北清山(ほくしんざん)は、霊界物語の入蒙記に登場する山。洮南から催家店に向かう間にある。
入蒙記第15章「公爺府入」#に1回だけ出る。
「何十間とも知れぬ広い幅の大道を愉快さうに進んで行くと、茫漠たる大荒原の前方に当つて黒ずんだ一の山が見えた。之は北清山と云ふ、さうして此辺には半坪か一坪許りの神仏の館が、彼方此方に建つてゐる。之は蒙古人が信仰の表徴となつてゐるのだと云ふ。」