夜露に曝されて馬鹿を見たことがある。狐の声が、彼方にも此方にもコンコン、クワイクワイ聞えると思へば、駕籠に乗つて来た'''照彦も、六人の娘も煙になつて消えてしまふなり'''、怪体な事があつたものだ」</ref>
広国別
,→主なエピソード
[[中依別]]が[[照彦]](白狐が化けた偽者)を捕まえて帰城した。〔{{rm|10|5|狐々怪々}}〕
[[遠山別]]が月雪花の3人(白狐が化けた偽者)を捕まえて帰城した。中空より声がして、ふと気がつくと偽常世神王らは常世城の馬場で泥まみれになっていた。(狐に化かされた)〔が月雪花の3人(白狐が化けた偽者)を捕まえて帰城した。中空より声がして、ふと気がつくと偽常世神王らは常世城の馬場で泥まみれになっていた(狐に化かされた)。〔{{rm|10|8|善悪不可解}}〕
(それからおよそ一年後)