出口ゆり

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出口ゆり(でぐち ゆり)は、出口直の叔母。出口惣右衛門の娘。そよ(直の母)の妹。

文政5年(1822年)18歳のとき、親類の出口政五郎(二代目)・さよ夫婦の養女となる。

養父・政五郎の甥である出口政平と結婚する。

弘化3年(1846年)2月8日、政平が帰幽して未亡人となる。

16歳の菊造を養子にもらうが嘉永3年(1850年)に19歳で帰幽。[1]

その後、豊助(後に直と結婚)を養子にもらう。[2]

安政元年(1854年)8月[3]、井戸で投身自殺。50歳。

帰幽したゆりの怨念は周囲を脅えさせた。[4]


脚注

  1. 大本七十年史 上巻』43頁
  2. 大地の母 上巻』26頁
  3. 『教祖伝』では8月19日、菩提寺の過去帳では8月29日になっていると『いり豆の花』126頁に書かれている。
  4. 大地の母 上巻』200頁